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公開番号2025086292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023200265
出願日2023-11-27
発明の名称生産管理装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類B65B 57/00 20060101AFI20250530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容易に真因を分析可能とし、生産ラインのダウンタイムの削減を可能とすること。
【解決手段】一実施形態に係る生産管理装置10は、検査機から情報を取得する取得部11と、表示部12と、上述の情報に基づいて表示部12における表示を制御する制御部13とを備える。取得部11は、上述の情報として、検査機における物品の検査に関する情報を取得し、制御部13は、上述の情報に基づいて、表示部12に、単位時間当たりの検査機における検査数及び単位時間当たりの物品処理装置のサイクル動作数を時系列に同時に表示させ、物品処理装置のサイクル動作数は、物品処理装置において物品を実際に排出したサイクル動作の数と物品処理装置において物品を排出しなかったサイクル動作の数との和を示す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
物品を処理して排出する物品処理装置から排出された前記物品を検査する検査機と接続される生産管理装置であって、
前記検査機から情報を取得する取得部と、
表示部と、
前記情報に基づいて前記表示部における表示を制御する制御部と、を備え、
前記取得部は、前記情報として、前記検査機における前記物品の検査に関する情報を取得し、
前記制御部は、前記情報に基づいて、前記表示部に、単位時間当たりの前記検査機における検査数及び単位時間当たりの前記物品処理装置のサイクル動作数を時系列に同時に表示させ、
前記物品処理装置のサイクル動作数は、前記物品処理装置において前記物品を実際に排出したサイクル動作の数と前記物品処理装置において物品を排出しなかったサイクル動作の数との和を示す、生産管理装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記情報に基づいて、前記表示部に、前記単位時間当たりの前記検査機における検査数と前記単位時間当たりの前記物品処理装置のサイクル動作数と単位時間当たりの前記物品処理装置のミスサイクル動作数とを時系列に同時に表示させ、
前記物品処理装置のミスサイクル動作数は、前記物品処理装置において前記物品を排出しなかったサイクル動作の数を示す、請求項1に記載の生産管理装置。
【請求項3】
前記物品処理装置に接続され、
前記取得部は、前記物品処理装置から、前記情報として、前記物品処理装置のサイクル動作数を取得する、請求項1に記載の生産管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記単位時間よりも短い所定期間で、前記検査機における検査数を分析することで、前記所定期間における前記物品処理装置のサイクル動作数を算出し、
前記算出結果に基づいて、前記表示部に、前記単位時間当たりの前記物品処理装置のサイクル動作数を表示させる、請求項1に記載の生産管理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記表示部に、単位時間当たりに生産された袋の数を表示させる、請求項1に記載の生産管理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記表示部に、前記単位時間当たりの前記検査機における検査数及び前記単位時間当たりの前記物品処理装置のサイクル動作数の少なくとも一方の理想値を表示させる、請求項1に記載の生産管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生産管理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、生産ラインの異常検知のために、各種検査機にて異物混入や重量不良や破袋等の検出を行う技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-17538
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
さて、上記の生産ラインにおいて、各検査機における検査数だけでは、生産ライン全体の良品の生産量については把握できるが、かかる生産量が目標に達していない場合の真因が分析できないという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、容易に真因を分析可能とし、生産ラインのダウンタイムの削減を可能とする生産管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る生産管理装置は、物品を処理して排出する物品処理装置から排出された前記物品を検査する検査機と接続される生産管理装置であって、前記検査機から情報を取得する取得部と、表示部と、前記情報に基づいて前記表示部における表示を制御する制御部と、を備え、前記取得部は、前記情報として、前記検査機における前記物品の検査に関する情報を取得し、前記制御部は、前記情報に基づいて、前記表示部に、単位時間当たりの前記検査機における検査数及び単位時間当たりの前記物品処理装置のサイクル動作数を時系列に同時に表示させ、前記物品処理装置のサイクル動作数は、前記物品処理装置において前記物品を実際に排出したサイクル動作の数と前記物品処理装置において物品を排出しなかったサイクル動作の数との和を示すことを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、容易に真因を分析可能とし、生産ラインのダウンタイムの削減を可能とする生産管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る生産ライン1の全体構成の一例を説明する図である。
図2は、第1実施形態に係る生産管理装置10の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る生産管理装置10の表示部12による表示の一例を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る生産管理装置10の制御部13が所定期間における物品処理装置のサイクル動作数を算出する方法の一例を説明するための図である。
図5は、第1実施形態に係る生産管理装置10の制御部13によって推定された生産ライン1全体の生産ライン1全体の可動率の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1~図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る生産ライン1について説明する。図1は、第1実施形態に係る生産ライン1の全体構成の一例を説明する図であり、図2は、第1実施形態に係る生産管理装置10の機能ブロックの一例を示す図であり、図3は、第1実施形態に係る生産管理装置10の表示部12による表示の一例を示す図であり、図4は、第1実施形態に係る生産管理装置10の制御部13が所定期間における物品処理装置のサイクル動作数を算出する方法の一例を説明するための図であり、図5は、第1実施形態に係る生産管理装置10の制御部13によって推定された生産ライン1全体の生産ライン1全体の可動率の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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