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公開番号2025083515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025041040,2022529448
出願日2025-03-14,2020-11-12
発明の名称光学装置
出願人ティンパ ヘルス テクノロジーズ エルティーディー
代理人個人,個人
主分類A61B 1/227 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】カメラを有するデバイスの、対象物を拡大させるための装置に関する。
【解決手段】
第1の光学素子、第2の光学素子、及びモバイルユーザデバイスと共に使用するためのスペーサ要素、を備えた装置を説明する。第1の光学素子は、対象物の画像を中間画像面に提供するよう構成され、第2の光学素子は、画像を拡大して、最終画像を最終画像面に提供し、ここでデバイスのカメラ開口部は支持される。スペーサ要素は、対象物と第1の光学素子との間における一定の離隔を維持する。画像拡大は、ツールを接近させるための空間を提供しながら、実現される。鏡は、光学経路を迂回させるために使用され、より小型装置のために、光学経路が屈折するのを可能にし得る。中間画像面に配設された、第3の光学素子は、最終画像におけるケラレの影響を減少させるために使用され得る。
【選択図】図2a
特許請求の範囲【請求項1】
カメラを有するデバイスに、対象物の拡大を提供するための装置であって、
前記対象物の中間画像を中間画像面に提供するための、第1の箇所に配置された第1の光学素子と、
最終画像面に最終画像を提供するよう、前記中間画像を光学的に拡大するための、第2の箇所に配置された第2の光学素子と、
前記第1の光学素子を前記対象物から一定の距離で維持するための、スペーサ要素と、
前記第1の光学素子及び前記最終画像面の間に延びた、光学経路と、
を備え、
前記中間画像面及び前記第2の光学素子は前記光学経路に沿って配置され、
前記第2の光学素子は、前記中間画像面及び前記最終画像面の間における前記光学経路に配設され、
前記光学経路は、前記中間画像面から前記最終画像面までを第1の距離、前記第1の光学素子から前記中間画像面までを第2の距離と定め、
前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
カメラを有するデバイスをさらに備え、
カメラを有する前記デバイスは、モバイルユーザデバイスから成る、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
カメラを有する前記デバイスにおけるカメラの開口部が、前記最終画像面において支持されるように、カメラを有する前記デバイスに対して固定位置に前記装置を取り付けるための手段をさらに備えた、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
開口部を確定するための本体をさらに備え、前記開口部を通して、任意選択で人または動物の解剖学的構造の対象物が診察され、
前記本体は、患者の外耳道に設置するための検鏡であり、
前記検鏡は、前記スペーサ要素の遠位端に配設され、
前記スペーサ要素は、前記検鏡を通して前記外耳道へ、ツールを接近させるための空隙を提供するよう構成される、請求項1~3のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
耳鏡を備える、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
第3の光学素子をさらに備え、
前記第3の光学素子は、前記中間画像面において全体画像を包含し、
前記第3の光学素子は、前記中間画像面における前記光学経路に配設され、前記第1の光学素子及び前記第2の光学素子が共役面に載るように配置される、請求項1~5のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
前記第1の光学素子は2組のダブレットレンズを備える、請求項1~6のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記光学経路に配設された開口絞りをさらに備え、前記開口絞りは、前記装置の入射瞳における径の減少を光学的にもたらし、前記第1の光学素子は2組のダブレットレンズを備え、前記開口絞りは前記2組のダブレットレンズ間に配設される、請求項1~7のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記光学経路を、前記第1の光学素子と前記最終画像面との間に延びた軸から離し、次に前記軸に向けて迂回させるための複数の鏡を備えた鏡装置をさらに備え、それによって、前記光学経路は、前記第1の光学素子と前記最終画像面との間の距離よりも長くなる、請求項1~8のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
前記複数の鏡は、カメラを有する前記デバイスの遠位面に実質的に平行かつ近接した面へ、前記光学経路を迂回させる、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、カメラを有するデバイスの、対象物を拡大させるための装置に関する。詳細には実施形態は、医療目視診察のための装置、及び医療処置を実施しているユーザを支援するための装置を目的とする。詳細には、本出願は、モバイルユーザデバイスを用いて使用するよう構成され、ツールの十分な接近を維持しながら、画像品質を向上させる器具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
医療診断のために現存する器具は、目視または写真による診察に頼る。一般的にそれらは、リアルタイムで、対象物の解剖学的構造を拡大した画像を観察する手段を提供する。いくつかの診察は、外耳道から耳垢を除去するなど、ツールを接近させることが必要な処置と連結されることが多い。診察される構造の詳細な可視化は、正確な診断のため、ならびに処置中に生じる潜在的な苦痛及び損傷を最小限に抑えるため、の両方にとって重要である。同時に対象物構造の可視化を伴って処置を実施することは、提供される手当ての質をさらに向上させ、後続の分析のために全プロセスを記録する機能を提供する。このような装置は高価であり、かつ操作が困難である。
【0003】
いくつかの器具は、モバイルユーザデバイスを伴う従来の光学システムを組み入れ、外耳道のマイクロ吸引など、関連の処置に対する広範なアクセスのための、改善された人間工学、有用性、及びコストをもたらす。しかし、このような器具は、不十分な画像拡大及び細部を呈し、かつツールを接近させるための十分な空間を提供しないことが多い。
【0004】
英国特許出願公開第2569325号明細書(GB-A-2569325)は、ハンドル、検鏡マウント、スマートフォンマウント、及びスペーサ要素、を開示している。スペーサ要素は、検鏡マウントとスマートフォンマウントとの間の、光学的な離隔距離を維持するよう構成される。装置は、スマートフォンのカメラ及び光源のための光学経路、ならびに、画像に焦点を合わせ、及び/または光を導くための光学素子も備える。光学素子は、スマートフォンのカメラに二重画像を提供するよう構成され得る。使用中、装置は、マイクロ吸引ツールを外耳道の中に挿入されながら、外耳道の鮮明な表示を可能にする。マイクロ吸引ツールのためのカニューレ把持部、及び誘導部も、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
英国特許出願公開第2569325号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の態様は、独立請求項に提示され、好ましい特徴は、従属請求項に提示される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書では、カメラを有するデバイスに、対象物の拡大を提供するための装置を説明する。この装置は:
対象物の画像を中間画像面に提供するための、第1の箇所に配置された第1の光学素子と;
最終画像面に最終画像を提供するよう、中間画像面を光学的に拡大するための、第2の箇所に配置された第2の光学素子と;
デバイスにおけるカメラの開口部が、最終画像面において支持されるように、デバイスに対して固定位置に装置を取り付けるための手段と;
第1の光学素子を対象物から固定距離で維持するための、スペーサ要素と、を備え;
中間画像面及び第2の光学素子は、第1の光学素子及び最終画像面の間に延びた光学経路に沿って配置され;
第2の光学素子は、中間画像面及び最終画像面の間における光学経路に配設され;
中間画像面から最終画像面までの、光学経路に沿った第1の距離は、第1の光学素子から中間画像面までの、光学経路に沿った第2の距離よりも、大幅に短い。
【0008】
装置は、診察を受ける対象物の、大幅に増加した拡大を提供することができ、その一方で対象物へツールを接近させるための、空き空間を提供する。詳細には、説明のように配置された2つの光学素子は、対象物の拡大を大幅に増加させ、その一方でスペーサ要素は、対象物を第1の光学素子から一定の距離に維持し、それによってツールを接近させるための空間が提供されるのを可能にする。
【0009】
第2の距離は、第1の距離の少なくとも2倍、好ましくは第1の距離よりも約5倍より長くし得る。代替として、第2の距離は、第1の距離よりも少なくとも1桁違うくらい長くし得る。光学経路に沿った距離は、特に光学経路が曲げられ、以下でより詳細に説明するように迂回された場合、物理的な直線距離よりも大幅に大きいことに留意されたい。
【0010】
デバイスは、カメラ、ならびにカメラを操作するためのハードウェア及びソフトウェアのみを含み得る一方で、任意選択でカメラを有するデバイスは、スマートフォンまたはタブレットデバイスなどのモバイルユーザデバイスを含む。デバイスは、カメラ、ハードウェア及びソフトウェア、ならびに任意選択でスクリーン及びワイヤレス通信機能を含んだ、特注デバイスも含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

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