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公開番号
2025083464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025037973,2023085364
出願日
2025-03-11,2014-05-02
発明の名称
抗菌性洗浄剤
出願人
ネクスト サイエンス アイピー ホールディングス ピーティワイ エルティーディ
代理人
個人
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【解決すべき課題】
新規な皮膚洗浄用組成物の提供。
【解決手段】 少なくとも2.0 Osm/Lの有効溶質濃度、および3.5から5.5のpH値を溶液を含む皮膚用の抗菌性洗浄剤であって、
a) 該溶液の溶剤成分が、水および少なくとも1つのグリコールを含み、
b) 該溶液の溶質成分が、少なくとも1重量%の1以上の陰イオン性界面活性剤、ポリ酸の解離生成物、およびポリ酸の塩の解離生成物を含む、抗菌性洗浄剤。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも2.0 Osm/Lの有効溶質濃度、および3.5から5.5のpH値を有する溶液を含む皮膚用の抗菌性洗浄剤であって、
a) 該溶液の溶剤成分が、水および少なくとも1つのグリコールを含み、
b) 該溶液の溶質成分が、少なくとも1重量%の1以上の陰イオン界面活性剤、ポリ酸の解離生成物、およびポリ酸の塩の解離生成物を含む、抗菌性洗浄剤。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記溶液が、少なくとも2.5 Osm/Lの有効溶質濃度を有する、請求項1記載の抗菌性洗浄剤。
【請求項3】
前記溶液が、少なくとも3 Osm/Lの有効溶質濃度を有する、請求項1記載の抗菌性洗浄剤。
【請求項4】
前記溶質成分が、さらに少なくとも1重量%の両性イオン界面活性剤を含む、請求項1から3のいずれか1項記載の抗菌性洗浄剤。
【請求項5】
前記両性イオン界面活性が、コカミドプロピルベタインである、請求項4記載の抗菌性洗浄剤。
【請求項6】
前記溶剤中の少なくとも1つのグリコールが、グリセリンを含む、請求項1から5のいずれか1項記載の抗菌性洗浄剤。
【請求項7】
前記溶質成分が少なくとも2種類の陰イオン界面活性剤を、それぞれ少なくとも1重量%の量で含む、請求項1から6のいずれか1項記載の抗菌性洗浄剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この国際出願は米国の2013年5月2日出願の仮特許出願番号61/818,586、および2013年9月4日出願の仮特許出願番号61/873,500に対して優先権を主張する。両方の出願は、参照によってそれらの全体が本明細書に組み入れられる。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
背景
バクテリアはかなりの量の疾病および感染の原因である。バクテリアを表面から除去することは人間の暴露を低減するのに望ましい。バクテリアが自己保存機構を発現するので、それらを除去および/または根絶することは非常に難しい。
【0003】
バクテリアはいくつかのフォーム、たとえばプランクトン生物またはバイオフィルムで見つけることができる。バイオフィルムでは、バクテリアは表面と相互作用し、コロニーを形成する。コロニーは表面に付着し、成長し続ける。バクテリアはエキソ多糖類(exopolysaccharide:EPS)および/または細胞外多糖類(extracellular-polysaccharide:ECPS)巨大分子を生産する。これは表面へバクテリアが付着することを支援するマトリックスあるいはフィルムを形成するために架橋する。
【0004】
表面に付着することに加えて、バイオフィルム・マトリックスは多くの形の攻撃からバクテリアを保護する。保護は下層のバクテリアに輸送することができる分子のサイズを制限するマトリックス中のフロー・チャンネルの小さな直径、および構成するEPSおよび/またはECPS巨大分子との相互作用による殺生物剤の消費の両方を含んでいる。
【0005】
さらに、バイオフィルム中のバクテリアは、下方制御(down-regulated)(固着性:sessile)されて活発に分裂しない。これによりそれらは彼らのライフサイクルの活性時期、例えば細胞分裂の間にバクテリアを攻撃する抗菌剤の大多数の攻撃に対して抵抗性となる。
【0006】
巨大分子マトリクス、またはそれらの下方制御により与えられる保護のため、バイオフィルム中のバクテリアは処理するのが非常に難しい。この形態のバクテリアを処理するために有効な殺生物剤および殺菌薬のタイプは、強酸性、酸化性、毒性であり、しばしばハロゲン原子、酸素原子、または両方を含んでいる。一般的な例としては濃縮漂白剤、強無機酸(例えばHC1)、高濃度の4級アンモニア化合物およびアルデヒド、過酸化水素があげられる。一般的に、そのような化学物質の多量投与は、バイオフィルムまたは胞子に長時間(いくつかの状況では最大24時間)接触することが許容されている。これは多くの用途で非実用的である。
【0007】
巨大分子のマトリックスの分裂またはバイパス、および/またはこれらのマトリックスの本来的な防御を不能にする配合物が、米国特許出願番号2010/0086576、および2012/0059263に記載されている。これらの配合物は、酸または塩基、比較的高い浸透性を与えるために十分な濃度で加えられたバッファー塩、および大量の界面活性剤を含み、バクテリア細胞壁の内外での浸透圧の差異を発生させる溶質と共に、壁タンパク質との相互作用によりそれらの壁を弱める界面活性剤を含む水性組成物である。
【0008】
先の組成物は、通常直ちにバイオフィルム巨大分子のマトリックスを壊さず、代わりに、そのマトリックスをゲル様の状態に転換するが、バクテリアのいくらかのシールドを依然として提供する。これらの組成物の総計としての効能および殺菌速度は、バイオフィルム・マトリックスを通って移動する活性成分のフラックスの速度と、細菌細胞壁分解の速度によって制限される。(EPSの崩壊は、抗菌性成分が移動しなければならない平均自由行程を減少させる。)
【0009】
さらに、規制当局(米国食品医薬品局および環境保護局)がペンザルコニウムクロライドおよび塩化セチルピリジニウムなどの界面活性剤についてしきい値量を設定した。それらのしきい値より多い量のそのような界面活性剤を含んでいる全ての組成物は、特定の用途のための商業用の導入に先立って安全性が調査されなければならない。この用途としては、制限するものではないが、たとえば食物と接触する物(すすぎの行われないもの)、口のすすぎ剤、医療機器滅菌剤および皮膚に接触する物があげられる。先の組成物は、通常規定するしきい値量を超過する界面活性剤集中を有している。
【0010】
要約
組成物が中性またはその近傍のpH価である場合でさえ、様々な状態のバクテリアに対して有効な抗菌性組成物が提供される。本発明による組成物はグラム陽性菌およびグラム陰性菌の広いスペクトルに大して致命的であり、ウイルス、菌類、カビ、酵母、および細菌胞子などの微生物に対して致死性を示す。多くの実施態様では、組成物は、人間と動物に対して毒性をほとんどあるいはまったく持っていない。
(【0011】以降は省略されています)
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