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公開番号
2025087240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201756
出願日
2023-11-29
発明の名称
編み紐付きパーツ、紐編み補助装置、及び紐編み補助方法
出願人
JUKI株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A43D
100/10 20060101AFI20250603BHJP(履物)
要約
【課題】縫製対象物に紐を容易に取り付けること。
【解決手段】編み紐付きパーツは、左右方向の外側が開放され内側に底部を有する切り欠であって紐が引っ掛けられる一対以上の紐掛け部と、前記紐掛け部の前方側及び後方側に隣接する位置において左右方向の外側に突出する凸部であって前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐の前後方向への移動を規制する二対以上の突起部と、左側の前記紐掛け部及び前記突起部と右側の前記紐掛け部及び前記突起部との間の少なくとも上端で開放して形成される開口部と、を有する紐受けパーツと、複数の前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐と、を有し、前記紐が前記紐掛け部から脱落しないように縫製対象物に対して縫製により取り付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
左右方向の外側が開放され内側に底部を有する切り欠であって紐が引っ掛けられる一対以上の紐掛け部と、
前記紐掛け部の前方側及び後方側に隣接する位置において左右方向の外側に突出する凸部であって前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐の前後方向への移動を規制する二対以上の突起部と、
左側の前記紐掛け部及び前記突起部と右側の前記紐掛け部及び前記突起部との間の少なくとも上端で開放して形成される開口部と、
を有する紐受けパーツと、
複数の前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐と、
を有し、
前記紐が前記紐掛け部から脱落しないように縫製対象物に対して縫製により取り付けられる、
編み紐付きパーツ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
左右方向の外側が開放され内側に底部を有する切り欠であって紐が引っ掛けられる一対以上の紐掛け部と、
前記紐掛け部の前方側及び後方側に隣接する位置において左右方向の外側に突出する凸部であって前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐の前後方向への移動を規制する二対以上の突起部と、
左側の前記紐掛け部及び前記突起部と右側の前記紐掛け部及び前記突起部との間の少なくとも上端で開放して形成される開口部と、
を有する紐受けパーツの前後方向が垂直姿勢となるように支持する支持治具と、
前記支持治具と相対的に移動可能であって前記紐の両端をそれぞれ保持する一対の紐保持治具と、
を備える、
紐編み補助装置。
【請求項3】
前記支持治具は、
基台と、
前記基台から立設し、左側の前記突起部が左方突出した状態で左側の前記紐掛け部及び前記突起部を支持する第1支柱部と、
前記第1支柱部の右方に離隔した位置において前記基台から立設し、右側の前記突起部を右方突出した状態で右側の前記紐掛け部及び前記突起部を支持する第2支柱部と、
を有する、
請求項2に記載の紐編み補助装置。
【請求項4】
前記支持治具を、前記第1支柱部と前記第2支柱部とが並ぶ方向に直交しかつ前記第1支柱部及び前記第2支柱部が延在する方向に直交する方向に平行な軸回りに回転させるための回転軸部材を有する、
請求項3に記載の紐編み補助装置。
【請求項5】
前記第1支柱部に対して着脱自在に取り付けられ、紐状の前記紐受けパーツによって前記紐掛け部と前記突起部とが鋸歯状に形成されるように支持する第1補助治具と、
前記第2支柱部に対して着脱自在に取り付けられ、紐状の前記紐受けパーツによって前記紐掛け部と前記突起部とが鋸歯状に形成されるように支持する第2補助治具と、
を有する、
請求項3に記載の紐編み補助装置。
【請求項6】
前記紐保持治具は、
前記紐が通過し、前記紐の長手方向への移動を許容するとともに長手方向回りの回転を阻害する平穴を有する筒形状の姿勢調整部を含む、
請求項2に記載の紐編み補助装置。
【請求項7】
前記紐保持治具は、
前記紐を保持する位置を調整する繰り出し量調整部を含む、
請求項2に記載の紐編み補助装置。
【請求項8】
前記繰り出し量調整部は、前記紐が通過し、前記紐の中央側から端部側に向かう気流を形成する送風機を含む筒形状である、
請求項7に記載の紐編み補助装置。
【請求項9】
請求項1に記載の編み紐付きパーツを作成することと、
前記紐が前記紐掛け部から脱落しないように前記編み紐付きパーツを縫製対象物に対して縫製により取り付けることと、
によって、前記縫製対象物に前記紐を編み付ける、
紐編み補助方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、編み紐付きパーツ、紐編み補助装置、及び紐編み補助方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
靴の製造工程において、装飾パーツを縫い付けるための電子サイクルミシンや、各パーツを立体状に縫い合わせる本縫い用ミシン等の様々なミシンが使用されている。(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-090906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、靴紐の取り付けは依然手作業で行われており、作業者の人員や工数、コスト面の負担があった。また、従来の工程では、アッパーの表面を全て縫い終わってから紐通し穴をあけ、紐を一方の面側から通し、他方の面側から引き抜く作業が1つ1つの紐通し穴に対して発生するため、非常に煩雑であった。
【0005】
本発明は、縫製対象物に紐を容易に取り付けることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に従えば、左右方向の外側が開放され内側に底部を有する切り欠であって紐が引っ掛けられる一対以上の紐掛け部と、前記紐掛け部の前方側及び後方側に隣接する位置において左右方向の外側に突出する凸部であって前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐の前後方向への移動を規制する二対以上の突起部と、左側の前記紐掛け部及び前記突起部と右側の前記紐掛け部及び前記突起部との間の少なくとも上端で開放して形成される開口部と、を有する紐受けパーツと、複数の前記紐掛け部に引っ掛けられた前記紐と、を有し、前記紐が前記紐掛け部から脱落しないように縫製対象物に対して縫製により取り付けられる、編み紐付きパーツが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の態様によれば、縫製対象物に紐を容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る紐アセンブリの一例を示す図である。
図2は、本実施形態に係る紐受けパーツの一例を示す図である。
図3は、本実施形態に係る縫製対象物の一例を示す図である。
図4は、本実施形態に係る紐アセンブリを縫製対象物に縫い付けた状態の図である。
図5は、本実施形態に係る紐編み補助装置の一例を示す斜視図である。
図6は、本実施形態に係る支持治具の一例を示す斜視図である。
図7は、本実施形態に係る紐編み補助方法を示すフローチャートである。
図8は、本実施形態に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
図9は、本実施形態に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
図10は、本実施形態に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
図11は、本実施形態に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
図12は、本実施形態に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
図13は、本実施形態に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
図14は、本実施形態に係る紐アセンブリの作成方法の一例を示すフローチャートである。
図15は、本実施形態に係る紐アセンブリの作成方法を説明するための図である。
図16は、本実施形態に係る紐アセンブリの作成方法を説明するための図である。
図17は、本実施形態に係る紐アセンブリの作成方法を説明するための図である。
図18は、本実施形態に係る紐アセンブリの作成方法を説明するための図である。
図19は、第1変形例に係る紐受けパーツの一例を示す分解図である。
図20は、第1変形例に係る紐受けパーツの一例を示す組立図である。
図21は、第1変形例に係る紐アセンブリを縫製対象物に縫い付けた状態の図である。
図22は、第2変形例に係る紐アセンブリを縫製対象物に縫い付けた状態の図である。
図23は、第3変形例に係る紐アセンブリを縫製対象物に縫い付けた状態の図である。
図24は、第4変形例に係る支持治具の一例を示す正面図である。
図25は、第4変形例に係る紐編み補助方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[実施形態]
<紐アセンブリ>
図1は、本実施形態に係る紐アセンブリ1の一例を示す図である。図2は、本実施形態に係る紐受けパーツ10の一例を示す図である。紐アセンブリ1は、紐受けパーツ10と、紐受けパーツ10に掛け回され編み付けられた紐Sとを有する。紐アセンブリ1は、靴の履き口から前方に延びる切り込み部、上衣の襟刳りに形成された切り込み部、コルセットの合わせ部等、編み付けられた紐Sの締め付け具合を調整することで寸法が調整される開口に取り付けられることが想定される。
(【0011】以降は省略されています)
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