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公開番号
2025089657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204412
出願日
2023-12-04
発明の名称
ホットメルト接着性樹脂積層体
出願人
ZACROS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
7/35 20180101AFI20250609BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】引張破壊応力の低下を抑制することが可能な樹脂組成物を用いたホットメルト接着性樹脂積層体を提供する。
【解決手段】樹脂を形成材料とする第1樹脂層1と、第1樹脂層1の両面にそれぞれ第2樹脂層2を有するホットメルト接着性樹脂積層体であって、第1樹脂層1は、液晶ポリマー以外のポリエステル樹脂と、結晶融解温度が250℃以下である低融点液晶ポリマーと、を含有する樹脂組成物から形成され、第2樹脂層2は、酸変性ポリエチレン樹脂またはイミン変性ポリオレフィン樹脂から形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂を形成材料とする第1樹脂層と、前記第1樹脂層の両面にそれぞれ第2樹脂層を有するホットメルト接着性樹脂積層体であって、
前記第1樹脂層は、液晶ポリマー以外のポリエステル樹脂と、結晶融解温度が250℃以下である低融点液晶ポリマーと、を含有する樹脂組成物から形成され、
前記第2樹脂層は、酸変性ポリエチレン樹脂またはイミン変性ポリオレフィン樹脂から形成されている、ホットメルト接着性樹脂積層体。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第1樹脂層は基材層であり、前記第2樹脂層は接着層である、請求項1に記載のホットメルト接着性樹脂積層体。
【請求項3】
前記第2樹脂層の前記第1樹脂層とは反対の側に、それぞれ第3樹脂層を有し、
前記第3樹脂層は、酸変性ポリプロピレン樹脂から形成され、
前記第1樹脂層は基材層であり、前記第2樹脂層は中間層であり、前記第3樹脂層は接着層である、請求項1に記載のホットメルト接着性樹脂積層体。
【請求項4】
前記第1樹脂層の樹脂組成物は、さらに酸変性ポリオレフィン樹脂を含有する、請求項1に記載のホットメルト接着性樹脂積層体。
【請求項5】
前記第1樹脂層に含有される前記酸変性ポリオレフィン樹脂が、酸変性ポリエチレン樹脂である、請求項4に記載のホットメルト接着性樹脂積層体。
【請求項6】
前記第1樹脂層は、前記樹脂組成物の全体を100重量部として、前記液晶ポリマー以外のポリエステル樹脂が40~60重量部、前記低融点液晶ポリマーが20~40重量部、前記酸変性ポリオレフィン樹脂が5~30重量部の割合である、請求項4に記載のホットメルト接着性樹脂積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホットメルト接着性樹脂積層体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリエステル樹脂の中でも、液晶ポリマーは耐加水分解性が良好だが、結晶融解温度が280℃以上の液晶ポリマーは、他の樹脂と混錬してポリマーアロイとすることが困難である。そこで、結晶融解温度が250℃以下の低融点液晶ポリマーと他の樹脂とをポリマーアロイ化した樹脂組成物が市販されている(例えば特許文献1,2を参照)。
また、特許文献3には、ホットメルト接着性樹脂積層体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-214677号公報
特開2022-83103号公報
特開2019-137853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
結晶融解温度が250℃以下の低融点液晶ポリマーを微分散させた樹脂組成物は、液晶ポリマーの耐加水分解性が低くなることが影響し、多湿条件下で保管したり、使用したりすると、樹脂組成物の引張破壊応力が低くなるという課題があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、引張破壊応力の低下を抑制することが可能な樹脂組成物を用いたホットメルト接着性樹脂積層体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、樹脂を形成材料とする第1樹脂層と、前記第1樹脂層の両面にそれぞれ第2樹脂層を有するホットメルト接着性樹脂積層体であって、前記第1樹脂層は、液晶ポリマー以外のポリエステル樹脂と、結晶融解温度が250℃以下である低融点液晶ポリマーと、を含有する樹脂組成物から形成され、前記第2樹脂層は、酸変性ポリエチレン樹脂またはイミン変性ポリオレフィン樹脂から形成されている。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、前記第1樹脂層は基材層であり、前記第2樹脂層は接着層である。
第3の態様は、第1の態様において、前記第2樹脂層の前記第1樹脂層とは反対の側に、それぞれ第3樹脂層を有し、前記第3樹脂層は、酸変性ポリプロピレン樹脂から形成され、前記第1樹脂層は基材層であり、前記第2樹脂層は中間層であり、前記第3樹脂層は接着層である。
【0008】
第4の態様は、第1~3のいずれか1の態様において、前記第1樹脂層の樹脂組成物は、さらに酸変性ポリオレフィン樹脂を含有する。
第5の態様は、第4の態様において、前記第1樹脂層に含有される前記酸変性ポリオレフィン樹脂が、酸変性ポリエチレン樹脂である。
第6の態様は、第4又は第5の態様において、前記第1樹脂層は、前記樹脂組成物の全体を100重量部として、前記液晶ポリマー以外のポリエステル樹脂が40~60重量部、前記低融点液晶ポリマーが20~40重量部、前記酸変性ポリオレフィン樹脂が5~30重量部の割合である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、引張破壊応力の低下を抑制することが可能な樹脂組成物を用いたホットメルト接着性樹脂積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態のホットメルト接着性樹脂積層体を例示する断面図である。
第2実施形態のホットメルト接着性樹脂積層体を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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