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公開番号
2025100020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217097
出願日
2023-12-22
発明の名称
プリンタ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20250626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】開口のカバーを筐体に取り付ける際の操作性と、カバーと筐体との位置決め精度とを両立させたプリンタを提供すること。
【解決手段】プリンタは、印刷ヘッド、筐体9、及びカバー3を備える。カバー3は、第一被係合部と第二被係合部とを通る軸線K周りに、開位置と、閉位置との間で回転可能である。カバー3は、板体29、第一延出部31、第二延出部32、及び当接部を備える。第一延出部31は、軸線Kが延びる軸方向Jと直交する延出方向Eに板体29から延び、第二延出部32は、第一延出部31と軸方向Jに離隔して、延出方向Eに板体29から延びる。当接部は、第一延出部31及び第二延出部32の各々と軸方向Jに離隔して、延出方向Eに板体29から延び、軸方向Jの一方から、筐体9と当接する第一当接面37と、軸方向Jの他方から、筐体9と当接する第二当接面38とを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドを収容し、第一係合部及び第二係合部を有し、前記印刷ヘッドで印刷される印刷媒体が通る開口が形成された筐体と、
前記第一係合部と係合する第一被係合部と、前記第二係合部と係合する第二被係合部とを有し、前記第一被係合部と前記第二被係合部を通る軸線周りに、前記開口を前記筐体の外部に露出させる開位置と、前記開口の少なくとも一部を塞ぐ閉位置との間で回転可能なカバーであって、
前記カバーが前記閉位置にある場合に、前記開口の少なくとも一部を塞ぐ板体と、
前記軸線が延びる方向である軸方向と直交する延出方向に前記板体から延び、前記軸方向に延びる前記第一被係合部を有する第一延出部と、
前記第一延出部と前記軸方向に離隔して、前記延出方向に前記板体から延び、前記軸方向に延びる前記第二被係合部を有する第二延出部と、
前記第一延出部及び前記第二延出部の各々と前記軸方向に離隔して、前記延出方向に前記板体から延び、前記軸方向の一方から、前記筐体と当接する第一当接面と、前記軸方向の他方から、前記筐体と当接する第二当接面とを有する当接部と
を有する前記カバーと
を備えることを特徴とするプリンタ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記当接部は、前記軸方向において、前記第一延出部と、前記第二延出部との間に位置することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記第一延出部は、前記第二延出部に対し、前記軸方向の前記一方に配置され、
前記第一被係合部は、前記第一延出部の前記軸方向の前記一方の第一係合面に設けられ、
前記第二被係合部は、前記第二延出部の前記軸方向の前記他方の第二係合面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記軸線は、前記印刷媒体の搬送経路に対し、前記印刷ヘッドがある側とは反対側に延びることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記当接部は、
前記第一当接面を有する第一当接部と、
前記第一当接部と前記軸方向に離隔し、前記第二当接面を有する第二当接部と
を有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記開口は、前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに供給するための供給口であることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記第一係合部と、前記第二係合部とは各々前記軸線上に形成された孔であり、
前記第一被係合部は、前記第一係合部に嵌る前記軸線上に延びる軸であり、
前記第二被係合部は、前記第二係合部に嵌る前記軸線上に延びる軸であることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のプリンタ。
【請求項8】
前記印刷媒体を搬送方向に搬送するローラを更に備え、
前記板体は、前記カバーが前記開位置である場合に、前記ローラにより搬送される前記印刷媒体と接触する、前記搬送方向に延び、前記軸方向に並んだ複数のリブを備えることを特徴とする請求項7に記載のプリンタ。
【請求項9】
前記第一延出部と、前記当接部との前記軸方向の第一間隔は、2mm以下であり、
前記第二延出部と、前記当接部との前記軸方向の第二間隔は、2mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項10】
前記筐体には、
前記第一延出部及び前記第一当接部が挿通され、前記第一係合部が設けられる第一凹部と、
前記第二延出部及び前記第二当接部が挿通され、前記第二係合部が設けられる第二凹部と
が形成されることを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のプリンタは、印字媒体を供給する供給口が形成された筐体と、供給口に開閉可能に取り付けられた供給口カバーとを備える。供給口カバーは、印字媒体を搬送する搬送面を有し、開放状態において、搬送面を露呈した状態で水平位置よりも下方向に位置するように固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-171826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のプリンタの供給口カバーは、可撓性を有する樹脂で形成され、供給口カバーをたわませて、筐体に取り付ける構成がよく用いられる。供給口カバーを筐体に取り付ける際の操作性の観点からは、ヒンジ部は軽い荷重で変形しやすいことが好ましい。一方、供給口カバーと筐体との位置決め精度の観点からは、ヒンジ部は、変形しにくいことが好ましい。このため、供給口等の開口のカバーを筐体に取り付ける際の操作性と、カバーと筐体との位置決め精度とを両立させるのが難しい。
【0005】
本発明の目的は、開口のカバーを筐体に取り付ける際の操作性と、カバーと筐体との位置決め精度とを両立させたプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るプリンタは、印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドを収容し、第一係合部及び第二係合部を有し、前記印刷ヘッドで印刷される印刷媒体が通る開口が形成された筐体と、前記第一係合部と係合する第一被係合部と、前記第二係合部と係合する第二被係合部とを有し、前記第一被係合部と前記第二被係合部を通る軸線周りに、前記開口を前記筐体の外部に露出させる開位置と、前記開口の少なくとも一部を塞ぐ閉位置との間で回転可能なカバーであって、前記カバーが前記閉位置にある場合に、前記開口の少なくとも一部を塞ぐ板体と、前記軸線が延びる方向である軸方向と直交する延出方向に前記板体から延び、前記軸方向に延びる前記第一被係合部を有する第一延出部と、前記第一延出部と前記軸方向に離隔して、前記延出方向に前記板体から延び、前記軸方向に延びる前記第二被係合部を有する第二延出部と、前記第一延出部及び前記第二延出部の各々と前記軸方向に離隔して、前記延出方向に前記板体から延び、前記軸方向の一方から、前記筐体と当接する第一当接面と、前記軸方向の他方から、前記筐体と当接する第二当接面とを有する当接部とを有する前記カバーとを備える。本態様のプリンタは、第一延出部及び第二延出部と、当接部とを別々に設けることで、カバーを筐体に取り付けるための構成である第一被係合部及び第二被係合部と、カバーと筐体との位置決めを行うための第一当接面及び第二当接面とを異なる部分に設けることに貢献する。すなわち、プリンタの第一延出部、第二延出部、及び当接部は、開口のカバーを筐体に取り付ける際の操作性と、カバーと筐体との位置決め精度とを両立させることに貢献する。
【0007】
本態様のプリンタの前記当接部は、前記軸方向において、前記第一延出部と、前記第二延出部との間に位置してもよい。プリンタは、第一延出部と第二延出部との間に、当接部が設けられない場合に比べ、第一延出部と第二延出部との軸方向の距離を長くし、板体を軸方向に撓みやすくすることに貢献する。
【0008】
本態様のプリンタの前記第一延出部は、前記第二延出部に対し、前記軸方向の前記一方に配置され、前記第一被係合部は、前記第一延出部の前記軸方向の前記一方の第一係合面に設けられ、前記第二被係合部は、前記第二延出部の前記軸方向の前記他方の第二係合面に設けられてもよい。プリンタは、第一延出部の軸方向の他方の面に第一被係合部が設けられたり、第二延出部の軸方向の一方の面に第二被係合部が設けられたりする場合に比べ、カバーを筐体に取り付ける際の操作性をよくすることに貢献する。
【0009】
本態様のプリンタの前記軸線は、前記印刷媒体の搬送経路に対し、前記印刷ヘッドがある側とは反対側に延びてもよい。プリンタは、搬送経路に対し、印刷ヘッド側がある側に軸線があると、開口を通る印刷媒体のうち、カバーと当接する面が印刷面とは反対側の面であるので、印刷面がカバーと当接することに起因する不具合を回避することに貢献する。
【0010】
本態様のプリンタの前記当接部は、前記第一当接面を有する第一当接部と、前記第一当接部と前記軸方向に離隔し、前記第二当接面を有する第二当接部とを有してもよい。プリンタは、当接部が、第一当接部と、第二当接部とに分かれていない場合に比べ、当接部の設計の自由度を向上することに貢献する。
(【0011】以降は省略されています)
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