TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025085841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2025049054,2020152183
出願日
2025-03-24,2020-09-10
発明の名称
ラベル貼付装置およびラベル貼付方法
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
,
TOPPANインフォメディア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65C
9/06 20060101AFI20250529BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】精度よくかつ確実にラベルをカップ本体に貼り付けることができ、ラベル貼り付け工程の高速化を図ることで製造効率を向上できる。
【解決手段】搬送コンベア40で搬送されるカップ容器2の向きを調整するタブ位置調整手段50と、タブ位置調整手段50の下流側にカップ容器2の天面にラベルを仮付けするラベル供給手段と、を備え、搬送コンベア40上のカップ容器2が載置される位置に貫通穴41が設けられ、搬送コンベア40の下方から貫通穴41を通じて搬送コンベア40上に向けてエアEを吹き出し、カップ容器2を搬送コンベア40から浮上させるエア供給部と、エアEによって浮上したカップ容器2の左右両側に位置し、浮上したカップ容器2を容器軸O周りに回転させてカップ容器2の向きを変える接触ローラー52と、を有し、接触ローラー52は、タブ22Aを左右方向Zを向く位置から外れた位置に回転させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物が収容される有底筒状のカップ本体と、該カップ本体の開口を閉塞するタブ材と、を備えたカップ容器において、前記カップ容器の前記タブ材から前記カップ本体の外周面にわたってラベルを貼り付けるラベル貼付装置であって、
前記タブ材で前記カップ本体が閉塞された前記カップ容器を一方向の搬送方向に搬送する搬送コンベアと、
前記搬送コンベアで搬送される前記カップ容器の向きを、前記タブ材の開封操作部となるタブに合わせて調整するタブ位置調整手段と、
前記タブ位置調整手段の下流側に配置され、前記カップ容器の天面に前記ラベルを仮付けするラベル供給手段と、を備え、
前記搬送コンベアにおける前記カップ容器が載置される位置には貫通穴が設けられ、
前記タブ位置調整手段は、
前記搬送コンベアの下方の所定位置に設定されたエア吹き出し区間に配置され、前記搬送コンベアに対して下方からエアを吹き出し、前記貫通穴を通じて前記カップ容器を前記搬送コンベアから浮上させるエア供給部と、
前記搬送方向で前記エア吹き出し区間と同じ領域において、前記搬送コンベアで搬送される前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側に位置し、前記エア供給部によって浮上した前記カップ容器の前記タブに接触させることで容器軸周りに回転させて該カップ容器の向きを変えるカップ方向変更部と、を有し、
前記貫通穴が前記エア吹き出し区間に移動したときに、前記貫通穴を通じて前記エア供給部から吹き出されるエアによって前記搬送コンベアの表面との接地摩擦が無くなる程度の浮力が前記搬送コンベア上の前記カップ容器に付与され、
前記カップ方向変更部は、前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側において、前記搬送コンベアによって連続的に移動する前記カップ容器に前記エア供給部で前記エアを吹き出した状態で、前記カップ容器の前記タブに接触させることで容器軸周りに回転させて該カップ容器の向きを変更させ、前記タブを前記コンベア幅方向を向く位置から外れた位置に回転させる、ラベル貼付装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記カップ方向変更部は、上下方向に回転軸を有し、前記カップ本体から前記コンベア幅方向の外側に張り出す前記タブを接触させる接触ローラーである、
請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
内容物が収容される有底筒状のカップ本体と、該カップ本体の開口を閉塞するタブ材と、を備えたカップ容器において、前記カップ容器の前記タブ材から前記カップ本体の外周面にわたってラベルを貼り付けるラベル貼付方法であって、
搬送コンベアの下方の所定位置に設定されたエア吹き出し区間において、前記タブ材で前記カップ本体が閉塞され搬送コンベアによって一方向に連続的に搬送される前記カップ容器の下方からエアを吹き出す工程と、
前記搬送コンベアによって連続的に移動する前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側において、前記エアを吹き出した状態で、前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側に配置されるカップ方向変更部によって前記カップ容器の前記タブに接触させることで、前記カップ容器を容器軸周りに回転させて該カップ容器の向きを変え、前記タブ材の開封操作部となるタブを前記コンベア幅方向を向く位置から外れた位置に回転させる工程と、
前記カップ容器の向きを前記タブに合わせて調整した後、前記カップ容器の天面における前記タブに重ならない位置に前記ラベルを仮付けする工程と、
を有する、ラベル貼付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル貼付装置およびラベル貼付方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カップ容器として、例えば特許文献1に示されるような内容物が収容される有底筒状のカップ本体と、カップ本体の開口を閉塞するタブ材と、を備えた構成のものが知られている。このようなカップ容器では、カップ容器のタブ材からカップ本体の上部外周面にわたってラベルを貼り付けるラベル貼付装置がある。
【0003】
このようなラベル貼付装置では、内容物が収容されタブ材でカップ本体が閉塞されたカップ容器を一方向に搬送する搬送コンベアと、搬送コンベアで搬送されるカップ容器の上面にラベルを供給するラベル供給手段と、が設けられ、供給されたラベルがタブ材とカップ本体の上部外周面にわたって貼り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-249121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のようなラベル貼付装置によるラベル供給手段は、カップ容器の搬送方向を回転中心として回転可能なブラシを回転させ、そのブラシを搬送方向に直交する方向に進退移動させることで、カップ本体にラベルを撫で付けるようにして貼り付ける方法となっている。しかしながら、この場合には、ブラシとラベルとの摩擦や当たり具合によってラベルがずれた状態でカップ容器に貼り付けられるおそれがあった。
【0006】
また、従来のラベル貼付装置では、カップ容器のタブ材のタブの位置に重なってラベルが配置される場合には、ラベルがずれて貼り付けられることや、ラベルが浮いてしまい貼り付け状態が低下するという問題があった。しかも、ラベルの浮きによる不良は、画像検査による検出が難しく、不良品として取り除くことができずに不良品のまま出荷されてしまうおそれがあった。
【0007】
さらに、従来のラベル供給手段では、カップ容器の搬送移動を一時停止させて貼り付ける。つまり、製造中で搬送されるカップ容器は、不連続の搬送となることから、製品の大量生産には限界があり、連続的な搬送中にラベルの貼り付け作業が行われることが求められており、その点で改善の余地があった。
【0008】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、タブを有するタブ材を備えたカップ容器であっても精度よくかつ確実にラベルをカップ本体に貼り付けることができ、しかもラベル貼り付け工程の高速化を図ることで製造効率を向上させることができるラベル貼付装置およびラベル貼付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第一の態様は、内容物が収容される有底筒状のカップ本体と、該カップ本体の開口を閉塞するタブ材と、を備えたカップ容器において、前記カップ容器の前記タブ材から前記カップ本体の外周面にわたってラベルを貼り付けるラベル貼付装置であって、前記タブ材で前記カップ本体が閉塞された前記カップ容器を一方向の搬送方向に搬送する搬送コンベアと、前記搬送コンベアで搬送される前記カップ容器の向きを、前記タブ材の開封操作部となるタブに合わせて調整するタブ位置調整手段と、前記タブ位置調整手段の下流側に配置され、前記カップ容器の天面に前記ラベルを仮付けするラベル供給手段と、を備え、前記搬送コンベアにおける前記カップ容器が載置される位置には貫通穴が設けられ、前記タブ位置調整手段は、前記搬送コンベアの下方の所定位置に設定されたエア吹き出し区間に配置され、前記搬送コンベアに対して下方からエアを吹き出し、前記貫通穴を通じて前記カップ容器を前記搬送コンベアから浮上させるエア供給部と、前記搬送方向で前記エア吹き出し区間と同じ領域において、前記搬送コンベアで搬送される前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側に位置し、前記エア供給部によって浮上した前記カップ容器の前記タブに接触させることで容器軸周りに回転させて該カップ容器の向きを変えるカップ方向変更部と、を有し、前記貫通穴が前記エア吹き出し区間に移動したときに、前記貫通穴を通じて前記エア供給部から吹き出されるエアによって前記搬送コンベアの表面との接地摩擦が無くなる程度の浮力が前記搬送コンベア上の前記カップ容器に付与され、前記カップ方向変更部は、前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側において、前記搬送コンベアによって連続的に移動する前記カップ容器に前記エア供給部で前記エアを吹き出した状態で、前記カップ容器の前記タブに接触させることで容器軸周りに回転させて該カップ容器の向きを変更させ、前記タブを前記コンベア幅方向を向く位置から外れた位置に回転させる。
【0010】
本発明の他の態様は、内容物が収容される有底筒状のカップ本体と、該カップ本体の開口を閉塞するタブ材と、を備えたカップ容器において、前記カップ容器の前記タブ材から前記カップ本体の外周面にわたってラベルを貼り付けるラベル貼付方法であって、搬送コンベアの下方の所定位置に設定されたエア吹き出し区間において、前記タブ材で前記カップ本体が閉塞され搬送コンベアによって一方向に連続的に搬送される前記カップ容器の下方からエアを吹き出す工程と、前記搬送コンベアによって連続的に移動する前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側において、前記エアを吹き出した状態で、前記カップ容器におけるコンベア幅方向両側に配置されるカップ方向変更部によって前記カップ容器の前記タブに接触させることで、前記カップ容器を容器軸周りに回転させて該カップ容器の向きを変え、前記タブ材の開封操作部となるタブを前記コンベア幅方向を向く位置から外れた位置に回転させる工程と、前記カップ容器の向きを前記タブに合わせて調整した後、前記カップ容器の天面における前記タブに重ならない位置に前記ラベルを仮付けする工程と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
箱
10か月前
個人
収容箱
1か月前
個人
包装体
11か月前
個人
ゴミ箱
10か月前
個人
コンベア
3か月前
個人
段ボール箱
5か月前
個人
ゴミ収集器
4か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
容器
7か月前
個人
折り畳み水槽
10か月前
個人
楽ちんハンド
2か月前
個人
土嚢運搬器具
6か月前
個人
宅配システム
4か月前
個人
バンド
1日前
個人
角筒状構造体
3か月前
個人
パウチ補助具
10か月前
個人
お薬の締結装置
3か月前
個人
ダンボール宝箱
11か月前
個人
閉塞装置
8か月前
個人
コード類収納具
6か月前
個人
廃棄物収容容器
18日前
個人
積み重ね用補助具
21日前
株式会社和気
包装用箱
6か月前
株式会社コロナ
梱包材
3か月前
個人
圧縮収納袋
11か月前
個人
ゴミ処理機
7か月前
個人
貯蔵サイロ
5か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
個人
把手付米袋
2か月前
三甲株式会社
蓋体
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
個人
コード折り畳み器具
2か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
株式会社新弘
容器
10か月前
三甲株式会社
蓋体
7か月前
続きを見る
他の特許を見る