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公開番号
2025088563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203340
出願日
2023-11-30
発明の名称
脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物
出願人
東洋紡株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250604BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本発明は、脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するための組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】ジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物であり、脳機能が、総合記憶力、言語記憶力、視覚記憶力、認知機能速度、運動速度、処理速度、総合注意力、認知柔軟性、反応時間、及び実行機能からなる群から選択される1種以上である、組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
脳機能が、総合記憶力、言語記憶力、視覚記憶力、認知機能速度、運動速度、処理速度、総合注意力、認知柔軟性、反応時間、及び実行機能からなる群から選択される1種以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
投与対象者が、40歳以上の者である、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
ジアミンが、プトレシン、カダベリン、1,3-ジアミノプロパンからなる群より選択される少なくとも一種であり、
ポリアミンが、スペルミジン、スペルミン、カルジン、ホモスペルミジン、アミノプロピルカダベリン、テルミン、テルモスペルミン、カナバルミン、アミノペンチルノルスペルミジン、N,N-ビス(アミノプロピル)カダベリン、ホモスペルミン、カルドペンタミン、ホモカルドペンタミン、カルドヘキサミン、及びホモカルドヘキサミンスペルミジンからなる群より選択される少なくとも一種である、
請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
組成物が、食品組成物、又は医薬用経口組成物である、請求項1に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書には、脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物が開示される。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
脳機能の低下は主に加齢に伴って生じることが多く、学習障害、記憶障害をはじめとし、言語障害、不安障害、不眠、意欲低下など様々な症状を併発する。医療の発展と共に平均寿命の延伸する現代において脳機能低下に対する予防や対策は、健康寿命を延伸のために重要であるとされている。
【0003】
脳機能障害の診断は主に、全く異常が見られない「健常者」、認知機能の低下により日常生活に支障をきたす「認知症」、認知機能低下は認められるものの日常生活に支障はない「軽度認知障害(MCI)」の3つに大別される。認知症については根本的な治療法はなく、症状緩和や進行抑制が主な治療となる。したがって、MCI段階での早期発見、ひいては「未病」段階での予防が重要となる。
【0004】
ジアミンは、2つのアミンを有する直鎖の脂肪酸炭化水素化合物である。また、ポリアミンは、3つ以上のアミンを有する直鎖の脂肪酸炭化水素化合物である。ジアミン、及び/又はポリアミンは、核酸やタンパク質の合成、酵素活性の調節に広く関与していることが知られている(非特許文献1)。また、非特許文献2には、血清スペルミジン含量と脳機能レベルを表すMMSEのスコアが相関することが示されている。そのため、ヒトにおいて、スペルミジンの経口投与に関する臨床試験が行われたが、認知機能改善に関するポジティブな結果は報告されていなかった(非特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2021/200216号
【非特許文献】
【0006】
酒井俊助他、泌尿器科紀要 (1986), 32(3): 343-350
Wien Klin Wonchenschr (2020) 132:42-46
JAMA Network Open. 2022;5(5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の実施形態を含む。
項1.
脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物。
項2.
脳機能が、総合記憶力、言語記憶力、視覚記憶力、認知機能速度、運動速度、処理速度、総合注意力、認知柔軟性、反応時間、及び実行機能からなる群から選択される1種以上である、項1に記載の組成物。
項3.
投与対象者が、40歳以上の者である、項1又は2に記載の組成物。
項4.
ジアミンが、プトレシン、カダベリン、1,3-ジアミノプロパンからなる群より選択される少なくとも一種であり、
ポリアミンが、スペルミジン、スペルミン、カルジン、ホモスペルミジン、アミノプロピルカダベリン、テルミン、テルモスペルミン、カナバルミン、アミノペンチルノルスペルミジン、N,N-ビス(アミノプロピル)カダベリン、ホモスペルミン、カルドペンタミン、ホモカルドペンタミン、カルドヘキサミン、及びホモカルドヘキサミンスペルミジンからなる群より選択される少なくとも一種である、
項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
項5.
組成物が、食品組成物、又は医薬用経口組成物である、項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【発明の効果】
【0009】
脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.組成物
本発明のある実施形態は、脳機能低下を予防するための、又は脳機能を改善するためのジアミン、及び/又はポリアミンを含む組成物に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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