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公開番号2025087066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201442
出願日2023-11-29
発明の名称検出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 5/11 20060101AFI20250603BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】小型化しつつ、収容部内における光の乱反射によって発生する迷光の受光部への受光量を低減することができる検出装置を提供すること。
【解決手段】対象者の予め決められた部位に取り付けられる検出装置であって、予め決められた高さ方向を上方として、高さ方向と直交する面を有する基部と、基部上に設けられる加速度検出部と、基部上において基部とともに加速度検出部を覆う蓋部と、蓋部上に設けられ、検出装置が当該部位に取り付けられた場合における加速度検出部の出力に基づいて対象者の体動を検出する制御部と、光を発光する発光部と、光を受光する受光部とを有する生体情報検出部と、高さ方向と交差する幅方向において生体情報検出部と制御部との間に位置する第1遮光部材と、基部と加速度検出部と蓋部と制御部と生体情報検出部と第1遮光部材とを収容する収容部とを備える検出装置。
【選択図】図27
特許請求の範囲【請求項1】
対象者の予め決められた部位に取り付けられる検出装置であって、
予め決められた高さ方向を上方として、
前記高さ方向と直交する面を有する基部と、
前記基部上に設けられる加速度検出部と、
前記基部上において前記基部とともに前記加速度検出部を覆う蓋部と、
前記蓋部上に設けられ、前記検出装置が前記部位に取り付けられた場合における前記加速度検出部の出力に基づいて前記対象者の体動を検出する制御部と、
光を発光する発光部と、前記光を受光する受光部とを有する生体情報検出部と、
前記高さ方向と交差する幅方向において前記生体情報検出部と前記制御部との間に位置する第1遮光部材と、
前記基部と前記加速度検出部と前記蓋部と前記制御部と前記生体情報検出部と前記第1遮光部材とを収容する収容部と、
を備える検出装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記受光部により受光された前記光の強度に応じて、前記対象者の生体情報を検出し、
検出した前記体動に応じて、前記生体情報を補正する、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記第1遮光部材は、前記蓋部上に設けられる、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項4】
前記発光部と前記受光部とは、前記幅方向において、前記蓋部と前記収容部の第1壁との間に設けられる、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項5】
前記発光部と前記受光部とは、前記基部上に設けられる、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項6】
前記第1遮光部材は、前記幅方向において、前記制御部と隣接するように設けられる、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項7】
前記高さ方向において、前記収容部の底面と前記基部との間に位置する第2遮光部材を備える、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項8】
前記第2遮光部材は、前記高さ方向において、前記発光部と前記受光部との少なくとも一方と重なる、
請求項7に記載の検出装置。
【請求項9】
前記第2遮光部材は、前記高さ方向と反対の方向に向かって見た場合、前記収容部の第1壁から前記幅方向に向かって前記蓋部まで延伸する、
請求項8に記載の検出装置。
【請求項10】
前記第1壁に設けられる第3遮光部材を備える、
請求項9に記載の検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、検出装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
非侵襲な方法により、脈波、脈拍、酸素飽和度等の生体情報を検出する検出装置についての研究、開発が行われている。
【0003】
これに関し、対象者の予め決められた対象部位に取り付けられる検出装置であって、光を発光する発光部と、光を受光する受光部とを有し、発光部から発光された光のうち対象部位の内部において反射された光の受光部による受光量に基づいて対象者の生体情報を検出する生体情報検出部と、対象部位の加速度を検出する加速度検出部とを備える検出装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-000596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたような検出装置では、生体情報検出部と加速度検出部とが互いに異なる空間内に配置される。しかしながら、検出装置の小型化を図ろうとした場合、生体情報検出部と加速度検出部とは、互いに同じ空間内に配置するとともに、発光部と受光部とを近づけることが望ましい。ところが、生体情報検出部と加速度検出部との両方が配置される空間内において発光部と受光部とを近づけると、発光部から発光される光の一部が当該空間内において乱反射し、乱反射した光が迷光として受光部に受光されてしまい易くなる。これは、生体情報の検出精度を低下させることに繋がり、望ましいことではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本開示の一態様は、対象者の予め決められた部位に取り付けられる検出装置であって、予め決められた高さ方向を上方として、前記高さ方向と直交する面を有する基部と、前記基部上に設けられる加速度検出部と、前記基部上において前記基部とともに前記加速度検出部を覆う蓋部と、前記蓋部上に設けられ、前記検出装置が前記部位に取り付けられた場合における前記加速度検出部の出力に基づいて前記対象者の体動を検出する制御部と、光を発光する発光部と、前記光を受光する受光部とを有する生体情報検出部と、前記高さ方向と交差する幅方向において前記生体情報検出部と前記制御部との間に位置する第1遮光部材と、前記基部と前記加速度検出部と前記蓋部と前記制御部と前記生体情報検出部と前記第1遮光部材とを収容する収容部と、を備える検出装置である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
検出装置1の構成の一例を示す正面図である。
図1に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第1変形例を示す正面図である。
図3に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第2変形例を示す正面図である。
図5に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第3変形例を示す正面図である。
図7に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第4変形例を示す正面図である。
図9に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第5変形例を示す正面図である。
図11に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第6変形例を示す正面図である。
図13に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第7変形例を示す正面図である。
図15に示した検出装置1の上面図である。
検出装置1の構成の第8変形例を示す正面図である。
図17に示した検出装置1の上面図である。
検出装置2の構成の一例を示す正面図である。
図19に示した検出装置2の上面図である。
検出装置2の構成の第1変形例を示す正面図である。
図21に示した検出装置2の上面図である。
検出装置2の構成の第2変形例を示す正面図である。
図23に示した検出装置2の上面図である。
検出装置2の構成の第3変形例を示す正面図である。
図25に示した検出装置2の上面図である。
検出装置3の構成の一例を示す正面図である。
図27に示した検出装置3の上面図である。
検出装置3の構成の第1変形例を示す正面図である。
図29に示した検出装置3の側面図である。
図29に示した検出装置3の上面図である。
検出装置3の構成の第2変形例を示す正面図である。
検出装置3の構成の第3変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<本開示の概要>
以下、本開示の概要について説明する。本開示では、対象者の予め決められた対象部位に取り付けられる検出装置であって、光を発光する発光部と、光を受光する受光部とを有し、発光部から発光された光のうち対象部位の内部において反射された光の受光部による受光量に基づいて対象者の生体情報を検出する生体情報検出部と、当該部位の加速度を検出する加速度検出部とを備える検出装置の構成について説明する。生体情報検出部と加速度検出部とが互いに同じ空間内に配置される場合、生体情報検出部と加速度検出部とが互いに異なる空間内に配置される場合と比較して、当該検出装置の小型化を図ることができる。ところが、生体情報検出部と加速度検出部とを互いに同じ空間内に配置すると、発光部から発光された光のうち対象部位を通らずに加速度検出部へ入射する光の量の増大、発光部から発光された光のうち迷光として受光部へ入射する光の量の増大、発光部から発光された光のうち当該空間内において乱反射した光が受光部へ入射する量の増大等を引き起こすことがある。発光部からの光のうち対象部位を通らずに加速度検出部へ入射する光の量の増大は、加速度検出部の熱膨張を誘発し、加速度検出部による加速度の検出精度の低下に繋がるため、望ましいことではない。発光部からの光のうち迷光として受光部へ入射する光の量の増大は、生体情報の検出精度の低下に繋がり、望ましいことではない。そして、発光部から発光された光のうちと空間内において乱反射した光が受光部へ入射する量の増大も、生体情報の検出精度の低下に繋がり、望ましいことではない。そこで、本開示では、これらの問題のうちの少なくとも1つを解決することができる当該検出装置の構成について説明する。このような構成は、例えば、以下において説明する第1実施形態~第3実施形態の3つの実施形態のそれぞれ、又は、これら3つの実施形態のうちの一部又は全部の組み合わせによって実現することができる。そこで、以下では、これら3つの実施形態のそれぞれについて詳しく説明する。なお、これら3つの実施形態のそれぞれ、又は、これら3つの実施形態のうちの一部又は全部の組み合わせは、以下において説明する当該検出装置の機能を損なわない限りにおいて、他の構成と組み合わされてもよい。
【0009】
<第1実施形態>
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
<第1実施形態に係る検出装置の概要>
まず、第1実施形態に係る検出装置の概要について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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