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公開番号
2025087976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202334
出願日
2023-11-30
発明の名称
生体関連物質の採取キット
出願人
ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
10/02 20060101AFI20250604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 本発明は、被検者が自宅等の任意の場所で自ら生体関連物質を採取することができる、生体関連物質の採取キットを提供する。
【解決手段】 生体関連物質の採取キットは、生体関連物質を採取する採取具10と、生体関連物質の保存溶液を収容する容器本体と、前記容器本体を密閉するキャップとを備える。採取具10は、生体関連物質を採取する採取体15と、採取体15を支持する採取支持体13と、採取支持体13に着脱自在に固定されるロッド11と、生体関連物質及び保存溶液を容器本体の外部から吸引するために、採取支持体13内に形成された内部空間と備える。容器本体は、採取体15及び採取支持体13を収容する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
生体関連物質を採取する採取具と、前記生体関連物質を含む溶液を収容する容器本体と、前記容器本体を密閉するキャップとを備える、生体関連物質の採取キットであって、
前記採取具は、前記生体関連物質を採取する採取体と、前記採取体を支持する採取支持体と、前記採取支持体に着脱自在に固定される細長いロッドと、前記生体関連物質及び前記保存溶液を前記容器本体の外部から吸引するために、前記採取支持体内に形成された内部空間と備え、
前記容器本体は、前記採取体及び前記採取支持体を収容する、生体関連物質の採取キット。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記採取支持体は、前記採取体を装着する有底筒状のコア部を備える、生体関連物質の採取キット。
【請求項3】
請求項2に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記コア部は、複数のスロット又は孔を有する、生体関連物質の採取キット。
【請求項4】
請求項3に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記複数のスロット又は孔は、前記コア部の周面に形成されている、生体関連物質の採取キット。
【請求項5】
請求項1に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記採取支持体は、雄ネジ又は雌ネジの一方を備え、前記ロッドは、前記雄ネジ又は雌ネジの他方を備える、生体関連物質の採取キット。
【請求項6】
請求項1に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記採取体及び前記支持体は、前記ロッドを取り外した状態で、前記容器本体に収容される、生体関連物質の採取キット。
【請求項7】
請求項6に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記キャップは、前記内部空間にアクセスするための開口と、前記開口を密閉するシールとを備える、生体関連物質の採取キット。
【請求項8】
請求項7に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記シールは、穿孔具により穿孔可能なシール又は剥離可能なシールである、生体関連物質の採取キット。
【請求項9】
請求項1に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記生体関連物質は子宮頚部の細胞又は粘液である、生体関連物質の採取キット。
【請求項10】
請求項1に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記採取体は、前記生体関連物質の採取面を潤滑する潤滑液を有する、生体関連物質の採取キット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体関連物質の採取キットに関し、より詳細には、子宮頚部の細胞又は粘液等の生体関連物質に含まれるウイルス等の病原体を採取するための生体関連物質の採取キットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ウイルス等の病原体の検出には、遺伝子工学の発展に伴い普及したポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を利用したPCR法が用いられている。病原体を含む生体関連物質を綿棒等で採取し、生体関連物質から核酸(DNAまたはRNA)を抽出し、PCR法により核酸を増幅して、増幅された核酸に基づき病原体が検出される。
【0003】
子宮頸がんは、多くの場合、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっている。HPVワクチンの接種によりHPVウイルスを原因とする子宮頸がんは予防可能となるため、HPVウイルス検査が求められている。通常、子宮頸がんを検査する際、医師は腟鏡で被検者の膣を広げ、綿棒やブラシなどで子宮頸部をこすって細胞を採取し、顕微鏡で確認する子宮頚部の細胞診が行われている。さらに、細胞診で採取された細胞に対してPCR法を用いたHPVウイルス検査も行われている。
【0004】
一方、唾液等を採取する採取キット(生体試料採取装置)は、例えば、特許文献1及び2に提案されている。特許文献1の生体試料採取装置は、採取器本体の先端に固定された採取体を用いて、唾液を採取する。特許文献2は、本願出願人により出願され、その採取キットは、細長い採取吸収体を用いて唾液を採取する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-170033号公報
国際公開2021/235236号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、子宮頚部等の管状器官奥底の検査を実施するには、医師自らが被検者から細胞等の生体関連物質を採取する必要があるため、被検者自身が自宅等の任意の場所で生体関連物質を採取することができなかった。
【0007】
また、特許文献1の生体試料採取装置及び特許文献2の採取キットは、唾液を採取するものであり比較的短いため、子宮頚部等の管状器官奥底まで採取体を導入して、子宮頚部等から細胞等の生体関連物質を採取するには適切でない。
【0008】
そこで、本発明は、被検者が自宅等の任意の場所で、被検者自身が管状器官奥底から生体関連物質を採取することができる、生体関連物質の採取キットの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の各態様例は次の通り構成される。
(態様例1)
生体関連物質を採取する採取具と、前記生体関連物質を含む溶液を収容する容器本体と、前記容器本体を密閉するキャップとを備える、生体関連物質の採取キットであって、
前記採取具は、前記生体関連物質を採取する採取体と、前記採取体を支持する採取支持体と、前記採取支持体に着脱自在に固定される細長いロッドと、前記生体関連物質及び前記保存溶液を前記容器本体の外部から吸引するために、前記採取支持体内に形成された内部空間と備え、
前記容器本体は、前記採取体及び前記採取支持体を収容する、生体関連物質の採取キット。
【0010】
(態様例2)
態様例1に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記採取支持体は、前記採取体を装着する有底筒状のコア部を備える、生体関連物質の採取キット。
(態様例3)
態様例2に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記コア部は、複数のスロット又は孔を有する、生体関連物質の採取キット。
(態様例4)
態様例3に記載の生体関連物質の採取キットであって、
前記複数のスロット又は孔は、前記コア部の周面に形成されている、生体関連物質の採取キット。
(【0011】以降は省略されています)
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