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公開番号2025089554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025055999,2024518616
出願日2025-03-28,2023-03-31
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人楽天グループ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04L 67/02 20220101AFI20250605BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末に保存されるクッキーのサイズを制御することを可能とする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】端末から、前記端末に保存されているクッキーを含むHTTPリクエストを受信する受信部と、前記端末に対し、HTTPレスポンスを送信する送信部と、前記端末から要求を受けた場合に、前記端末に保存されるクッキーの中から削除対象のクッキーを選択する選択部と、前記選択部で選択された前記削除対象のクッキーを削除することを前記端末に指示する削除処理部と、を有する情報処理装置を提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端末から、前記端末に保存されているクッキーを含むHTTPリクエストを受信する受信部と、
前記端末に対し、HTTPレスポンスを送信する送信部と、
前記端末から要求を受けた場合に、前記端末に保存されるクッキーの中から削除対象のクッキーを選択する選択部と、
前記選択部で選択された前記削除対象のクッキーを削除することを前記端末に指示する削除処理部と、
を有し、
前記選択部は、前記端末に保存されるクッキーのデータサイズに基づいて、前記端末に保存されているクッキーの中から前記削除対象のクッキーを選択する、
情報処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記選択部は、前記端末に保存されるクッキーのうち、削除対象外リストに含まれないクッキーを、前記削除対象のクッキーとして選択する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
複数の端末から受信するHTTPリクエストに含まれるクッキーを収集する収集部と、
前記収集部で収集されたクッキーを、同一のクッキー単位で分析し、分析結果をデータベースに格納する分析部と、を有する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記分析部は、前記収集されたクッキーについて、同一名称のクッキーの最小データサイズ、平均データサイズ及び最大データサイズを分析して前記データベースに格納する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
端末から、前記端末に保存されているクッキーを含むHTTPリクエストを受信するステップと、
前記端末に対し、HTTPレスポンスを送信するステップと、
前記端末から要求を受けた場合に、前記端末に保存されるクッキーの中から削除対象のクッキーを選択するステップと、
選択された前記削除対象のクッキーを削除することを前記端末に指示するステップと、
を含み、
前記選択するステップは、前記端末に保存されるクッキーのデータサイズに基づいて、前記端末に保存されているクッキーの中から前記削除対象のクッキーを選択する、
情報処理方法。
【請求項6】
コンピュータに、
端末から、前記端末に保存されているクッキーを含むHTTPリクエストを受信するステップと、
前記端末に対し、HTTPレスポンスを送信するステップと、
前記端末から要求を受けた場合に、前記端末に保存されるクッキーの中から削除対象のクッキーを選択するステップと、
選択された前記削除対象のクッキーを削除することを前記端末に指示するステップと、
を実行させ、
前記選択するステップは、前記端末に保存されるクッキーのデータサイズに基づいて、前記端末に保存されているクッキーの中から前記削除対象のクッキーを選択する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
クッキー(Cookie)と呼ばれる文字列をWebブラウザに記憶させることで、WebサーバとWebブラウザ間で状態を管理する技術が知られている。例えば、特許文献1には、インターネットにアクセスしてきたユーザをクッキー情報等で特定して紐付けることにより、より正確な行動パターンの判定を行う行動履歴分析システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-289172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
Webサービスの増加等に伴い、端末のWebブラウザには様々なクッキーが保存されている。端末に保存されたクッキーは、端末のWebブラウザがWebサーバにアクセスする際に、端末からWebサーバに送信される。しかしながら、端末に保存されるクッキーのデータサイズが多すぎる場合、Webサーバは、大量のクッキーを含むHTTP((Hypertext Transfer Protocol))リクエストを受信することになり、端末に対しエラーを返すことがある。このように、Webサーバからエラーが返った場合、端末は、所望のWebサービスを受けることができなくなる。
【0005】
そこで、本発明は、端末に保存されるクッキーのサイズを制御することを可能とする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、端末から、前記端末に保存されているクッキーを含むHTTPリクエストを受信する受信部と、前記端末に対し、HTTPレスポンスを送信する送信部と、前記端末から要求を受けた場合に、前記端末に保存されるクッキーの中から削除対象のクッキーを選択する選択部と、前記選択部で選択された前記削除対象のクッキーを削除することを前記端末に指示する削除処理部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端末に保存されるクッキーのサイズを制御することを可能とする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るWebシステムの一例を示す図である。
Webサーバのハードウェア構成例を示す図である。
Webサーバの機能ブロック構成例を示す図である。
クッキーリストの一例を示す図である。
クッキー管理DBの一例を示す図である。
Webシステムが行う処理手順の一例を示す図である。
端末がクッキー削除要求を実行するか否かを判断する処理手順の一例を示すフローチャートである。
Webサーバが、削除対象のクッキーを選択する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
【0010】
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るWebシステム1の一例を示す図である。Webシステム1は、Webサーバ10と端末20とを含む。端末20は、通信ネットワークNを介してWebサーバ10と通信することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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