TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025087737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025027497,2022155926
出願日
2025-02-25,2015-11-21
発明の名称
電子機器、接続アダプタ及びプログラム
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
G01S
7/38 20060101AFI20250603BHJP(測定;試験)
要約
【課題】無変調の連続波のマイクロ波と変調された連続波のマイクロ波の何れを受信している場合も当該マイクロ波を検出する電子機器を提供すること。
【解決手段】マイクロ波を受信するダブルスーパーヘテロダイン方式の受信回路11~17と、その受信回路の出力信号に基づき、警報対象のマイクロ波を受信したか否かを判定し、警報を制御する制御手段(18~22)を備える。警報対象のマイクロ波は、無変調の連続波のマイクロ波と、変調された連続波のマイクロ波である。受信回路における受信周波数帯域は、両マイクロ波が検出される範囲に設定する。変調されたマイクロ波が受信された場合、変調に応じた復調信号が出力され、そのマイクロ波の受信に伴いスイープストップしている間、正弦波がスイープストップを解除する電圧以下にならないように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電波を受信する受信手段と、
その受信手段の出力信号に基づき、警報対象の電波を受信したか否かを判定し、警報を制御する制御手段と、
を備え、
前記受信手段は、無変調波と、FSK変調波を受信検出することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記受信手段は、前記FSK変調波の変調に応じた復調信号のレベルが設定されたレベル以上を維持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
受信された電波が、前記FSK変調波か否かを判定する種類判定手段を備え、
前記制御手段は、前記種類判定手段の判定結果に基づき警報を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記種類判定手段は、前記受信手段から出力される復調された信号に、前記FSK変調波に基づく信号があるか否かにより前記判定を行うことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記種類判定手段は、前記受信手段から出力される復調された信号の時間成分及び振幅成分の少なくとも一方に基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記時間成分に基づく判定は、前記受信手段から出力される復調された信号の周期に基づいて行うことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記時間成分に基づく判定は、前記受信手段から出力される復調された信号に基づく矩形波のデューティ比,信号幅の少なくとも一方に基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記時間成分に基づく判定は、前記受信手段から出力される復調された信号に基づく振幅幅に基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の電子機器。
【請求項9】
警報対象でない変調された連続波の電波を検出した場合、前記制御手段は、正規の警報を行わないことを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の電子機器。
【請求項10】
受信周波数帯域を1回スイープした際に出力される複数の受信判定がなされる復調信号のうち、設定された条件を満たす2つの復調信号をペアに設定し、当該ペアの2つの復調信号のうち一方が前記変調に応じた復調信号の場合、前記変調された連続波のマイクロ波の受信と判定し、当該ペアの2つの受信信号の他方の受信信号に基づく判定はしないことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、接続アダプタ及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車の速度を測定する車両速度測定装置が路上周辺等に多数設置される。車両速度測定装置の一例を示すと、所定周波数帯域のマイクロ波を車両に向けて発射し、その反射波を受信して車両の走行速度を測定するようになっている。
【0003】
こうした車両速度測定装置の存在を検出するため、車両速度測定装置から発射されたマイクロ波を検出し、警報を出力する電子機器がある。この電子機器は、具体的な回路構成は省略するが、そのマイクロ波検出器は外部から到来するマイクロ波をアンテナで捕捉し、例えばスーパーヘテロダイン方式の受信回路で受信するのが一般的に行われている。従来の車両速度測定装置は、無変調の連続波のマイクロ波と、H型速度測定器(Hシステム)と呼称されるパルス変調をかけた非連続波のマイクロ波がある。上述した従来の電子機器は、それらに二種類のマイクロ波を受信可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-64588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車両速度測定装置は、所定のマイクロ波を出射し、その反射波の受信に基づき、測定対象の車両を求めており、測定可能なものは車速であった。最近開発された車両速度測定装置には、速度を計測した測定対象の車両までの距離及び方向も計測できるものがある。距離及び方向が分かるため、例えば、測定した車速と距離及び方向を関連づけ、異なる位置で複数回車速を測定し、当該複数回の測定結果に基づいて車両を撮影する等の制御を行ったり、片側複数車線の道路では、どの車線を走行する車両かを正確に特定したりする等、多岐にわたった処理が行える。
【0006】
係る最近の車両速度測定装置は、車両までの距離及び方向を計測できるようにするため、従前の無変調のマイクロ波を使用しておらず、既存の電子機器では検出することが難しくなる。そこで、従前の無変調のマイクロ波を出射する車両速度測定装置と、当該最近開発された車両速度測定装置のいずれから出射された電波を、一つの電子機器で共に検出したいという新たな課題が見いだされた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、(1)電波を受信する受信手段と、その受信手段の出力信号に基づき、警報対象の電波を受信したか否かを判定し、警報を制御する制御手段と、を備え、前記受信手段は、無変調波と、FSK変調波を受信可能とした。本発明は、FSK変調波を受信可能としたため、例えば無変調の連続波のマ
イクロ波とFSK変調された連続波のマイクロ波の何れを検出することができる。
【0008】
前記無変調波の周波数帯域はXバンドであり、前記FSK変調波の周波数帯域はKバンドであり、前記受信手段は、前記Xバンドの受信周波数帯域の低い周波数側を下げるようにするとよい。
(2)前記受信手段は、前記FSK変調波の変調に応じた復調信号のレベルが設定されたレベル以上を維持するように構成するとよい。
【0009】
例えば、マイクロ波等の電波を受信する受信手段と、その受信手段の出力信号に基づき、警報対象の電波を受信したか否かを判定し、警報を制御する制御手段と、を備え、前記警報対象の電波は、少なくとも無変調の連続波の電波と、変調された連続波の電波であり、前記受信手段における受信周波数範囲は、前記無変調の連続波の電波と前記変調された連続波の電波が共に検出される範囲に設定され、前記変調された連続波の電波が前記受信手段で受信された場合、その受信手段から変調に応じた復調信号が出力され、前記電波の受信に伴いスイープストップしている間、前記復調信号がスイープストップを解除する電圧以下にならないように構成するとよい。
【0010】
上述したように、受信手段における受信周波数範囲が無変調の電波と変調された電波が共に検出される範囲に設定されるため、何れの電波を受信している場合も電波を検出し、受信信号を出力する。そして変調された電波が受信手段で受信された場合、その受信手段から変調に応じた復調信号が出力される。このとき、例えば変調に応じた復調信号の下側のピークがスイープストップを維持する電圧以下になると、途中でスイープストップが解除されてしまい、正規の電波の受信と認識されなくなる。そこで例えばスイープストップしている間、変調に応じた復調信号がスイープストップを解除する電圧以下にならないようにしたため、変調された連続波の電波を確実に検出することができる。よって、無変調の連続波の電波と、変調された連続波の電波のいずれも警報対象の電波の受信として警報を発することできる。これにより、従前の無変調の電波を出射する車両速度測定装置と、最近開発された車両速度測定装置のいずれから出射された電波・電波を、一つの電子機器で共に検出することができ、検出に伴い警報を発することで、運転者に対して安全運転を促すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ユピテル
システム
19日前
株式会社ユピテル
表示装置
5日前
株式会社ユピテル
装置及びプログラム
26日前
株式会社ユピテル
装置およびプログラム
19日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム
12日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム
19日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム
19日前
株式会社ユピテル
撮像装置及び撮像システム
12日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム等
19日前
株式会社ユピテル
電源装置、録画機、及びプログラム等
16日前
株式会社ユピテル
電子機器、システムおよびプログラム
19日前
株式会社ユピテル
電子機器、接続アダプタ及びプログラム
5日前
株式会社ユピテル
システム、映像記録システム及びプログラム等
16日前
株式会社ユピテル
車載電子機器、サーバ、及びクライアント端末
26日前
株式会社ユピテル
システム、プログラム、学習済みモデル、学習モデルの生成方法および生成装置等
3日前
株式会社ユピテル
ドライブレコーダー、プログラム、学習モデル生成方法、学習済みモデルおよびシステム等
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
6日前
株式会社エビス
水準器
1か月前
株式会社チノー
測定装置
13日前
有限会社原製作所
検出回路
4日前
個人
浸透探傷試験方法
27日前
株式会社不二越
塵埃噴射装置
26日前
日本無線株式会社
レーダ装置
5日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
1か月前
株式会社リコー
光学機器
4日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
27日前
株式会社東芝
センサ
26日前
株式会社チノー
検量線の取得方法
13日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
25日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
26日前
日本精機株式会社
二酸化炭素濃度測定器
11日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
6日前
TDK株式会社
アレイセンサ
27日前
個人
多段電磁加速による高力積衝撃試験機
19日前
学校法人 中央大学
管内径推定装置
17日前
東洋紡株式会社
ヘムタンパク質の安定化方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る