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公開番号
2025085902
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199602
出願日
2023-11-27
発明の名称
取外しと取付けが可能なスタンド構造を備えた焚火台
出願人
株式会社タナクロ
代理人
個人
,
個人
主分類
F24B
1/197 20060101AFI20250530BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ゴトクを含むスタンドの取外しと取付けが容易であり、ゴトクを取り付けた状態での持ち運びが可能な強度を有する携帯用焚火台を提供する。
【解決手段】火床2、側面部、およびゴトク9を支える取外しと取付け可能なスタンド3a、3bを備えた焚火台1において、前記スタンドの脚部7aの先端に近接する部分で、ホールド部8aが前記脚部と溶接されており、前記ホールド部は、前記脚部を取り囲むような略円柱の半分形状で、内部側から見た際の凹部を備えており、前記凹部は前記ホールド部の溶接箇所よりも下の位置にあり、焚火台本体側には、支持部に前記凹部と対応する凸部が設けられており、取外しと取付け時には、スタンドの脚部を外側から力を加えて内側に変形させることで前記凹部と前記凸部の係合を解除または確立することを特徴とする焚火台である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
火床、側面部、およびゴトクを支える取付けと取外し可能なスタンドを備えた焚火台において、
前記スタンドの脚部の先端に近接する部分に、ホールド部が前記脚部と溶接されており、
前記ホールド部は、前記脚部を取り囲むような略円柱の半分形状で、内部側から見た際の凹部を備えており、
前記凹部は前記ホールド部の溶接箇所よりも下の位置にあり、
焚火台本体側には、支持部に前記凹部と対応する凸部が設けられており、
取外しと取付け時には、スタンドの脚部を外側から力を加えて内側に変形させることで前記凹部と前記凸部の係合を解除または確立することを特徴とする焚火台。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の焚火台において、
前記ホールド部と前記脚部の溶接は、ホールド部の上端部と、ホールド部の中央近傍に設けられた穴部の2か所で行われている焚火台。
【請求項3】
請求項1または2に記載の焚火台において、
前記スタンドは、上辺部及び中辺部を備える焚火台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、野外で使用する携帯用焚火台に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
野外で使用される携帯用焚火台は、暖房だけでなく調理にも利用されることが多く、鍋などを載せるためのゴトクが便利である。暖房と調理の両方に使用するためには、ゴトクの取外しと取付けが可能なものがよい。またゴトクを取り付けた状態での持ち運びが可能であればさらによい。従来の焚火台では、ゴトクまたはゴトクを載せたスタンドの取外しと取付けが困難であり、ゴトクを取り付けた状態での持ち運びの安定性に問題があることが多かった。これらの問題は使用者の利便性を低下させる要因となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7231268
特開2021―14932
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、ゴトクを含むスタンドが固定されており、ゴトクを取り付けた状態での持ち運びは安定しているが、ゴトクを載せたスタンドの取外しと取付けができない焚火台である。
調理を行わずに暖房用途の際には、スタンドが使用上の妨げとなる場合がある。よってゴトクを載せたスタンドの取外しと取付けが可能なものが求められる。
【0005】
特許文献2は、五徳の取外しと取付け可能な焚火台であるが、五徳を取り付けた状態での持ち運びは難しい焚火台である。
請求項5に「第1の連結杆部4aおよび第2の連結杆部4bが第1の主フレーム部および第2の主フレーム部に対して、それぞれ着脱自在であること」としており、五徳の取付けと取外しは可能であると記載されている。また段落0029に、「第1の支軸41a~第4の支軸42bの外径は、…第1の縦フレーム部30a~第4の縦フレーム部31bの内径よりも小径にされている。…上端から挿し込むことによって、…連結することができる。…抜取り自在にすることができる。」と記載されている。
すなわち、支軸の外径は縦フレーム部内径よりも小径にされており、第1の連結杆部4aおよび第2の連結杆部4bが単に第1の主フレーム部および第2の主フレーム部に挿し込まれているので、五徳の取外しと取付け可能である。しかし、ゴトクを取り付けた状態での持ち運びは安定しているかどうかは、記載がない。例えば持ち運び時に、第1の連結杆部4aおよび第2の連結杆部4bを持てば、それらは単に挿し込まれているだけなので抜ける可能性がある。仮に他のパーツをもって持ち運びをするとして、例えば対角線上にある縦フレーム部30aと縦フレーム部31bを両手でもって運ぶとすれば、持ちにくく安定性がない。よって特許文献2は、五徳の取外しと取付け可能ではあるが、五徳を取り付けた状態での持ち運びは難しい。
そこで、ゴトクの取外しと取付けが容易であり、かつゴトクを取り付けた状態での持ち運びが可能な強度を有する携帯用焚火台が求められている。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みて、提案されたものである。
即ち、取外しと取付けが容易なゴトクを含むスタンドを備え、ゴトクを取り付けた状態での持ち運びが可能な強度を有する携帯用焚火台である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
火床、側面部、およびゴトクを支える取外しと取付け可能なスタンドを備えた焚火台において、前記スタンドの脚部の先端に近接する部分に、ホールド部が前記脚部と溶接されており、前記ホールド部は、前記脚部を取り囲むような略円柱の半分形状で、内部側から見た際の凹部を備えており、前記凹部は前記ホールド部の溶接箇所よりも下の位置にあり、焚火台本体側には、支持部に前記凹部と対応する凸部が設けられており、
取外しと取付け時には、スタンドの脚部を外側から力を加えて内側に変形させることで前記凹部と前記凸部の係合を解除または確立することを特徴とする焚火台である(以下、外側と内側は、正面から見て外側と内側とする)。
【0008】
前記ホールド部と前記脚部の溶接は、ホールド部の上端部と、ホールド部の中央近傍に設けられた穴部の2か所で行われていることを特徴とする焚火台である。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、スタンドの脚部の先端に近接する部分に溶接したホールド部に凹部と、焚火台本体側に凸部を設け、凹部と凸部の係合を解除または確立することにより、スタンドの取外しや取付けを容易にし、安定性を向上させ、取り付けた状態での持ち運びを可能とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本発明に係る焚火台の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る焚火台を示す斜視図であり、図2は焚火台の正面図である。
焚火台1は、火床2と、前記火床2を支えるため向かい合うように立設された一対の側面パネル4aと4b、ゴトク9を支える一対のスタンド3aと3bを備える。
スタンド3aと3bは金属の丸棒である。
スタンド3aは、ゴトクの支持を目的とし、上辺部5a、中辺部6a、および両サイドに位置する脚部7aと7a’を備える。スタンド3bも同様である。
前記脚部7aと7a’は、それぞれ下端にホールド部8aと8a’を備える。
この焚火台は、焚火をして暖を取るだけでなく、調理目的で、火床2に薪を置いて着火し、ゴトク9を取り付けて、ゴトク9の上に料理が入った土鍋、鉄鍋や鉄板など(図示しない)を載せて料理をするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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