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公開番号
2025090489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2024038508
出願日
2024-03-12
発明の名称
大気造水システム
出願人
福建宏泰智能工業互聯網有限公司
,
Kingtronics Smart Industrial Interconnection Networking (Fujian) Co.,Ltd.
,
厦門宏泰智能制造有限公司
,
Kingtronics Smart Industrial (Xiamen) Co., Ltd.
代理人
TRY国際弁理士法人
,
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
E03B
3/28 20060101AFI20250610BHJP(上水;下水)
要約
【課題】ノイズが低く、エネルギーを十分かつ効率的に利用することができ、エネルギー消費量を低減させ、実用性を向上させる、大気造水システムを提供する。
【解決手段】大気造水装置と制御装置とを含み、制御装置は、大気造水システムの作動を制御するものであり、大気造水装置は、造水蒸発器101、凝縮器、圧縮機103、ファン104及びノイズ低減装置105を含み、凝縮器が造水蒸発器101に接続され、圧縮機103が造水蒸発器101及び凝縮器に接続されることにより、冷媒を循環冷却させて供給し、ノイズ低減装置105はファン104と圧縮機103との間に設けられ、ファン104が凝縮器と圧縮機103との間に設けられることからなり、外部からの空気が造水蒸発器101を経て、水及び冷風が生成され、冷風は凝縮器を冷却した後、ノイズ低減装置105に吹き込まれてノイズが低減される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
大気造水システムであって、
大気造水装置と、制御装置と、を含み、
前記制御装置は、前記大気造水システムの作動を制御するものであり、
前記大気造水装置は、造水蒸発器、凝縮器、圧縮機、ファン、及びノイズ低減装置を含み、前記凝縮器が前記造水蒸発器に接続され、前記圧縮機が前記造水蒸発器及び前記凝縮器に接続されることにより、冷媒を循環冷却させて供給し、前記ノイズ低減装置は、前記ファンと前記圧縮機との間に設けられ、前記ファンが前記凝縮器と前記圧縮機との間に設けられることにより、外部からの空気が前記造水蒸発器を経て、水及び冷風が生成され、冷風は、前記凝縮器を冷却した後、前記ノイズ低減装置に吹き込まれてノイズが低減され、残りの冷風は、さらに前記圧縮機及び前記制御装置の発熱部材に吹き付けられて降温、放熱を行う、ことを特徴とする大気造水システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ノイズ低減装置は、前記ファンの吹き出し口に設けられ、その頂部と底部を貫通している複数の送風通路を備える三次元網目構造を有するように配置された複数枚の吸音綿を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の大気造水システム。
【請求項3】
前記送風通路の内側壁には、複数の導流溝が周方向に間隔を開けて配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載の大気造水システム。
【請求項4】
水冷却装置をさらに含み、
前記水冷却装置は、貯水タンク、冷水ポンプ、直接冷却管、冷水循環弁、及び冷水出口弁を有し、前記直接冷却管の内側管は前記凝縮器及び前記圧縮機に連通し、冷媒を循環冷却させて供給し、前記直接冷却管の外側管は前記貯水タンク、前記冷水ポンプ、前記冷水循環弁、及び前記冷水出口弁に連通し、冷水は、前記冷水ポンプにより駆動されて、前記冷水循環弁を通って循環して前記冷水ポンプに還流し、冷水の吐出が必要となる場合、冷水は前記冷水出口弁から吐出される、ことを特徴とする請求項1に記載の大気造水システム。
【請求項5】
前記貯水タンクは、大気造水システムの収納室内に引き出し可能に設けられ、前記貯水タンクの給水口及び吐水口に第1クイックコネクタが設けられている、ことを特徴とする請求項4に記載の大気造水システム。
【請求項6】
水加熱装置をさらに含み、
前記水加熱装置は、温水タンク、温水ポンプ、直接加熱器、温水出口弁、及び温水循環弁を含み、前記温水タンクは前記貯水タンクに連通し、前記直接加熱器は前記温水タンク、前記温水循環弁、及び前記温水出口弁に連通し、温水は、前記温水ポンプにより駆動されて、前記温水循環弁を通って循環して前記温水タンクに還流し、温水の吐出が必要となる場合、温水は前記温水出口弁から吐出される、ことを特徴とする請求項4に記載の大気造水システム。
【請求項7】
集水装置をさらに含み、前記集水装置は、集水トレイ、水濾過網、及び集水タンクを有し、
前記集水タンクは、天面に集水タンク給水口が設けられ、底部に近い位置に集水タンク吐水口及び集水タンク排水口が設けられ、前記集水タンク吐水口は、前記集水タンク排水口から離間しており、かつ、前記集水タンクの底面よりも高くなるように前記集水タンク排水口の上方に位置し、
前記水濾過網は、前記集水タンク給水口に取り外し可能に設けられ、
前記集水トレイは、造水蒸発器による水を収集するために前記造水蒸発器と前記集水タンクとの間に設けられ、前記集水トレイの底部には、収集した水が前記水濾過網に流れて前記集水タンクに入るための集水トレイ吐水口が設けられている、ことを特徴とする請求項4に記載の大気造水システム。
【請求項8】
水浄化装置をさらに含み、前記水浄化装置は、組合せフィルタと滅菌消毒器とを有し、前記組合せフィルタは、前記集水タンクと前記貯水タンクとを連通させる水通路、及び、前記貯水タンクと前記直接冷却管とを連通させる水通路に設けられ、水を濾過し、前記滅菌消毒器は、前記貯水タンクと前記冷水ポンプとを連通させる水通路に設けられ、水を滅菌して消毒する、ことを特徴とする請求項7に記載の大気造水システム。
【請求項9】
前記滅菌消毒器は、容器筐体、紫外線ランプ、及びオゾン発生器を含み、前記容器筐体は、前記容器筐体が揺動して直立状態と傾斜状態との間で切り替え可能であるように、ヒンジによって大気造水システムの収納室内に取り付けられ、前記容器筐体の給水口は前記貯水タンクに接続され、前記容器筐体の吐水口は前記組合せフィルタに接続され、前記紫外線ランプは、前記容器筐体内に取り外し可能に挿入されて、前記容器筐体内の水を滅菌処理し、前記オゾン発生器は、前記容器筐体に連通してオゾンを前記容器筐体内に注入し、水を消毒処理する、ことを特徴とする請求項8に記載の大気造水システム。
【請求項10】
前記組合せフィルタにはフィルタケースが設けられ、前記フィルタケース内に複数種のフィルタエレメントが収納されており、前記フィルタケースは、大気造水システムの収納室内に引き出し可能に設けられ、前記フィルタエレメントの給水口及び吐水口には第2クイックコネクタが設けられている、ことを特徴とする請求項8に記載の大気造水システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、大気造水の技術分野に関し、特に大気造水システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
大気造水機は、圧縮機による冷媒の圧縮、凝縮、蒸発の冷凍原理に基づいて、液体冷媒を蒸発器のチューブでガス化するように相変化させ、熱を吸収し、空気中の水蒸気を凝縮させて水にし、そして水を回収して大気造水機の水源とするものである。
【0003】
大気造水機は、内部にファンや凝縮器などの部品が組み込まれているため、作動時に大きなノイズが発生してしまう。関連技術では、例えば、中国実用新案CN 210887419 Uには、造水機本体の頂部と底部の両方に遮音板を配置することで、造水機本体の稼働時のノイズを十分に吸収できる、低ノイズ作動型大気造水機が提案されている。しかし、この提案は、ノイズの低減という課題のみに着目しており、内部エネルギーを十分に活用できておらず、エネルギー消費量が多く、実用性を向上させる必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の技術における技術的課題の1つを少なくともある程度解決することを目的とする。そのため、本発明の1つの目的は、ノイズが低く、エネルギーを十分かつ効率的に利用することができ、エネルギー消費量を低減させ、実用性を向上させる、大気造水システムを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成させるために、本発明の実施例は、
大気造水システムであって、
大気造水装置と、制御装置と、を含み、
前記制御装置は、前記大気造水システムの作動を制御するものであり、
前記大気造水装置は、造水蒸発器、凝縮器、圧縮機、ファン、及びノイズ低減装置を含み、前記凝縮器が前記造水蒸発器に接続され、前記圧縮機が前記造水蒸発器及び前記凝縮器に接続されることにより、冷媒を循環冷却させて供給し、前記ノイズ低減装置は、前記ファンと前記圧縮機との間に設けられ、前記ファンが前記凝縮器と前記圧縮機との間に設けられることにより、外部からの空気が前記造水蒸発器を経て、水及び冷風が生成され、冷風は、前記凝縮器を冷却した後、前記ノイズ低減装置に吹き込まれてノイズが低減され、残りの冷風は、さらに前記圧縮機及び前記制御装置の発熱部材に吹き付けられて降温、放熱を行う、大気造水システムを提案する。
【0006】
本発明の実施例の大気造水システムによれば、ファンの作用により、造水蒸発器で外部の空気から水が作られ、それと同時に、冷風が生成され、冷風は凝縮器を冷却した後、ノイズ低減装置でノイズが低減され、残りの冷風は圧縮機及び制御装置の発熱部材(例えば、制御基板の放熱器)に吹き付けられて降温させ、このように、ノイズ低減装置を利用して大気造水システム内で生じたノイズを低減させることができ、また、冷風を大気造水システム内の凝縮器、圧縮機、放熱器などの発熱部材の降温に利用し、それにより、ノイズを低減させるとともに、残りの冷却空気によって熱を放散することができ、エネルギーの利用効率を高め、大気造水の実用性を向上させる。
【0007】
また、本発明の上記の実施例で提案されている大気造水システムによれば、下記付加的な技術的特徴を有してもよい。
【0008】
任意選択で、前記ノイズ低減装置は、前記ファンの吹き出し口に設けられ、その頂部と底部を貫通している複数の送風通路を備える三次元網目構造を有するように配置された複数枚の吸音綿を含む。それにより、ノイズ低減装置は、吸音材料を用いて、空気が流通する少なくとも1つの送風通路の形態に設計され、風力に悪影響を与えずに、最適なノイズ低減効果を得ることができる。さらに、前記送風通路の内側壁には、複数の導流溝が周方向に間隔を開けて配置されている。このように、風力に悪影響を与えずに、最適なノイズ低減効果を得ることができ、当該ノイズ低減装置による残りの冷却空気の輸送への影響を回避する。
【0009】
任意選択で、集水装置をさらに含み、前記集水装置は、集水トレイ、水濾過網、及び集水タンクを有し、
前記集水タンクとしては、長方形の容器を用い、集水タンク吐水口が集水タンクの底部よりも数センチメートル高く、これにより、集水タンクの底部には、数センチメートルほどの水が残されており、沈殿物を保持し、
前記集水タンクには、着脱しやすい水濾過網が設けられ、
前記集水トレイは、造水蒸発器と集水タンクとの間に設けられ、造水蒸発器による水を収集し、集水トレイは、漏斗形であり、底部に集水トレイ吐水口が設けられ、水が集水トレイ吐水口から前記水濾過網に流れて、濾過される後、前記集水タンクに流れ、
前記水濾過網は、集水トレイと集水タンクとの間に設けられ、収集された水を濾過し、前記水濾過網は、迅速に交換可能な構造として構成され、迅速な交換が容易になる。
【0010】
任意選択で、水冷却装置をさらに含み、前記水冷却装置は、貯水タンク、冷水ポンプ、直接冷却管、冷水循環弁、及び冷水出口弁を有し、
前記直接冷却管としては、複数の管を接続した、内側管(瞬間冷却蒸発管)と外側管(水容器)とを含む構造を有するものが採用され、水を迅速に冷却する機能を果たし、
前記直接冷却管は、前記貯水タンク出口弁と、前記冷水ポンプ、前記冷水出口弁、前記冷水循環弁との間に設けられる。エネルギー消費量を節約するために、冷水の吐出が必要となる場合、前記直接冷却管は作動し、前記貯水タンク内の水が、前記冷水ポンプにより駆動されて、前記貯水タンク出口弁を通って直接冷却管に流れ、直接冷却管によって水温を所望の温度(例えば3~4℃)に迅速に下げる。
(【0011】以降は省略されています)
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