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公開番号
2025090319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205492
出願日
2023-12-05
発明の名称
給電制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
10/26 20060101AFI20250610BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリの蓄電割合を所定範囲内に管理しつつ、より多くの電力を車外の装置に供給する。
【解決手段】外部給電を実行している場合において、モータ走行に用いるバッテリの容量に対する蓄電容量のうちモータ走行に用いる容量の割合であるモータ走行用割合が値0より大きい所定割合を超えているとき、または、蓄電割合が所定範囲の下限値未満のときには、表示割合をモータ走行用割合に設定して車外の装置に送信し、モータ走行用割合が所定割合以下であり、且つ、蓄電割合が下限値以上のときには、表示割合を値0より大きい値に設定して車外の装置に送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用のエンジンと、走行用のモータと、前記モータと電力をやりとりするバッテリと、少なくとも前記バッテリからの電力を車外の装置へ供給する外部給電を実行する給電装置と、を有し、前記バッテリの全容量に対する前記蓄電されている蓄電容量の割合である蓄電割合を所定範囲内に管理すると共に、前記蓄電割合が前記所定範囲内の閾値以上のときには前記エンジンを運転停止して前記モータからの動力で走行するモータ走行で走行し、前記蓄電割合が前記閾値未満のときには前記エンジンの運転を伴って走行するハイブリッド走行で走行し、前記外部給電を実行しているときに給電停止信号を受信したときは前記外部給電を停止するハイブリッド車と、
情報を表示する表示装置を有し、前記蓄電割合に基づく表示割合を前記表示装置に表示すると共に、前記表示割合が値0以下のときに前記給電停止信号を前記ハイブリッド車に送信する車外の前記装置と、
を備える給電システムの前記ハイブリッド車に用いられる給電制御装置であって、
前記外部給電を実行している場合において、前記モータ走行に用いる前記バッテリの容量に対する前記蓄電容量のうち前記モータ走行に用いる容量の割合であるモータ走行用割合が値0より大きい所定割合を超えているとき、または、前記蓄電割合が前記所定範囲の下限値未満のときには、前記表示割合を前記モータ走行用割合に設定して車外の前記装置に送信し、前記モータ走行用割合が前記所定割合以下であり、且つ、前記蓄電割合が前記下限値以上のときには、前記表示割合を値0より大きい値に設定して車外の前記装置に送信する
給電制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、給電制御装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の給電制御装置としては、走行用のエンジンと、走行用のモータと、モータと電力をやりとりするバッテリと、を備え、車外の装置に電力を供給する外部給電が可能なハイブリッド車に用いられるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、外部給電を実施するときには、ハイブリッド車にバッテリの蓄電割合(充電率)を表示することで、外部給電時の利便性を向上させるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-42367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の給電制御装置では、車外の装置からの給電停止信号を受信したときに、外部給電を停止することがある。この場合、給電停止信号を受信するまでに、蓄電割合を所定範囲内に管理しつつ、より多くの電力を車外の装置に供給することが重要な課題として認識されている。
【0005】
本開示の給電制御装置は、バッテリの蓄電割合を所定範囲内に管理しつつ、より多くの電力を車外の装置に供給することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の給電制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。本開示の給電制御装置は、走行用のエンジンと、走行用のモータと、前記モータと電力をやりとりするバッテリと、少なくとも前記バッテリからの電力を車外の装置へ供給する外部給電を実行する給電装置と、を有し、前記バッテリの全容量に対する前記蓄電されている蓄電容量の割合である蓄電割合を所定範囲内に管理すると共に、前記蓄電割合が前記所定範囲内の閾値以上のときには前記エンジンを運転停止して前記モータからの動力で走行するモータ走行で走行し、前記蓄電割合が前記閾値未満のときには前記エンジンの運転を伴って走行するハイブリッド走行で走行し、前記外部給電を実行しているときに給電停止信号を受信したときは前記外部給電を停止するハイブリッド車と、情報を表示する表示装置を有し、前記蓄電割合に基づく表示割合を前記表示装置に表示すると共に、前記表示割合が値0以下のときに前記給電停止信号を前記ハイブリッド車に送信する車外の前記装置と、を備える給電システムの前記ハイブリッド車に用いられる給電制御装置であって、前記外部給電を実行している場合において、前記モータ走行に用いる前記バッテリの容量に対する前記蓄電容量のうち前記モータ走行に用いる容量の割合であるモータ走行用割合が値0より大きい所定割合を超えているとき、または、前記蓄電割合が前記所定範囲の下限値未満のときには、前記表示割合を前記モータ走行用割合に設定して車外の前記装置に送信し、前記モータ走行用割合が前記所定割合以下であり、且つ、前記蓄電割合が前記下限値以上のときには、前記表示割合を値0より大きい値に設定して車外の前記装置に送信することを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
給電システム10の構成の概略を示す構成図。
蓄電割合SOCとモータ走行用割合SOCcevなどとの関係の一例。
外部給電ルーチンの一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の給電制御装置を含む給電システム10の構成の概略を示す構成図である。本実施形態の給電システム10は、ハイブリッド車20と、車外の外部給電器90と、を備える。
【0009】
ハイブリッド車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1、MG2と、インバータ41、42と、バッテリ50と、充放電器60と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
【0010】
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサからのクランク角θcrなどエンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力されている。エンジンECU24からは、スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの制御信号などエンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいて、クランクシャフト26の回転数、即ち、エンジン22の回転数Neを演算している。
(【0011】以降は省略されています)
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