TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025118131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013267
出願日2024-01-31
発明の名称ドラムカートリッジ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像カートリッジの部品点数を減らすことができる技術を提供する。
【解決手段】ドラムカートリッジ50は、ドラム電気的接触面56、ホルダ55、および中継電極54を備える。ドラムカートリッジ50に現像カートリッジが装着された場合、現像カートリッジのメモリは、中継電極54を介してドラム電気的接触面56と電気的に接続される。また、ホルダ55は、ドラムフレーム51に対して移動可能である。このようにすれば、現像カートリッジに、ホルダに保持された電気的接触面を設ける必要がない。したがって、現像カートリッジの部品点数を減らすことができる。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
現像カートリッジであって、第1方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラと、前記現像カートリッジに関する情報が記憶されたメモリと、を有する現像カートリッジが装着可能なドラムフレームと、
前記第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、
前記第1方向における前記ドラムフレームの一端部に位置するドラム電気的接触面と、
前記第1方向における前記ドラムフレームの前記一端部に位置するホルダであって、前記ドラム電気的接触面を保持するホルダであり、前記ドラムフレームに対して移動可能なホルダと、
前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された状態において、前記メモリと電気的に接続される中継電極と、
を備え、
前記ホルダは、
前記ドラム電気的接触面と電気的に接続されたホルダ端子であって、前記中継電極と電気的に接続可能なホルダ端子
を有することを特徴とする、ドラムカートリッジ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドラムカートリッジであって、
前記ホルダ端子は、前記ホルダが前記ドラムフレームに対して移動している間に、前記中継電極と電気的に接続されることを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のドラムカートリッジであって、
前記中継電極は、前記第1方向における前記ドラムフレームの前記一端部に位置することを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載のドラムカートリッジであって、
前記現像カートリッジは、
前記メモリと電気的に接続された現像電気的接触面
を有し、
前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された状態において、前記中継電極は、前記現像電気的接触面と電気的に接続されることを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項5】
請求項4に記載のドラムカートリッジであって、
前記中継電極は、
前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された状態において、前記現像電気的接触面と電気的に接続される第1中継端子と、
前記ホルダ端子と電気的に接続される第2中継端子と、
前記第1中継端子と前記第2中継端子とを電気的に接続する導線と、
を有することを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項6】
請求項5に記載のドラムカートリッジであって、
前記第1中継端子は、前記ドラムフレームに対して、前記第1方向に交差する第2方向に移動可能であることを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項7】
請求項6に記載のドラムカートリッジであって、
前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された状態において、前記現像ローラと前記感光体ドラムとが、前記第2方向に並ぶことを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載のドラムカートリッジであって、
前記ドラム電気的接触面は、前記ドラム電気的接触面に交差する第3方向における前記ホルダの一端部に位置することを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項9】
請求項8に記載のドラムカートリッジであって、
前記ホルダは、前記ドラムフレームに対して、前記第3方向に移動可能であることを特徴とする、ドラムカートリッジ。
【請求項10】
請求項5に記載のドラムカートリッジであって、
前記第1中継端子は、前記ドラムフレームに対して、前記第1方向に交差する第2方向に移動可能であり、
前記ホルダは、前記ドラムフレームに対して、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に移動可能であり、
前記ドラムフレームに対する前記ホルダの前記第3方向における可動距離は、前記ドラムフレームに対する前記第1中継端子の前記第2方向における可動距離よりも長いことを特徴とする、ドラムカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドラムカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。従来の画像形成装置は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1の画像形成装置は、現像カートリッジとドラムカートリッジとを有する。現像カートリッジは、ドラムカートリッジに装着される。また、現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジは、画像形成装置の本体フレームに装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-162751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の現像カートリッジは、メモリを有する。メモリは、現像カートリッジの筐体に対して移動可能なホルダに保持されている。現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジが、画像形成装置に装着されると、ホルダに保持されたメモリの電気的接触面が、画像形成装置の電極に接触する。これにより、画像形成装置の制御部が、メモリと通信可能となる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の構造では、現像カートリッジにホルダを設ける必要がある。これにより、現像カートリッジの部品点数が増加する。
【0006】
そこで、本開示は、現像カートリッジの部品点数を減らすことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の第1開示は、現像カートリッジであって、第1方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラと、前記現像カートリッジに関する情報が記憶されたメモリと、を有する現像カートリッジが装着可能なドラムフレームと、前記第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、前記第1方向における前記ドラムフレームの一端部に位置するドラム電気的接触面と、前記第1方向における前記ドラムフレームの前記一端部に位置するホルダであって、前記ドラム電気的接触面を保持するホルダであり、前記ドラムフレームに対して移動可能なホルダと、前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された状態において、前記メモリと電気的に接続される中継電極と、を備え、前記ホルダは、前記ドラム電気的接触面と電気的に接続されたホルダ端子であって、前記中継電極と電気的に接続可能なホルダ端子を有することを特徴とする。
【0008】
本願の第2開示は、第1開示のドラムカートリッジであって、前記ホルダ端子は、前記ホルダが前記ドラムフレームに対して移動している間に、前記中継電極と電気的に接続されることを特徴とする。
【0009】
本願の第3開示は、第1開示または第2開示のドラムカートリッジであって、前記中継電極は、前記第1方向における前記ドラムフレームの前記一端部に位置することを特徴とする。
【0010】
本願の第4開示は、第1開示から第3開示のいずれか一開示のドラムカートリッジであって、前記現像カートリッジは、前記メモリと電気的に接続された現像電気的接触面を有し、前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された状態において、前記中継電極は、前記現像電気的接触面と電気的に接続されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許