TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025084118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2024202388
出願日
2024-11-20
発明の名称
取り外し可能なエピタキシャル反応部を取り扱うためのマルチチャンバアセンブリ
出願人
エルピーイー・エッセ・ピ・ア
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C23C
16/44 20060101AFI20250526BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約
【課題】マルチチャンバアセンブリを提供する。
【解決手段】本発明は、予防保守作業のための取り外し可能な反応部の取り扱いおよび格納のためのマルチチャンバアセンブリに関し、上記の反応部は、基材上の半導体膜のエピタキシャル堆積のための反応器で使用される。本発明は、さらに、基材上の半導体膜の堆積のためのエピタキシャル反応器を統合する反応器アセンブリ、および上述のマルチチャンバアセンブリに関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エピタキシャル反応器の少なくとも1つの取り外し可能な反応部(1000)を取り扱うためのマルチチャンバアセンブリ(10)であって、
前記反応部を前記エピタキシャル反応器から受けるまたは前記エピタキシャル反応器へ送り出すように適合されている少なくとも1つの開口部(110、130)を含む第一のチャンバ(100)と、
オペレータまたは自動システムによる前記反応部の取り出しおよび挿入に適した再密封可能なアクセス部(210)が設けられている、少なくとも1つの取り外し可能な前記反応部を格納するための第二のチャンバ(200)と、
前記第一のチャンバを前記第二のチャンバと接続している搬送装置(400)と、を備え、
前記反応部は、基材上の半導体膜のエピタキシャル堆積に適している、マルチチャンバアセンブリ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記搬送装置を通して、取り外し可能な前記反応部を、前記第一のチャンバから前記第二のチャンバへ、および/または、前記第二のチャンバから前記第一のチャンバへ、把持しかつ移動させるように適合されている少なくとも1つのチャンバ間アクチュエータを含む電動機械システム(500)をさらに備える請求項1に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項3】
前記搬送装置は、少なくとも1つの搬送開口と、前記少なくとも1つの搬送開口を開閉するように適合されている少なくとも1つの搬送ゲート弁と、を備える、請求項1または2に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項4】
前記搬送装置は、
前記第一のチャンバと前記第二のチャンバとの間の密閉空間(405)と、
前記密閉空間を前記第一のチャンバと接続している、少なくとも1つの第一の搬送開口(450、460)と、
前記密閉空間を前記第二のチャンバと接続しており、かつ前記少なくとも1つの第一の搬送開口に面している、少なくとも1つの第二の搬送開口(455、465)と、
前記第一の搬送開口および/または前記第二の搬送開口を密封するように適合されている少なくとも1つの搬送ゲート弁(600)と、を備える、請求項1または2に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第一の搬送開口(450、460)および前記少なくとも1つの第二の搬送開口(455、465)の各々は、搬送ゲート弁(610、620、615、625)を備え、
前記搬送装置は、各搬送ゲート弁を互いに独立して動作させるように適合されている少なくとも1つの自動二重密封システムを備える、請求項4に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項6】
前記第二のチャンバには、少なくとも1つの取り外し可能な反応部を支持するように適合されている少なくとも1つの棚(252、254)が設けられており、
前記第二のチャンバは、前記第二のチャンバ内で少なくとも1つの取り外し可能な前記反応部を移動させるように構成されているシングルチャンバ自動システム(550)をさらに備える、請求項1または2に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項7】
前記第二のチャンバを150から500℃の温度に加熱するように構成されている加熱システム(700)をさらに備える請求項1または2に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項8】
前記加熱システムは電気抵抗加熱システムである、請求項7に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項9】
前記第二のチャンバにおいて10ミリバール未満の真空を作り出すように構成されている真空システムをさらに備える請求項1または2に記載のマルチチャンバアセンブリ。
【請求項10】
前記真空システムは、1ミリバール未満の真空を作り出すように構成されている、請求項9に記載のマルチチャンバアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エピタキシャル反応器における基材上に半導体膜を堆積させるための取り外し可能な反応部の予防保守作業の分野に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【0002】
本発明はさらに、予防保守作業中、特に基材上の半導体膜のエピタキシャル堆積のための反応器において取り外し可能な反応部が使用されるときに、取り外し可能な反応部の取り扱いおよび調整のためのマルチチャンバアセンブリの分野に関する。
【0003】
本発明はさらに、エピタキシャル反応器で使用される取り外し可能な反応部および基材ホルダーの両方の取り扱いおよび調整のためのマルチチャンバアセンブリに関する。
【背景技術】
【0004】
半導体産業用のエピタキシャル成長装置は、化学蒸着プロセスが生じる反応/堆積チャンバを収容する反応器を備えてもよい。このプロセスの結果として、チャンバのいくつかの部分は、望ましくない生成物の蓄積を受け、エピタキシャル堆積の品質および性能に影響を与えることを避けるために、いくつかの堆積サイクル後に清掃または取り替えが必要となる。
【0005】
結果として、反応チャンバ内の消耗部品、ならびに反応チャンバ自体を構成する壁および部品は、チャンバならびにその該当部分および部品の取り外し、清掃、または取り替えのためにチャンバに定期的に進入することを必然的に伴う予防保守(PM,preventive maintenance)作業を必要とする。
【0006】
これらの作業は、反応器のダウンタイムおよびそのスループットに大きく影響する。これらは、SiCの堆積のためのホットウォール反応器で特に問題になっており、保守作業は、週に1回以上発生し、数時間にわたる中断を引き起こし得ることもある。
【0007】
一般に、反応チャンバの該当部分の取り外し、洗浄、および取り替えは、主に手作業で行われており、時間のかかるプロセスである。
【0008】
全体として、プロセスは、反応器の完全な冷却およびパージ、空気への望ましくない曝露、ならびに同時に存在する1人または複数人のオペレータを必要とする。
【0009】
反応チャンバが取り外し可能なタイプである最良のシナリオは、機械的手段を介して反応器から反応チャンバ全体を引き出すことが可能なことである。しかしながら、このタイプのシステムでは、反応部、すなわち、エピタキシャル堆積プロセスが行われる狭い密閉空間(または、作業領域)は、かさばる(bulky)反応チャンバから容易に切り離すことができないため、ほとんどの目的において、個々に取り扱いおよび移動させることができず、反応チャンバと一体化しているとみなされる。
【0010】
例えば、欧州特許出願公開第1570107号および米国特許出願公開第2022411961号に記載されている反応チャンバは、内部筐体を作り出すいくつかの要素のアセンブリによって形成されており、他の感受性要素の残りの部分から除去できない作業領域は、それ自体の上に一体的に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社三愛工業所
アルミニウム材
23日前
株式会社オプトラン
蒸着装置
1か月前
日東電工株式会社
積層体の製造方法
15日前
信越半導体株式会社
真空蒸着方法
23日前
DOWAサーモテック株式会社
浸炭方法
27日前
東京エレクトロン株式会社
基板処理装置
1か月前
東京エレクトロン株式会社
基板処理装置
今日
東京エレクトロン株式会社
基板処理装置
1か月前
黒崎播磨株式会社
溶射用ランス
2日前
株式会社スリーボンド
洗浄剤組成物
1か月前
東京エレクトロン株式会社
成膜方法及び成膜装置
24日前
キヤノントッキ株式会社
成膜装置
1か月前
株式会社オプトラン
光学薄膜形成装置および方法
1か月前
株式会社カネカ
製膜装置
1か月前
株式会社神戸製鋼所
成膜方法
1か月前
東ソー株式会社
ホウ化クロム含有クロム焼結体及びその製造方法
1か月前
芝浦メカトロニクス株式会社
成膜装置
1か月前
芝浦メカトロニクス株式会社
成膜装置
1か月前
大陽日酸株式会社
薄膜製造方法
1か月前
日新電機株式会社
密閉処理装置
2か月前
株式会社スタジオオーシャンマーク
防錆パック
1か月前
トヨタ自動車株式会社
鋼部材の接合方法及び鋼製品の製造方法
1か月前
株式会社オリジン
蒸着用電子銃装置
10日前
大日本印刷株式会社
マスク及びマスクの製造方法
28日前
東京エレクトロン株式会社
クリーニング方法及び成膜装置
1か月前
国立大学法人島根大学
透明導電膜形成方法および粉末ターゲット
2か月前
大日本塗料株式会社
鋼構造物の洗浄方法
1か月前
東京エレクトロン株式会社
窒化ホウ素膜の成膜方法および成膜装置
1か月前
ENEOS株式会社
加工性付与型防錆油組成物
今日
株式会社SCREENホールディングス
スパッタリング装置
2か月前
矢崎総業株式会社
めっき付き炭素材料及びその製造方法
1か月前
日本電子株式会社
蒸発装置及び蒸発方法
今日
東京エレクトロン株式会社
成膜方法及び処理システム
27日前
株式会社アルバック
成膜装置及び成膜方法
1か月前
株式会社アルバック
成膜装置及び成膜方法
20日前
山陽特殊製鋼株式会社
スパッタリングターゲット
1か月前
続きを見る
他の特許を見る