TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025056831
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166320
出願日
2023-09-27
発明の名称
ミシン
出願人
JUKI株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
69/00 20060101AFI20250401BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】縫製の生産性の低下を抑制すること。
【解決手段】ミシンは、縫い針、送り歯、線状イメージセンサー、結像光学系及びコントローラーを備える。前記縫い針は、糸が通される穴を有し、下降することによって被縫製物に貫通し、上昇することによって前記被縫製物から抜ける。前記送り歯は、前記被縫製物の下において運動することによって前記被縫製物を後ろに送る。前記線状イメージセンサーは、前記縫い針の後方において前記被縫製物から上又は下に離れて配置される。前記結像光学系は、前記被縫製物と前記線状イメージセンサーの間に配置される。前記コントローラーは、前記縫い針の昇降中且つ前記送り歯の送り動作中に前記線状イメージセンサーに周期的な撮像動作を行わせ、前記線状イメージセンサーによって周期的に撮像された前記被縫製物及び前記縫い目の線状像に基づいて前記縫い目の正常性を判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
糸が通される穴を有し、下降することによって被縫製物に貫通し、上昇することによって前記被縫製物から抜ける縫い針と、
前記被縫製物の下において運動することによって前記被縫製物を後ろに送る送り歯と、
前記縫い針の後方において前記被縫製物から上又は下に離れて配置され、左右に延びる線状イメージセンサーと、
前記被縫製物と前記線状イメージセンサーの間に配置され、前記被縫製物及びそれに形成された縫い目の像を前記線状イメージセンサーに結像する結像光学系と、
前記縫い針の昇降中且つ前記送り歯の送り動作中に前記線状イメージセンサーに周期的な撮像動作を行わせ、前記線状イメージセンサーによって周期的に撮像された前記被縫製物及び前記縫い目の線状像に基づいて前記縫い目の正常性を判定するコントローラーと、
を備えるミシン。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記コントローラーが、前記線状イメージセンサーによって周期的に撮像された前記被縫製物及び前記縫い目の線状像を合成して面状像を生成し、その面状像に基づいて前記縫い目の正常性を判定する
請求項1に記載のミシン。
【請求項3】
前記線状イメージセンサーに沿って設けられ、前記被縫製物及び前記縫い目を照明する照明器
を更に備える請求項1又は2に記載のミシン。
【請求項4】
前記被縫製物を下から支持するベッド部を備え、
前記縫い針の後方において前記ベッド部に穴が形成され、
前記線状イメージセンサー、前記結像光学系及び前記照明器が前記穴に臨んで前記ベッド部の内側に配置されている
請求項3に記載のミシン。
【請求項5】
前記被縫製物を下から支持するベッド部を備え、
前記縫い針の後方において前記ベッド部に穴が形成され、
前記線状イメージセンサー及び前記結像光学系が前記穴に臨んで前記ベッド部の内側に配置されている
請求項1又は2に記載のミシン。
【請求項6】
前記穴に嵌め込まれた透明板を備える
請求項4に記載のミシン。
【請求項7】
前記コントローラーが、
前記面状像の背景を除去して前記縫い目の像を抽出する画像処理と、
前記画像処理により抽出された前記縫い目の像の特徴量を抽出する特徴量抽出処理と、
前記縫い目の像の特徴量と正常なサンプル像の特徴量を比較することによって前記縫い目の像がサンプル像に一致するか否かを判定する判定処理と、
を実行する
請求項2に記載のミシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示の技術は、ミシンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ミシンによって施された縫い目の異常を検出する縫い目検査装置を開示する。具体的には、縫い目検査装置の撮像装置が、布等の被縫製物を撮像装置によって撮像し、縫い目検査装置の処理装置が、撮像された画像に基づいて縫い目の異常を検出する。この撮像装置には、ローリングシャッター方式のエリアイメージセンサーが採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-154936公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術では、撮像装置によって撮像された被縫製物のブレが発生しないように、被縫製物の送り速度が低速である。特に、被縫製物の送りが間欠的であり、被縫製物の送りの間欠的な停止に同期して撮像装置によって撮像された画像が検査に利用される。そのため、特許文献1に開示の技術が用いられたのでは、縫製の生産性が低い。
そこで、本明細書で開示の技術は、縫製の生産性の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書はミシンを開示する。前記ミシンは、縫い針、送り歯、線状イメージセンサー、結像光学系及びコントローラーを備える。前記縫い針は、糸が通される穴を有し、下降することによって被縫製物に貫通し、上昇することによって前記被縫製物から抜ける。前記送り歯は、前記被縫製物の下において運動することによって前記被縫製物を後ろに送る。前記線状イメージセンサーは、前記縫い針の後方において前記被縫製物から上又は下に離れて配置され、左右に延びる。前記結像光学系は、前記被縫製物と前記線状イメージセンサーの間に配置され、前記被縫製物及びそれに形成された縫い目の像を前記線状イメージセンサーに結像する。前記コントローラーが、前記縫い針の昇降中且つ前記送り歯の送り動作中に前記線状イメージセンサーに周期的な撮像動作を行わせ、前記線状イメージセンサーによって周期的に撮像された前記被縫製物及び前記縫い目の線状像に基づいて前記縫い目の正常性を判定する。
【発明の効果】
【0006】
本明細書で開示の技術によれば、縫製の生産性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、ミシンを示す斜視図である。
図2は、ミシンのアーム部及びベッド部を左から見て示す図である。
図3は、線状イメージセンサー、結像光学系及び照明器を示す斜視図である。
図4は、ミシンの回路を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態の特徴及び技術的な効果は、以下の詳細な説明及び図面から理解される。ただし、本発明の範囲は、以下に開示された実施形態に限定されない。図面は例示のみのために提供されるため、本発明の範囲は図面の例示に限定されない。
【0009】
[1. ミシンの概要]
図1~図3には、互いに直交する高さ方向、奥行き方向及び幅方向を表す矢印が示されている。高さ方向は上下方向ともいい、奥行き方向は前後方向ともいい、幅方向は左右方向ともいう。高さ方向は必ずしも鉛直ではないが、ミシン1が水平面に載置された場合、高さ方向が鉛直方向になる。左及び右の向きは、ミシン1の正面から見て定められる。
【0010】
図1に示すように、ミシン1は縫い目を被縫製物99に施すミシンである。縫い目は環縫い系の縫い目と本縫い系の縫い目のどちらであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
JUKI株式会社
ミシン
今日
JUKI株式会社
ミシン
4日前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
4日前
JUKI株式会社
ミシン機構
1か月前
JUKI株式会社
縫製システム
6日前
JUKI株式会社
ミシン制御装置
6日前
JUKI株式会社
縁かがり縫いミシン
25日前
JUKI株式会社
ミシン及び縫製方法
1か月前
JUKI株式会社
部品実装装置及び部品実装方法
1か月前
JUKI株式会社
工業用ミシン及びユーザ認証方法
6日前
JUKI株式会社
縫製管理システム及び縫製管理方法
4日前
JUKI株式会社
縫製管理システム及び縫製管理方法
4日前
JUKI株式会社
縫製管理システム及び縫製管理方法
4日前
JUKI株式会社
縫製管理システム及び縫製管理方法
4日前
JUKI株式会社
3次元計測装置及び3次元計測方法
1か月前
JUKI株式会社
ベルトループ縫製装置及びベルトループ縫製方法
1か月前
JUKI株式会社
実装装置、電子デバイスの製造システム、実装方法、及び電子デバイスの製造方法
1か月前
JUKI株式会社
レーザ照射装置、電子デバイスの製造システム、レーザ照射方法、及び電子デバイスの製造方法
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
縁かがり縫いミシン
25日前
JUKI株式会社
ミシン
今日
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン
4日前
JUKI株式会社
ミシン
4日前
JUKI株式会社
ミシン
1か月前
JUKI株式会社
ミシン機構
1か月前
JUKI株式会社
縫製システム
6日前
KTX株式会社
ステッチ付き表皮の製造装置及び製造方法
25日前
JUKI株式会社
ミシン制御装置
6日前
JUKI株式会社
ミシン及び縫製方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る