TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025088043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202472
出願日2023-11-30
発明の名称画像形成システム、画像形成装置、方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】中間転写ベルトの寿命の予測精度を向上させる。
【課題を解決するための手段】像担持体と、像担持体の表面にトナー像を作像する作像手段と、像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、を有する画像形成装置と、画像形成装置と通信が可能な情報処理装置と、を含む画像形成システムであって、画像形成装置は、画像形成装置の状態を示す状態情報を取得する装置状態取得部と、状態情報を学習データとして機械学習された学習済みモデルを用いて、中間転写体の寿命を予測する予測処理部と、予測処理部による予測結果に応じて、中間転写体の使用可能な残日数を算出するマシン制御部と、を有し、情報処理装置は、前記状態情報から生成された学習データを機械学習して学習済みモデルを生成する機械学習部を有し、状態情報は、像担持体から中間転写体へトナー像を転写する際に供給される1次転写バイアスを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
像担持体と、前記像担持体の表面にトナー像を作像する作像手段と、前記像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、を有する画像形成装置と、前記画像形成装置と通信が可能な情報処理装置と、を含む画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記画像形成装置の状態を示す状態情報を取得する装置状態取得部と、
前記状態情報を学習データとして機械学習された学習済みモデルを用いて、前記中間転写体の寿命を予測する予測処理部と、
前記予測処理部による予測結果に応じて、前記中間転写体の使用可能な残日数を算出するマシン制御部と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記状態情報から生成された学習データを機械学習して前記学習済みモデルを生成する機械学習部を有し、
前記状態情報は、
前記像担持体から前記中間転写体へ前記トナー像を転写する際に供給される1次転写バイアスを含む、画像形成システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
像担持体と、前記像担持体の表面にトナー像を作像する作像手段と、前記像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、を有する画像形成装置と、前記画像形成装置と通信が可能な情報処理装置と、を含む画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記画像形成装置の状態を示す状態情報を取得する装置状態取得部と、
前記状態情報を学習データとして機械学習された学習済みモデルを用いて、前記中間転写体の寿命を予測する予測処理部と、
前記予測処理部による予測結果に応じて、前記中間転写体の使用可能な残日数を算出するマシン制御部と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記状態情報から生成された学習データを機械学習して前記学習済みモデルを生成する機械学習部を有し、
前記状態情報は、
前記中間転写体の表面に形成される画像の濃度を調整するための濃度調整パターンを含む、画像形成システム。
【請求項3】
像担持体と、前記像担持体の表面にトナー像を作像する作像手段と、前記像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、を有する画像形成装置と、前記画像形成装置と通信が可能な情報処理装置と、を含む画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記画像形成装置の状態を示す状態情報を取得する装置状態取得部と、
前記状態情報を学習データとして機械学習された学習済みモデルを用いて、前記中間転写体の寿命を予測する予測処理部と、
前記予測処理部による予測結果に応じて、前記中間転写体の使用可能な残日数を算出するマシン制御部と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記状態情報から生成された学習データを機械学習して前記学習済みモデルを生成する機械学習部を有し、
前記状態情報は、
前記中間転写体の表面に形成される画像の濃度を調整するための濃度調整パターンの間隔を含む、画像形成システム。
【請求項4】
像担持体と、前記像担持体の表面にトナー像を作像する作像手段と、前記像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、を有する画像形成装置と、前記画像形成装置と通信が可能な情報処理装置と、を含む画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記画像形成装置の状態を示す状態情報を取得する装置状態取得部と、
前記状態情報を学習データとして機械学習された学習済みモデルを用いて、前記中間転写体の寿命を予測する予測処理部と、
前記予測処理部による予測結果に応じて、前記中間転写体の使用可能な残日数を算出するマシン制御部と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記状態情報から生成された学習データを機械学習して前記学習済みモデルを生成する機械学習部を有し、
前記状態情報は、
前記画像形成装置の筐体の外部の温度及び湿度、前記画像形成装置の筐体の内部の温度及び湿度、前記筐体の外部の温度と前記筐体の内部の温度との差分、前記筐体の外部の湿度と前記筐体の内部の湿度との差分を含む、画像形成システム。
【請求項5】
前記状態情報は、
前記中間転写体の走行距離と、前記画像形成装置による印刷枚数とを含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記状態情報は、
記録媒体の単位面積における、前記トナー像が形成された部分が占める割合を示す画像面積率を含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記状態情報は、
記録媒体のサイズを示す情報、記録媒体に形成される画像のパターン、前記中間転写体を回転駆動させる転写駆動ローラのトルクを含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記状態情報は、
前記画像形成装置のユーザの利用環境を示す情報を含み、前記ユーザの利用環境を示す情報は、繁忙期と閑散期を示す情報を含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記状態情報は、
前記中間転写体の交換履歴を示す情報を含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記画像形成装置は、表示装置を有し、
前記マシン制御部は、
前記中間転写体の使用可能な残日数が所定の日数以下となった場合に、前記中間転写体の交換を指示する通知を前記表示装置に表示させる、請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム、画像形成装置、方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来では、画像形成装置の状態量を学習データとした状態推定モデルを使用し、画像形成装置から取得した最新の状態量に基づいて感光体ドラムの状態を推定する技術が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した従来の技術では、中間転写ベルトの状態を推定することは考慮されていない。また、上述した従来の技術では、画像形成装置の状態量として、総走行距離、露光量、印刷濃度及び印刷枚数を用いている。このため、上述した従来の技術を中間転写ベルトの状態を推定に適用した場合、これらの数量の何れかが一定数を超えた場合には、中間転写ベルトがまだ使用できる状態であるにも関わらず、寿命と判定されて交換される可能性がある。
【0004】
開示の技術は、上記事情に鑑みて成されたものであり、中間転写ベルトの寿命の予測精度を向上させることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術は、像担持体と、前記像担持体の表面にトナー像を作像する作像手段と、前記像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、を有する画像形成装置と、前記画像形成装置と通信が可能な情報処理装置と、を含む画像形成システムであって、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の状態を示す状態情報を取得する装置状態取得部と、前記状態情報を学習データとして機械学習された学習済みモデルを用いて、前記中間転写体の寿命を予測する予測処理部と、前記予測処理部による予測結果に応じて、前記中間転写体の使用可能な残日数を算出するマシン制御部と、を有し、前記情報処理装置は、前記状態情報から生成された学習データを機械学習して前記学習済みモデルを生成する機械学習部を有し、前記状態情報は、前記像担持体から前記中間転写体へ前記トナー像を転写する際に供給される1次転写バイアスを含む。
【発明の効果】
【0006】
中間転写ベルトの寿命の予測精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の構造の概略を説明する図である。
画像形成しステムのシステム構成の一例を示す図である。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
機械学習サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
画像形成システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
機械学習部における学習モデルを用いた入出力の構造の一例を示す第一の概念図である。
機械学習部における学習モデルを用いた入出力の構造の一例を示す第二の概念図である。
画像形成システムの動作を説明するシーケンス図である。
マシン制御部による代替印刷を説明する図である。
画像形成装置の機能構成の別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。図1は、画像形成装置の構造の概略を説明する図である。図1(A)は、2次転写ローラの構成を示しており、図1(B)は、2次転写ベルトの構成を示す。
【0009】
本実施形態の画像形成装置100は、感光体ドラム1、帯電器2、露光手段3、現像手段4、1次転写ローラ5-1~5-4、感光体クリーニングユニット7、プロセスユニット10を含む。また、画像形成装置100は、転写ベルト15、クリーニング対向ローラ16、テンションローラ20、転写駆動ローラ21、転写材カセット22、給紙搬送ローラ23、レジストローラ対24、2次転写ローラ25、クリーニングブレード26、2次転写ローラクリーニングユニット27、2次転写ベルト28、テンションローラ29を含む。
【0010】
さらに、画像形成装置100は、クリーニングブレード31、転写ベルトクリーニングユニット32、廃トナー収納部33、定着手段40、排出口41、手差し口42を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
電子機器
15日前
株式会社リコー
光学機器
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
画像記録装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社リコー
多関節ロボット
15日前
株式会社リコー
故障予測システム
11日前
株式会社リコー
結合部品及び包装箱
14日前
株式会社リコー
現像装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
綴じ装置および画像形成装置
2日前
株式会社リコー
サーバ装置、方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
15日前
株式会社リコー
定着装置、及び、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
加熱装置、及び、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
印刷スケーリング補正メカニズム
21日前
株式会社リコー
液体吐出部、印刷装置、印刷方法
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置、及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
シート給送装置及び画像形成装置
18日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
11日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
4日前
株式会社リコー
検査プロダクション制御メカニズム
21日前
株式会社リコー
塗布装置、及び、画像形成システム
15日前
株式会社リコー
液体吐出装置、および画像形成装置
10日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
振動検出装置及び異常検知システム
2日前
株式会社リコー
システム、方法、およびプログラム
2日前
株式会社リコー
洗浄装置、塗装装置、及び洗浄方法
2日前
株式会社リコー
処理剤液塗布装置および画像形成装置
15日前
株式会社リコー
画像投影システムおよび画像投影方法
10日前
株式会社リコー
媒体処理装置および画像形成システム
8日前
続きを見る