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公開番号
2025080818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194104
出願日
2023-11-15
発明の名称
部品吸着ノズル及びノズル収納装置
出願人
JUKI株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20250520BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】大型部品に対応する部品吸着ノズルと汎用性の高いノズル収納装置とを提供すること。
【解決手段】部品吸着ノズルは、実装装置に搭載される実装ヘッドにシャフトを介して取り付けられ、前記シャフトの内部に形成されたシャフト流路と一端が連通する第一流路が内部に形成される本体部と、前記本体部に取り付けられ、一端が前記第一流路に連通し、他端に向かって複数の流路に分岐する第二流路が内部に形成される分岐部と、前記分岐部に取り付けられ、前記実装ヘッドから前記シャフト流路、前記第一流路、及び前記第二流路を介して供給される真空圧により電子部品を吸着する開口を有する複数の吸着部と、を備え、前記分岐部は、前記本体部の下方に位置し、水平な一方向に延びる第一梁状部と、前記第一梁状部に接続し、前記第一梁状部の長手方向に直交する水平な交差方向に延びる第二梁状部と、を含み、前記吸着部のうち少なくとも2つは、前記第二梁状部の前記交差方向に互いにずれた位置に取り付けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
実装装置に搭載される実装ヘッドにシャフトを介して取り付けられ、前記シャフトの内部に形成されたシャフト流路と一端が連通する第一流路が内部に形成される本体部と、
前記本体部に取り付けられ、一端が前記第一流路に連通し、他端に向かって複数の流路に分岐する第二流路が内部に形成される分岐部と、
前記分岐部に取り付けられ、前記実装ヘッドから前記シャフト流路、前記第一流路、及び前記第二流路を介して供給される真空圧により電子部品を吸着する開口を有する複数の吸着部と、
を備え、
前記分岐部は、
前記本体部の下方に位置し、水平な一方向に延びる第一梁状部と、
前記第一梁状部に接続し、前記第一梁状部の長手方向に直交する水平な交差方向に延びる第二梁状部と、
を含み、
前記吸着部のうち少なくとも2つは、
前記第二梁状部の前記交差方向に互いにずれた位置に取り付けられる、
部品吸着ノズル。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記第二梁状部は、
長手方向の中心部の側面で前記第一梁状部の長手方向の両端部とそれぞれ接続する一対の第二梁状部を含む、
請求項1に記載の部品吸着ノズル。
【請求項3】
前記吸着部は、
前記第二梁状部の長手方向に沿って複数配置される、
請求項1に記載の部品吸着ノズル。
【請求項4】
前記分岐部は、
前記本体部に対して鉛直方向に昇降可能かつ下方に付勢されるように取り付けられる、
請求項1に記載の部品吸着ノズル。
【請求項5】
前記本体部は、
前記シャフトに装着される部分より下方の位置において、水平方向外側に向かって鍔状に突出する被支持鍔部を含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の部品吸着ノズル。
【請求項6】
請求項5に記載の部品吸着ノズルの前記第一梁状部及び前記第二梁状部が上方から収納可能な収納穴を有し、
前記収納穴の縁で前記被支持鍔部を下面側から支持する、
ノズル収納装置。
【請求項7】
前記収納穴は、
前記第一梁状部が収納される幅狭部と、
前記第二梁状部が収納される幅広部と、
を含み、
前記幅狭部の両側の上面である支持部で前記被支持鍔部を下面側から支持する、
請求項6に記載のノズル収納装置。
【請求項8】
前記収納穴が形成される基部と、
前記部品吸着ノズルが鉛直方向に挿通可能な挿通穴を有し、前記基部の上面側に設けられ、前記基部に対して水平な方向に摺動可能な蓋部と、
を備え、
前記蓋部が所定の開放位置にある場合、前記基部の前記収納穴の直上に前記蓋部の前記挿通穴が位置するとともに前記挿通穴から前記縁が露出し、前記部品吸着ノズルが前記挿通穴を通過して前記収納穴に収納可能であり、
前記蓋部が前記開放位置から水平方向に移動した所定の閉塞位置にある場合、前記収納穴に収納された前記部品吸着ノズルの少なくとも一部を前記蓋部が上方から覆う、
請求項6に記載のノズル収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、部品吸着ノズル及びノズル収納装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電子デバイスの製造工程において電子部品を基板に実装する実装装置が使用される。実装装置では、電子部品を保持するノズルを有する実装ヘッドがステージ上に支持された基板に対して相対的に移動して、ノズルの先端で吸着した電子部品を、基板の所定の実装位置まで搬送して実装する。電子部品が大型である場合、既存のノズルでは吸着面積が足りず吸着保持が困難である場合がある。これに対応して、例えば、特許文献1には、各々異なるサイズや種類の電子部品の実装に使用される複数種類のノズルを有する実装装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-188217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、実装装置には、実装ヘッドにノズルを自動制御で着脱するため、複数のノズルが収納される収納装置(Auto Tool Changer;ATC)が搭載される。大型の電子部品の実装に使用するための専用ノズルには、これに対応した専用の収納装置が用意されるが、既存の標準ノズルを収納できず汎用性に乏しいという課題があった。
【0005】
本明細書で開示する技術は、大型部品に対応する部品吸着ノズルと汎用性の高いノズル収納装置とを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、部品吸着ノズルを開示する。部品吸着ノズルは、実装装置に搭載される実装ヘッドにシャフトを介して取り付けられ、前記シャフトの内部に形成されたシャフト流路と一端が連通する第一流路が内部に形成される本体部と、前記本体部に取り付けられ、一端が前記第一流路に連通し、他端に向かって複数の流路に分岐する第二流路が内部に形成される分岐部と、前記分岐部に取り付けられ、前記実装ヘッドから前記シャフト流路、前記第一流路、及び前記第二流路を介して供給される真空圧により電子部品を吸着する開口を有する複数の吸着部と、を備え、前記分岐部は、前記本体部の下方に位置し、水平な一方向に延びる第一梁状部と、前記第一梁状部に接続し、前記第一梁状部の長手方向に直交する水平な交差方向に延びる第二梁状部と、を含み、前記吸着部のうち少なくとも2つは、前記第二梁状部の前記交差方向に互いにずれた位置に取り付けられる。
【0007】
また、本明細書は、ノズル収納装置を開示する。ノズル収納装置は、前記本体部が前記シャフトに装着される部分より下方の位置において、水平方向外側に向かって鍔状に突出する被支持鍔部を含む前記部品吸着ノズルの、前記第一梁状部及び前記第二梁状部が上方から収納可能な収納穴を有し、前記収納穴の縁で前記被支持鍔部を下面側から支持する。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示する技術によれば、大型部品に対応する部品吸着ノズルと汎用性の高いノズル収納装置とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る部品吸着ノズル及びノズル収納装置が搭載される実装装置の概略構成を模式的に示す平面図である。
図2は、実施形態に係る部品吸着ノズルを示す斜視図である。
図3は、実施形態に係る部品吸着ノズルを示す底面図である。
図4は、図3に示すA-A断面図である。
図5は、実施形態に係るノズル収納装置を示す平面図である。
図6は、部品吸着ノズルが収納された状態のノズル収納装置を示す平面図である。
図7は、部品吸着ノズルが収納された状態のノズル収納装置を示す平面図である。
図8は、比較例に係る標準サイズの部品吸着ノズルを示す側面図である。
図9は、標準サイズの部品吸着ノズルが収納された状態のノズル収納装置を示す平面図である。
図10は、第一変形例に係る部品吸着ノズルを示す底面図である。
図11は、第二変形例に係る部品吸着ノズルを示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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