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公開番号2025144940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024044874
出願日2024-03-21
発明の名称ミシン
出願人JUKI株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類D05B 71/00 20060101AFI20250926BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約【課題】ミシンにおいて潤滑油が不要な部位に付着することを抑制すること。
【解決手段】ミシンは、ミシンモータと、針板と、針板よりも下方に配置され、ミシンモータが発生する動力により回転する下シャフトと、下シャフトに固定され、下シャフトの回転運動を揺動運動に変換する変換部材と、変換部材の少なくとも一部を保持する保持部材と、変換部材と保持部材との間に潤滑油を供給する給油口と、変換部材の周囲の少なくとも一部に配置される第1カバーと、を備える。下シャフトの軸方向において、第1カバーの寸法は、下シャフトの寸法よりも小さい。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
ミシンモータと、
針板と、
前記針板よりも下方に配置され、前記ミシンモータが発生する動力により回転する下シャフトと、
前記下シャフトに固定され、前記下シャフトの回転運動を揺動運動に変換する変換部材と、
前記変換部材の少なくとも一部を保持する保持部材と、
前記変換部材と前記保持部材との間に潤滑油を供給する給油口と、
前記変換部材の周囲の少なくとも一部に配置される第1カバーと、を備え、
前記下シャフトの軸方向において、前記第1カバーの寸法は、前記下シャフトの寸法よりも小さい、
ミシン。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記下シャフトを回転可能に支持するベース部材を備え、
前記第1カバーは、前記ベース部材に固定される、
請求項1に記載のミシン。
【請求項3】
前記第1カバーは、前記変換部材の少なくとも一部を下方から覆う、
請求項1に記載のミシン。
【請求項4】
前記変換部材は、球面軸受を有し、
前記保持部材は、前記球面軸受の軸受面に対向するスライド面を有し、
前記球面軸受の中心は、前記下シャフトの中心軸からずれた位置に配置され、
前記給油口は、前記軸受面と前記スライド面との間に潤滑油を供給し、
前記第1カバーは、前記球面軸受を下方から覆う、
請求項3に記載のミシン。
【請求項5】
前記給油口は、前記球面軸受に設けられる、
請求項4に記載のミシン。
【請求項6】
縫製対象物に下糸を供給するルーパと、
前記ルーパが回動するように作動するルーパ駆動機構と、を備え、
前記ルーパ駆動機構は、前記保持部材を含む、
請求項4に記載のミシン。
【請求項7】
前記ルーパ駆動機構は、
コネクティングロッドと、
前記ルーパが固定され、連結部材を介して前記コネクティングロッドに連結されるルーパシャフトと、を有し、
前記コネクティングロッドは、
前記スライド面を有する下保持部と、
前記連結部材の球状部を保持する上保持部と、を有する、
請求項6に記載のミシン。
【請求項8】
前記第1カバーは、前記下シャフトの少なくとも一部が配置される凹部を有する、
請求項7に記載のミシン。
【請求項9】
前記変換部材は、前記球面軸受が接続され、前記下シャフトが挿入されるスリーブ部を有し、
前記スリーブ部の少なくとも一部が前記凹部に配置される、
請求項8に記載のミシン。
【請求項10】
前記下シャフトは、左右方向に延び、
第1カバーは、
前記下シャフトよりも前方に配置される前板部と、
前記下シャフトよりも後方に配置される後板部と、
前記前板部の左端部と前記後板部の左端部とに接続される左板部と、
前記前板部の右端部と前記後板部の右端部とに接続される右板部と、
前記前板部の下端部と前記後板部の下端部と前記左板部の下端部と前記右板部の下端部とに接続される底板部と、を有し、
前記凹部は、前記左板部及び前記右板部のそれぞれに設けられる、
請求項8に記載のミシン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、ミシンに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ミシンに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、オイルパンを有するミシンが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-121895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミシンにおいて潤滑油が必要な部位は限られている。オイルパンが大型化すると、潤滑油が不要な部位に潤滑油が付着する可能性がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、ミシンにおいて潤滑油が不要な部位に付着することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、ミシンを開示する。ミシンは、ミシンモータと、針板と、針板よりも下方に配置され、ミシンモータが発生する動力により回転する下シャフトと、下シャフトに固定され、下シャフトの回転運動を揺動運動に変換する変換部材と、変換部材の少なくとも一部を保持する保持部材と、変換部材と保持部材との間に潤滑油を供給する給油口と、変換部材の周囲の少なくとも一部に配置される第1カバーと、を備える。下シャフトの軸方向において、第1カバーの寸法は、下シャフトの寸法よりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、ミシンにおいて潤滑油が不要な部位に付着することが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係るミシンを示す左上後方からの斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上後方からの斜視図である。
図3は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上後方からの斜視図である。
図4は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す右上前方からの斜視図である。
図5は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上後方からの斜視図である。
図6は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す右上前方からの斜視図である。
図7は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上後方からの斜視図である。
図8は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す右上前方からの斜視図である。
図9は、第1実施形態に係るミシンの一部を右方から見た図である。
図10は、第1実施形態に係るミシンの一部を右方から見た図である。
図11は、第1実施形態に係るミシンの一部を後方から見た図である。
図12は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す断面図である。
図13は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上前方からの斜視図である。
図14は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上前方からの斜視断面図である。
図15は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す断面図である。
図16は、第1実施形態に係るミシンの一部を示す左上前方からの分解斜視図である。
図17は、第2実施形態に係る第1カバーを示す断面図である。
図18は、第3実施形態に係るミシンの一部を示す左上後方からの斜視図である。
図19は、第3実施形態に係るミシンの一部を示す右上前方からの斜視図である。
図20は、第3実施形態に係るミシンの一部を示す左上前方からの斜視図である。
図21は、第3実施形態に係るミシンの一部を示す左上前方からの分解斜視図である。
図22は、第3実施形態に係るミシンの一部を示す左上後方からの断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。所定面のX軸に平行な方向をX軸方向とする。X軸と直交する所定面のY軸に平行な方向をY軸方向とする。所定面と直交するZ軸に平行な方向をZ軸方向とする。また、X軸を中心とする回転方向又は傾斜方向をθX方向とする。Y軸を中心とする回転方向又は傾斜方向をθY方向とする。Z軸を中心とする回転方向又は傾斜方向をθZ方向とする。
【0010】
実施形態においては、所定面と水平面とが平行であることとする。X軸方向は、前後方向である。Y軸方向は、左右方向である。Z軸方向は、上下方向である。+X方向は、前方向であり、-X方向は、後方向である。+Y方向は、左方向であり、-Y方向は、右方向である。+Z方向は、上方向であり、-Z方向は、下方向である。なお、XY平面が水平面に対して傾斜してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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