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公開番号
2025073545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184448
出願日
2023-10-27
発明の名称
工業用ミシン及びユーザ認証方法
出願人
JUKI株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約
【課題】工業用ミシンの権限管理に生体認証を容易に導入すること。
【解決手段】工業用ミシンは、縫製対象物に対する縫製を行う本体部と、通信端末から、生体認証処理の認証結果データを受信する通信部と、認証結果データとアカウントとを対応付けた登録データを記憶する記憶部と、アカウントに応じた権限管理を行う制御部と、を備える。制御部は、通信端末から受信した認証結果データを登録データに照合することにより、受信した認証結果データに対応するアカウントの認証処理を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
縫製対象物に対する縫製を行う本体部と、
通信端末から、生体認証処理の認証結果データを受信する通信部と、
前記認証結果データとアカウントとを対応付けた登録データを記憶する記憶部と、
前記アカウントに応じた権限管理を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記通信端末から受信した前記認証結果データを前記登録データに照合することにより、受信した前記認証結果データに対応する前記アカウントの認証処理を行う、
工業用ミシン。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記認証結果データは、生体認証に用いられる生体情報を含まず、生体認証処理によって認証されたユーザの識別情報を含む、
請求項1に記載の工業用ミシン。
【請求項3】
前記登録データは、前記制御部および前記本体部に対する設定権限を有する管理者アカウントと、前記設定権限が制限されたオペレータアカウントと、を含む、
請求項1に記載の工業用ミシン。
【請求項4】
前記制御部は、前記管理者アカウントの認証を行った場合、前記通信部を介して、前記登録データの編集処理を受け付ける、
請求項3に記載の工業用ミシン。
【請求項5】
前記登録データは、前記本体部の設定情報を含み、
前記制御部は、前記アカウントの認証を行った場合、前記認証結果データに対応した前記設定情報を、前記本体部に設定する処理を行う、
請求項1から4のいずれか1項に記載の工業用ミシン。
【請求項6】
工業用ミシンに対するユーザの認証方法であって、
通信端末から、生体認証処理の認証結果データを受信するステップと、
受信した前記認証結果データを、前記認証結果データとアカウントとを対応付けた登録データと照合するステップと、
前記登録データのうち、受信した前記認証結果データに対応する前記アカウントの認証処理を行うステップと、
認証した前記アカウントに応じた権限管理を行うステップと、を備える、
ユーザ認証方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、工業用ミシン及びユーザ認証方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
各種の動作パラメータを設定可能な工業用ミシンが知られている。特許文献1には、複数のパラメータのうち、設定変更させたいパラメータの群を一括で変更できるミシン制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-272345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミシンのパラメータ変更は、縫製品質に影響があるため、一般のオペレータが変更できないよう権限管理が行われる。権限管理には、一般に、パスワードによる認証方式が用いられる。より安全で簡単な認証方式として、生体認証がある。生体認証は、顔、指紋、音声(声紋)、目(虹彩など)などの人間の固有の身体的特徴の情報(生体情報)を認証用テンプレートデータとして用いる認証方式である。
【0005】
しかし、生体認証で用いる生体情報は、任意に選択可能なパスワードと異なり、変更が困難で、特定個人を示す個人情報にも相当するため、慎重な取り扱いが必要である。そのため、権限管理に生体認証を利用する場合、ミシンに生体情報を登録する必要が生じ、生体情報の取り扱いに課題が生じる。
【0006】
本明細書で開示する技術は、工業用ミシンの権限管理に生体認証を容易に導入することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に従えば、縫製対象物に対する縫製を行う本体部と、通信端末から、生体認証処理の認証結果データを受信する通信部と、前記認証結果データとアカウントとを対応付けた登録データを記憶する記憶部と、前記アカウントに応じた権限管理を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信端末から受信した前記認証結果データを前記登録データに照合することにより、受信した前記認証結果データに対応する前記アカウントの認証処理を行う、工業用ミシンが提供される。
【0008】
本発明の第2の態様に従えば、工業用ミシンに対するユーザの認証方法であって、通信端末から、生体認証処理の認証結果データを受信するステップと、受信した前記認証結果データを、前記認証結果データとアカウントとを対応付けた登録データと照合するステップと、前記登録データのうち、受信した前記認証結果データに対応する前記アカウントの認証処理を行うステップと、認証した前記アカウントに応じた権限管理を行うステップと、を備える、ユーザ認証方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の態様によれば、工業用ミシンの権限管理に生体認証を容易に導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る工業用ミシンが設置される縫製工場を模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る工業用ミシン及び情報端末を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る認証結果データ及び登録データを示す模式図である。
図4は、実施形態に係るアカウントを示す説明図である。
図5は、実施形態に係る工業用ミシンの動作を示すフローチャートである。
図6は、実施形態に係るログイン画面を示す図である。
図7は、他の実施形態に係る工業用ミシンが設置される縫製工場を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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