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公開番号
2025087221
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201724
出願日
2023-11-29
発明の名称
RFコイル、寝台装置、及び磁気共鳴イメージング装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/055 20060101AFI20250603BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被検体の体型によらずにSNR低下を防止することができ、かつセッティングが容易でワークフローを向上させることができるRFコイル、寝台装置、及び磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】本開示に係るRFコイルは、被検体が載置される天板に配置される第1固定ベルトの複数のエレメントにより形成される第1外郭領域は、天板の第1端側から離間するに従って先細りの形状を有し、天板に配置される第2固定ベルトの複数のエレメントにより形成される第2外郭領域は、天板の第2端側から離間するに従って先細りの形状を有し、第1外郭領域及び第2外郭領域は、長手方向の位相が互いにずれて配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向に沿って被検体が載置される天板を備える磁気共鳴イメージング装置用のRF(Radio Frequency)コイルであって、
前記天板に配置され、前記天板の長手方向に直交する幅方向の第1端側から前記第1端側とは反対側の第2端側に向けて前記被検体に装着される第1固定ベルトと、
前記第1固定ベルトに配置された複数のエレメントと、
を含む第1コイルユニットと、
前記天板に配置され、前記天板の前記第2端側から前記第1端側に向けて少なくとも一部が前記第1固定ベルトに重ねられて前記被検体に装着される第2固定ベルトと、
前記第2固定ベルトに配置された複数のエレメントと、
を含む第2コイルユニットと、
を備え、
前記第1コイルユニットの前記複数のエレメントにより形成される第1外郭領域は、前記天板の前記第1端側から離間するに従って先細りの形状を有し、
前記第2コイルユニットの前記複数のエレメントにより形成される第2外郭領域は、前記天板の前記第2端側から離間するに従って先細りの形状を有し、
前記第1外郭領域及び前記第2外郭領域は、前記長手方向の位相が互いにずれて配置される、
RFコイル。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1コイルユニットの前記複数のエレメントは、複数の前記第1外郭領域を形成し、
前記第2コイルユニットの前記複数のエレメントは、複数の前記第2外郭領域を形成し、
前記複数の前記第1外郭領域及び前記複数の前記第2外郭領域は、前記長手方向に沿って交互に配置される、
請求項1に記載のRFコイル。
【請求項3】
前記複数のエレメントは、それぞれ前記天板から離間するに従って径が小さい、
請求項1に記載のRFコイル。
【請求項4】
前記複数のエレメントは、中心を結ぶ線が前記幅方向に平行な位置に配置される、
請求項3に記載のRFコイル。
【請求項5】
前記第1コイルユニットの前記複数のエレメントは、前記長手方向の一方側にそれぞれ端部を揃えて配置され、
前記第2コイルユニットの前記複数のエレメントは、前記長手方向の他方側にそれぞれ端部を揃えて配置される、
請求項3に記載のRFコイル。
【請求項6】
前記第1固定ベルト及び前記第2固定ベルトは、前記第1固定ベルト及び前記第2固定ベルトが前記被検体に装着される際に、それぞれ前記第1外郭領域の前記他方側及び前記第2外郭領域の前記一方側を平面視において互いに隣り合う位置に配置させるためのガイド線を備える、
請求項5に記載のRFコイル。
【請求項7】
前記複数のエレメントは、それぞれ径が一定であり、かつ前記天板から離間するに従って単位面積当たりの数が少なく配置される、
請求項1に記載のRFコイル。
【請求項8】
前記第1固定ベルトは、前記第2固定ベルトが重なる位置の適正範囲を示すガイド表示を備える、
請求項1に記載のRFコイル。
【請求項9】
前記第1固定ベルト及び前記第2固定ベルトは、前記被検体に装着された際に互いに接触する位置に、第1面及び第2面が係合する一対の面ファスナの前記第1面及び前記第2面を備える、
請求項1に記載のRFコイル。
【請求項10】
被検体が載置される天板と、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のRFコイルと、
を備える寝台装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はRFコイル、寝台装置、及び磁気共鳴イメージング装置に係り、特にRFコイルを被検体に固定する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置という)は、被検体に発生した磁気共鳴信号を受信し、この受信信号を再構成して磁気共鳴画像を得る。このようなMRI装置では、磁気共鳴信号を受信するための複数のエレメントが配置されたRF(Radio Frequency)コイルを被検体に固定する必要がある。
【0003】
特許文献1には、MRI用の高周波磁場の送信および受信の内の少なくとも一方を担うように形成した複数個のRFコイルと、この複数個のRFコイルの出力インピーダンスを調整するための出力インピーダンス調整回路とを備えたMRI用RFコイルユニットが開示されている。
【0004】
特許文献2には、被検体からの磁気共鳴信号を、伸縮可能な第1のエレメントと伸縮可能な第2のエレメントを含む複数のエレメントで受信するRFコイルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-024025号公報
特開2021-159330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
RFコイルは、被検体の近くに隙間なくエレメントが配置されることが好ましい。しかしながら、サイズが固定された1ピースのRFコイルでは、被検体のサイズのバリエーションをカバーできない場合があった。この場合、エレメントでカバーできない範囲において、磁気共鳴信号のSNR(Signal to Noise Ratio)が十分得られないという課題がある。
【0007】
また、サイズが固定された1ピースのRFコイルは、セッティングの手数が多くワークフローが低下しているという課題があった。
【0008】
これに対し、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、これらの課題を解決することができない。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、被検体の体型によらずにSNR低下を防止することができ、かつセッティングが容易でワークフローを向上させることができるRFコイル、寝台装置、及び磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本開示の第1態様に係るRFコイルは、長手方向に沿って被検体が載置される天板を備える磁気共鳴イメージング装置用のRF(Radio Frequency)コイルであって、天板に配置され、天板の長手方向に直交する幅方向の第1端側から第1端側とは反対側の第2端側に向けて被検体に装着される第1固定ベルトと、第1固定ベルトに配置された複数のエレメントと、を含む第1コイルユニットと、天板に配置され、天板の第2端側から第1端側に向けて少なくとも一部が第1固定ベルトに重ねられて被検体に装着される第2固定ベルトと、第2固定ベルトに配置された複数のエレメントと、を含む第2コイルユニットと、を備え、第1コイルユニットの複数のエレメントにより形成される第1外郭領域は、天板の第1端側から離間するに従って先細りの形状を有し、第2コイルユニットの複数のエレメントにより形成される第2外郭領域は、天板の第2端側から離間するに従って先細りの形状を有し、第1外郭領域及び第2外郭領域は、長手方向の位相が互いにずれて配置されるRFコイルである。
(【0011】以降は省略されています)
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