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公開番号
2025087503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202203
出願日
2023-11-29
発明の名称
チューブ容器用包材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
35/10 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】リサイクル性を向上させることが可能な、チューブ容器用包材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器を提供する。
【解決手段】チューブ容器用包材10は、本体部20と、本体部20の外側に剥離可能に密着して設けられ、全周にわたって本体部20を覆うラベル30とを備えている。ラベル30は、外面101から内面102に向かって順に配置された、ラベル基材層31と、印刷層32と、シール層33とを有している。ラベル基材層31は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又はナイロンを含んでいる。シール層33は、イージーピール性を有するとともに、ポリエチレンが海33a、ポリプロピレンが島33bである海島構造を有している。ラベル30は、周方向において対向する縁部同士を接着することなく重ね合わせた未接着領域30aを有している。未接着領域30aの幅Wは、2mm以上である。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
チューブ容器用包材において、
本体部と、
前記本体部の外側に剥離可能に密着して設けられ、全周にわたって前記本体部を覆うラベルとを備え、
前記ラベルは、外面から内面に向かって順に配置された、ラベル基材層と、印刷層と、シール層とを有し、
前記ラベル基材層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又はナイロンを含み、
前記シール層は、イージーピール性を有するとともに、ポリエチレンが海、ポリプロピレンが島である海島構造を有し、
前記ラベルは、周方向において対向する縁部同士を接着することなく重ね合わせた未接着領域を有し、
前記未接着領域の幅は、2mm以上である、チューブ容器用包材。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記ラベルは、前記ラベル基材層上に設けられたバリア層を更に有する、請求項1に記載のチューブ容器用包材。
【請求項3】
前記本体部は、外面から内面に向かって順に配置された、第1シーラント層と、第2シーラント層とを有し、
前記本体部の少なくとも90%以上は、同一樹脂系の材料である、請求項1に記載のチューブ容器用包材。
【請求項4】
前記第1シーラント層及び前記第2シーラント層は、それぞれ、乳白ポリエチレンを含む、請求項3に記載のチューブ容器用包材。
【請求項5】
前記第1シーラント層は、静電防止剤を含む、請求項3に記載のチューブ容器用包材。
【請求項6】
前記第1シーラント層の密度及び前記第2シーラント層の密度は、それぞれ、0.90kg/cm
3
以上0.93kg/cm
3
以下である、請求項3に記載のチューブ容器用包材。
【請求項7】
前記本体部は、前記第1シーラント層と、前記第2シーラント層との間に設けられた本体基材層を更に有する、請求項3に記載のチューブ容器用包材。
【請求項8】
チューブ容器において、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載のチューブ容器用包材の前記本体部の対向する縁部同士を重ね合わせて互いに接合した胴部チューブと、
前記胴部チューブの一端に接合された頭部部材と、を備える、チューブ容器。
【請求項9】
前記頭部部材は、ポリエチレンを含む、請求項8に記載のチューブ容器。
【請求項10】
キャップ付きチューブ容器において、
請求項9に記載のチューブ容器と、
前記頭部部材に取り付けられたキャップと、を備える、キャップ付きチューブ容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、チューブ容器用包材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、チューブ容器として、ラミネートチューブ容器が知られている(特許文献1参照)。一般に、ラミネートチューブ容器は、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の異なる融点を有する材料を用いている。このため、ラミネートチューブ容器をリサイクルすることが難しい場合がある。
【0003】
これに対して、リサイクル適性のあるラミネートチューブ容器として、ポリエチレンを使用したモノマテリアルラミネートチューブ容器が知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-220900号公報
特許第7249531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、モノマテリアル容器であったとしても、容器には、通常インキ等が使用される。このように、容器にインキが使用された場合、リサイクル性が低下する可能性がある。このため、チューブ容器において、リサイクル性を更に良好にすることが求められ得る。
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、リサイクル性を向上させることが可能な、チューブ容器用包材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[11]に関する。
【0008】
[1]
チューブ容器用包材において、
本体部と、
前記本体部の外側に剥離可能に密着して設けられ、全周にわたって前記本体部を覆うラベルとを備え、
前記ラベルは、外面から内面に向かって順に配置された、ラベル基材層と、印刷層と、シール層とを有し、
前記ラベル基材層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又はナイロンを含み、
前記シール層は、イージーピール性を有するとともに、ポリエチレンが海、ポリプロピレンが島である海島構造を有し、
前記ラベルは、周方向において対向する縁部同士を接着することなく重ね合わせた未接着領域を有し、
前記未接着領域の幅は、2mm以上である、チューブ容器用包材。
【0009】
[2]
前記ラベルは、前記ラベル基材層上に設けられたバリア層を更に有する、[1]に記載のチューブ容器用包材。
【0010】
[3]
前記本体部は、外面から内面に向かって順に配置された、第1シーラント層と、第2シーラント層とを有し、
前記本体部の少なくとも90%以上は、同一樹脂系の材料である、[1]又は[2]に記載のチューブ容器用包材。
(【0011】以降は省略されています)
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