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公開番号
2025087488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202183
出願日
2023-11-29
発明の名称
自動基板設計システム、自動基板設計方法及び自動基板設計プログラム
出願人
トープロテクノサービス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
30/39 20200101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約
【課題】基板の設計を自動で可能とし、設計者の手間を大幅に削減することのできる自動基板設計システムを提供する。
【解決手段】基板の自動設計を行う自動基板設計システム1Aには、基板設計者の思考パターンをアルゴリズム化して基板設計者の思考パターンを学習する学習部15と、アルゴリズム化した思考パターンを含む設計アプリ18
1
,18
2
,・・・18
k
を記憶し管理する設計アプリ管理部16と、顧客が使用する顧客端末4から送信された、基板の設計に必要な各種データとしての設計仕様データを取得し、取得された設計仕様データに基づいて設計仕様データによる基板の設計に必要な設計アプリ18
1
,18
2
,・・・18
k
を選択する選択部11と、設計要求に基づいて基板の自動設計を行い、設計結果としての設計データを出力する自動設計部12とが設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
顧客の設計要求に基づいて基板の自動設計を行う自動基板設計システムであって、
基板設計者の思考パターンをアルゴリズム化して前記基板設計者の前記思考パターンを学習する学習手段と、
前記アルゴリズム化した前記思考パターンを含む設計モジュールを記憶し管理する設計モジュール管理手段と、
前記顧客が使用する顧客端末から送信された、基板の設計に必要な各種データとしての設計仕様データを取得し、取得された前記設計仕様データに基づいて該設計仕様データによる前記基板の設計に必要な前記設計モジュールを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された前記設計モジュールにより、前記設計要求に基づいて前記基板の自動設計を行い、設計結果としての設計データを出力する自動設計手段と
が設けられたことを特徴とする自動基板設計システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記自動設計手段による自動設計が行われた前記基板が前記思考パターンに沿った設計が行われたか否かを評価する評価手段と、
前記評価手段による前記評価の結果に依存して、前記設計モジュールのアルゴリズムを修正することで前記設計モジュールを調整する調整手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動基板設計システム。
【請求項3】
一の前記設計モジュールは一の前記基板設計者の前記思考パターンに基づいて形成され、
複数の前記基板設計者のそれぞれの前記思考パターンに基づいて形成された複数の前記設計モジュールが記憶される記憶手段を備え、
前記自動設計手段は、一の前記設計仕様データに基づく前記基板の設計要求に対し、複数の前記設計モジュールを用いて複数の異なる前記設計結果を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の自動基板設計システム。
【請求項4】
前記自動設計手段は、特定の前記基板設計者が設計を求める模範となる模範データを既存の前記設計データと対比し、前記模範データと前記設計データとの差分である差分データを取得し、
前記学習手段は、前記差分データに含まれる前記差分を前記思考パターンとして学習し、
前記自動設計手段は、前記差分データに基づく前記思考パターンを用いて前記基板の自動設計を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動基板設計システム。
【請求項5】
顧客の設計要求に基づいて基板の自動設計を行う自動基板設計システムにおける自動基板設計方法であって、
基板設計者の思考パターンをアルゴリズム化して前記基板設計者の前記思考パターンを学習手段に学習させる学習手順と、
前記アルゴリズム化した前記思考パターンを含む設計モジュールを設計モジュール管理手段において記憶し管理する設計モジュール管理手順と、
前記顧客が使用する顧客端末から送信された、基板の設計に必要な各種データとしての設計仕様データを取得し、取得された前記設計仕様データに基づいて該設計仕様データによる前記基板の設計に必要な前記設計モジュールを選択する選択手順と、
自動設計手順において、前記選択手順によって選択された前記設計モジュールにより、前記設計要求に基づいて前記基板の自動設計を行い、設計結果としての設計データを出力する自動設計手順と、
を有することを特徴とする自動基板設計方法。
【請求項6】
コンピュータに、顧客の設計要求に基づいて基板の自動設計を行う自動基板設計システムにおける自動基板設計方法を実行させるプログラムであって、
基板設計者の思考パターンをアルゴリズム化して前記基板設計者の前記思考パターンを学習手段に学習させる学習手順と、
前記アルゴリズム化した前記思考パターンを含む設計モジュールを設計モジュール管理手段において記憶し管理する設計モジュール管理手順と、
前記顧客が使用する顧客端末から送信された、基板の設計に必要な各種データとしての設計仕様データを取得し、取得された前記設計仕様データに基づいて該設計データによる前記基板の設計に必要な前記設計モジュールを選択する選択手順と、
自動設計手順において、前記選択手順によって選択された前記設計モジュールにより、前記設計要求に基づいて前記基板の自動設計を行い、設計結果としての設計データを出力する自動設計手順とを実行させることを特徴とする自動基板設計プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばプリント基板の電子部品の配置、配線を自動で設計するための自動基板設計システム、自動基板設計方法及び自動基板設計プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プリント基板の設計を自動で行うことが検討されている。設計要素の一つとして部品の形状や寸法を考慮した設計支援装置が提案されている。この設計支援装置には、例えば特許文献1に記載された技術がある。この設計支援装置は、電子部品内蔵基板内に搭載する第1の電子部品の高さ情報を含む第1の部品情報と、全機電子部品内蔵基板内に搭載する第2の電子部品の高さ情報を含む第2の部品情報とから、第1の電子部品の高さと第2の電子部品の高さの差分を算出する高さ差分算出部と、前記差分と予め設定された基準値とを比較して、前記第1の電子部品および/または前記第2の電子部品上に配置する高さ調整部材の要否を判断する高さ調整要否判断部と、備えたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7097539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に記載された電子部品内蔵基板の設計支援装置は、高さの異なる複数の電子部品を部品内蔵基板内に配置する場合に、電子部品選択の自由度を確保しつつ、短時間で高さ調整の要否および高さ調整部材の詳細設計が可能となる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、上記のように高さの異なる複数の電子部品を部品内蔵基板内に配置する場合に有効であるものの、電子部品に加えてプリント基板の配線についても自動で設計することが望まれている。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、基板の設計を自動で行うことが可能となり、設計者の手間を大幅に削減できる自動基板設計システム、自動基板設計方法及び自動基板設計プログラムを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、顧客の設計要求に基づいて基板の自動設計を行う自動基板設計システムであって、基板設計者の思考パターンをアルゴリズム化して前記基板設計者の前記思考パターンを学習する学習手段と、前記アルゴリズム化した前記思考パターンを含む設計モジュールを記憶し管理する設計モジュール管理手段と、前記顧客が使用する顧客端末から送信された、基板の設計に必要な各種データとしての設計仕様データを取得し、取得された前記設計仕様データに基づいて該設計仕様データによる前記基板の設計に必要な前記設計モジュールを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記設計モジュールにより、前記設計要求に基づいて前記基板の自動設計を行い、設計結果としての設計データを出力する自動設計手段とが設けられたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記自動設計手段による自動設計が行われた前記基板が前記思考パターンに沿った設計が行われたか否かを評価する評価手段と、前記評価手段による前記評価の結果に依存して、前記設計モジュールのアルゴリズムを修正することで前記設計モジュールを調整する調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、一の前記設計モジュールは一の前記基板設計者の前記思考パターンに基づいて形成され、複数の前記基板設計者のそれぞれの前記思考パターンに基づいて形成された複数の前記設計モジュールが記憶される記憶手段を備え、前記自動設計手段は、一の前記設計仕様データに基づく前記基板の設計要求に対し、複数の前記設計モジュールを用いて複数の異なる前記設計結果を出力することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の構成に加え、前記自動設計手段は、特定の前記基板設計者が設計を求める模範となる模範データを既存の前記設計データと対比し、前記模範データと前記設計データとの差分である差分データを取得し、前記学習手段は、前記差分データに含まれる前記差分を前記思考パターンとして学習し、前記自動設計手段は、前記差分データに基づく前記思考パターンを用いて前記基板の自動設計を行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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