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公開番号
2025083521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025041261,2022057879
出願日
2025-03-14,2022-03-31
発明の名称
魚釣用スピニングリール
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
主分類
A01K
89/01 20060101AFI20250523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】一方向クラッチを組み込んだ魚釣用スピニングリールにおいて、リール本体の小型化、軽量化が図れる構造を提供する。
【解決手段】本発明の魚釣用スピニングリールは、リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作によって回転駆動される駆動軸と、駆動軸に配設され、内輪21と外輪27と複数の転がり部材25を保持した保持器23とを有する一方向クラッチ20と、リール本体に形成され、一方向クラッチ20を収容する円筒部2Cとを有する。外輪27に径方向外方に突出する度当て27cを設けると共に、円筒部2Cの円周壁2aを径方向に貫通する切欠部2cを形成し、切欠部2cに外輪27の度当て27cを径方向に露出するように配設して外輪27を回り止め固定したことを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作によって回転駆動される駆動軸と、
前記駆動軸に配設され、内輪と外輪と複数の転がり部材を保持した保持器とを有する一方向クラッチと、
前記リール本体に形成され、前記一方向クラッチを収容する円筒部と、
を有する魚釣用スピニングリールにおいて、
前記外輪に径方向外方に突出する度当てを設けると共に、前記円筒部の円周壁を径方向に貫通する切欠部を形成し、
前記切欠部に前記外輪の度当てを径方向に露出するように配設して外輪を回り止め固定したことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記切欠部は、前記円周壁の周方向に等間隔で2箇所以上形成されており、前記度当ては、前記切欠部と同数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項3】
前記円周壁の外周面の径と、前記外輪の最外径が同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項4】
前記円筒部と一方向クラッチを包み込む防水キャップを設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項5】
リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作によって回転駆動される駆動軸と、
前記駆動軸に配設され、内輪と外輪と複数の転がり部材を保持した保持器とを有する一方向クラッチと、
を有する魚釣用スピニングリールにおいて、
前記外輪に径方向外方に突出する度当てを設け、
前記リール本体に、前記度当ての両側面の2点で当て付いて前記外輪の回転を規制する当接部を設けたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
【請求項6】
前記当接部は、前記度当ての最外径位置よりも径方向内側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の魚釣用スピニングリール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用スピニングリールに関し、詳細には、ロータの逆回転を防止する一方向クラッチを組み込んだ魚釣用スピニングリールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
魚釣用スピニングリールは、ハンドルの巻き取り回転操作によって連動回転するロータ及び前後動するスプールを備えた構造である。一般的に魚釣用スピニングリールには、ハンドルの回転操作でロータの釣糸巻き取り方向の回転を許容すると共に、ハンドルを逆回転させようとした際、ロータの逆回転を防止する逆転防止機構が組み込まれている。
【0003】
前記逆転防止機構は、例えば、特許文献1に開示されているように、ハンドルの回転操作で一体回転するピニオンギアに回り止め嵌合される内輪と、内輪の径方向外方に配設され、複数の転がり部材を保持した保持器と、保持器の径方向外方に配設された外輪とを備えた一方向クラッチで構成されている。前記外輪には、その外周に周方向に所定間隔を置いて係止部が形成されており、この係止部を、リール本体に一体化された円筒部の内面に形成された係止溝に嵌合させることで、外輪は、リール本体に対して回り止め固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-23965号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した一方向クラッチは、リール本体に形成された円筒部内に収納される構造となっている。すなわち、外輪全体を円筒部内に収納し、外輪の外周面と円筒部の内周面に形成された凹凸を係合させて外輪を回り止め固定する構造であるため、リール本体を小型化、軽量化することには限界があり、改良すべき余地がある。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、一方向クラッチを組み込んだ魚釣用スピニングリールにおいて、リール本体の小型化、軽量化が図れる構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用スピニングリールは、リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作によって回転駆動される駆動軸と、前記駆動軸に配設され、内輪と外輪と複数の転がり部材を保持した保持器とを有する一方向クラッチと、前記リール本体に形成され、前記一方向クラッチを収容する円筒部と、を有しており、前記外輪に径方向外方に突出する度当てを設けると共に、前記円筒部の円周壁を径方向に貫通する切欠部を形成し、前記切欠部に前記外輪の度当てを径方向に露出するように配設して外輪を回り止め固定したことを特徴とする。
【0008】
上記した構成の魚釣用スピニングリールは、リール本体に設けられる円筒部の円周壁に、径方向に貫通する切欠部を形成し、ここに外輪の度当てを径方向に露出するように配設して外輪を回り止め固定している。このように、一方向クラッチの外輪を、リール本体の円筒部の内周面で回り止め固定しないことから、円筒部を可及的に小径化することが可能となり、リール本体の小型化、及び、軽量化を図ることが可能となる。
【0009】
また、本発明に係る魚釣用スピニングリールは、リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作によって回転駆動される駆動軸と、前記駆動軸に配設され、内輪と外輪と複数の転がり部材を保持した保持器とを有する一方向クラッチと、を有しており、前記外輪に径方向外方に突出する度当てを設け、前記リール本体に、前記度当ての両側面の2点で当て付いて前記外輪の回転を規制する当接部を設けたことを特徴とする。
【0010】
上記した魚釣用スピニングリールは、一方向クラッチの外輪に径方向に突出する度当てを形成しており、リール本体に、前記度当ての両側面の2点で当て付いて外輪の回転を規制する当接部を設けたことで、外輪を回り止め固定する部分の構造を簡略化することができ、これにより、リール本体の小型化、及び、軽量化を図ることが可能となる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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