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公開番号
2025088451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203163
出願日
2023-11-30
発明の名称
ヘッドシステム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】コントローラから遠い箇所に接続されるヘッドモジュールに、迅速に印字データを送信する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係るヘッドシステムは、コントローラと、複数のヘッドと、通信ケーブルを介して直列的に接続され、前記コントローラが送信した印字データを上流から下流に転送する複数のヘッドモジュールとを備え、各前記ヘッドモジュールは、各前記ヘッドと接続され、記憶部と、上流側の通信ケーブルの接続先を切り替えるスイッチとを備え、前記スイッチは、自ヘッドモジュールが処理する印字データを上流から受信した場合、上流側の通信ケーブルと前記記憶部とを接続するように切り替えられ、自ヘッドモジュールよりも下流側の前記ヘッドモジュールが処理する印字データを上流から受信した場合、上流側の通信ケーブルと下流側の通信ケーブルを接続するように切り替えられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コントローラと、
複数のヘッドと、
通信ケーブルを介して直列的に接続され、前記コントローラが送信した印字データを上流から下流に転送する複数のヘッドモジュールと
を備え、
各前記ヘッドモジュールは、
各前記ヘッドと接続され、
記憶部と、
上流側の通信ケーブルの接続先を切り替えるスイッチと
を備え、
前記スイッチは、
自ヘッドモジュールが処理する印字データを上流から受信した場合、上流側の通信ケーブルと前記記憶部とを接続するように切り替えられ、
自ヘッドモジュールよりも下流側の前記ヘッドモジュールが処理する印字データを上流から受信した場合、上流側の通信ケーブルと下流側の通信ケーブルを接続するように切り替えられる
ヘッドシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記スイッチは、
印字データの受信を開始した場合に上流側の通信ケーブルと前記記憶部とを接続するように切り替えられ、
印字データの受信を開始後、所定のデータ量の受信を完了した場合、上流側の通信ケーブルと下流側の通信ケーブルを接続するように切り替えられる
請求項1に記載のヘッドシステム。
【請求項3】
前記ヘッドモジュールは制御部を備え、
前記制御部は、
受信した印字データに付与された、前記ヘッドモジュールを示す情報に基づいて、受信した印字データが、自ヘッドモジュールが処理する印字データであるか否かを判定し、
受信した印字データが、自ヘッドモジュールが処理する印字データである場合、上流側の通信ケーブルと前記記憶部とを接続するように前記スイッチを切り替え、
受信した印字データが、自ヘッドモジュールが処理する印字データでない場合、上流側の通信ケーブルと下流側の通信ケーブルを接続するように前記スイッチを切り替える
請求項1に記載のヘッドシステム。
【請求項4】
前記ヘッドモジュールは制御部を備え、
前記制御部は、受信した印字データに付与された印字位置情報と、自ヘッドモジュールの位置情報とに基づいて、受信した印字データが、自ヘッドモジュールが処理する印字データであるか否かを判定し、
受信した印字データが、自ヘッドモジュールが処理する印字データである場合、上流側の通信ケーブルと前記記憶部とを接続するように前記スイッチを切り替え、
受信した印字データが、自ヘッドモジュールが処理する印字データでない場合、上流側の通信ケーブルと下流側の通信ケーブルを接続するように前記スイッチを切り替える
請求項1に記載のヘッドシステム。
【請求項5】
前記コントローラは印字データに誤り検出符号を付与して前記ヘッドモジュールに送信し、
前記スイッチは、
前記誤り検出符号に基づいて、受信した前記印字データが誤りを含むか否かを判定し、
受信した前記印字データが誤りを含むと判定した場合、前記コントローラに、印字データの再送を要求する情報を送信する
請求項1から4のいずれか一つに記載のヘッドシステム。
【請求項6】
前記コントローラは、
送信する印字データに基づいて、前記印字データを処理する前記ヘッドモジュールを特定し、
特定された前記ヘッドモジュールと前記コントローラとの距離を取得し、
取得した前記距離に基づいて、当該印字データに付与する前記誤り検出符号のビット数を決定する
請求項5に記載のヘッドシステム。
【請求項7】
前記スイッチを備えない非スイッチヘッドモジュールを備え、
少なくとも一部の前記ヘッドモジュールと、前記非スイッチヘッドモジュールとは、前記通信ケーブルとは異なる第2通信ケーブルを介して接続される。
請求項1から4のいずれか一つに記載のヘッドシステム。
【請求項8】
前記記憶部を備えない非記憶部ヘッドモジュールを備え、
少なくとも一部の前記ヘッドモジュールと、前記非記憶部ヘッドモジュールとは、前記通信ケーブルとは異なる第2通信ケーブルを介して接続される。
請求項1から4のいずれか一つに記載のヘッドシステム。
【請求項9】
第2記憶部と第2スイッチを有するサブヘッドモジュールを備え、
少なくとも一部の前記ヘッドモジュールと、前記サブヘッドモジュールとは、前記通信ケーブルとは異なる第2通信ケーブルを介して接続される。
請求項1から4のいずれか一つに記載のヘッドシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、ヘッドシステムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドが備える吐出部の吐出を制御する複数のヘッド制御部を備え、複数のヘッド制御部がデイジーチェーン接続(直列的に接続)される液体吐出制御装置が提案されている(例えば、特許文献1)。各ヘッド制御部は、画像データに応じて吐出部から液滴が吐出されるように制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-076142
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
直列的に接続されるヘッド制御部(ヘッドモジュール)のうち、画像データ(印字データ)を送信するコントローラに近い箇所に接続されるヘッドモジュール(上流側のヘッドモジュール)は、自ヘッドモジュール(ヘッドモジュール自身)が処理する印字データに加えて、コントローラから遠い箇所に接続されるヘッドモジュール(下流側のヘッドモジュール)が処理する印字データを一旦記憶してから、下流側のヘッドモジュールが処理する印字データを転送する。そのため、コントローラが印字データを送信してから下流側のヘッドモジュールが受信するまでに長時間を要する。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、コントローラから遠い箇所に接続されるヘッドモジュールに、迅速に印字データを送信することが可能なヘッドシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係るヘッドシステムは、コントローラと、複数のヘッドと、通信ケーブルを介して直列的に接続され、前記コントローラが送信した印字データを上流から下流に転送する複数のヘッドモジュールとを備え、各前記ヘッドモジュールは、各前記ヘッドと接続され、記憶部と、上流側の通信ケーブルの接続先を切り替えるスイッチとを備え、前記スイッチは、自ヘッドモジュールが処理する印字データを上流から受信した場合、上流側の通信ケーブルと前記記憶部とを接続するように切り替えられ、自ヘッドモジュールよりも下流側の前記ヘッドモジュールが処理する印字データを上流から受信した場合、上流側の通信ケーブルと下流側の通信ケーブルを接続するように切り替えられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態に係るヘッドシステムにあっては、コントローラから遠い箇所に接続されるヘッドモジュールに、迅速に印字データを送信することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
プリンタの略示平面図である。
制御装置、及びインクジェットヘッドのブロック図である。
ヘッドモジュールのブロック図である。
印字データを示す説明図である。
コントローラの制御部による処理を示すフローチャートである。
ヘッドモジュールの制御部による処理を示すフローチャートである。
実施形態2に係る印字データを示す説明図である。
実施形態2に係るコントローラの制御部による処理を示すフローチャートである。
実施形態2に係るヘッドモジュールの制御部による処理を示すフローチャートである。
実施形態3に係るヘッドモジュールのブロック図である。
実施形態3に係る印字データを示す説明図である。
実施形態3に係るスイッチのスイッチ制御回路の処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態4に係る印字データを示す説明図である。
実施形態4に係るコントローラの制御部による処理を示すフローチャートである。
実施形態4に係るスイッチ制御回路の処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態5に係る制御装置、及びインクジェットヘッドのブロック図である。
実施形態5に係るヘッドモジュール、及び非スイッチヘッドモジュールのブロック図である。
実施形態6に係る制御装置、及びインクジェットヘッドのブロック図である。
実施形態6に係るヘッドモジュール、及び非記憶部ヘッドモジュールのブロック図である。
実施形態7に係る制御装置、及びインクジェットヘッドのブロック図である。
実施形態7に係るヘッドモジュール、及びサブヘッドモジュールのブロック図である。
実施形態8に係るヘッドモジュールのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態1)
【0010】
以下本発明を実施の形態1に係るプリンタを示す図面に基づいて説明する。図1は、プリンタ1の略示平面図である。図1において、記録用紙100の搬送方向はプリンタ1の前後方向に対応する。また記録用紙100の幅方向はプリンタ1の左右方向に対応する。また前後方向及び左右方向と直交する方向、即ち図1の紙面垂直方向はプリンタ1の上下方向に対応する。プリンタ1は液体吐出装置に対応する。
(【0011】以降は省略されています)
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