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公開番号
2025083344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025018449,2022525419
出願日
2025-02-06,2020-10-30
発明の名称
窓を含むテキスタイル導管
出願人
レスメド・プロプライエタリー・リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
16/06 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】向上した快適性、コスト、有効性、使い易さおよび製造可能性のうち1つ以上を有する、呼吸障害の診断、改善、治療または予防のための医療デバイスを提供すること。
【解決手段】患者インターフェースの位置決めおよび安定化構造は、加圧空気流れのための内部通路を有する管壁を備えたガス送達管を含む。管壁の一部は、患者接触部および非患者接触部を含む。患者接触部は、患者の頭部に対向して載置されるテキスタイル材料または発泡材料の層を含む。非患者接触部は透明/半透明の材料を含む。テキスタイル材料または発泡材料の層は、管壁がワンピース構造として形成されるように、透明/半透明の材料へ接合される。長手方向軸に対して概して横断方向に延びる平面は、(1)テキスタイル材料または発泡材料および(2)透明のかつ/または半透明の材料双方を含み、これにより、患者は、平面を通じて延びる横軸に沿って内部通路を視認し得る。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
睡眠呼吸障害の治療のために患者に加圧された空気流れを送達するための患者インターフェースであって、
周囲空気圧力よりも少なくとも6cmH
2
O高い治療圧力に加圧可能な内部空間を少なくとも部分的に形成するクッションモジュールと、
前記クッションモジュールへ連結された少なくとも1つのガス送達管と、
を備えており、
前記クッションモジュールは、
前記治療圧力での空気流れを受容するサイズおよび構造になされた少なくとも1つの入口ポートと、
睡眠呼吸障害の治療のために患者の気道へ空気流れを送達するための、使用時において前記患者の顔の領域とのシールを形成するよう構築されたシール形成構造と、
を備え、
少なくとも1つの前記ガス送達管は、使用時に前記患者の頭部の上耳底点の上方にある前記患者の頭部のうち少なくとも一領域から、前記患者の頭部の少なくとも一方の側に沿って、前記クッションモジュールに隣接する位置へ、延在するように構成されており、
前記ガス送達管は、前記空気流れを移動させるための内部通路を形成する管壁を備えており、
前記管壁は、
使用時に前記患者の頭部に接触するように構成された内側テキスタイル材料を含む患者接触部であって、前記内側テキスタイル材料は、前記内側テキスタイル材料の長さに沿って延在する第1の長細縁部および第2の長細縁部を有する、患者接触部と、
使用時に前記患者の皮膚から離れて配置されるよう構成された外側テキスタイル材料を備える非患者接触部であって、前記外側テキスタイル材料は、前記外側テキスタイル材料の長さに沿って延在する第1の長細縁部および第2の長細縁部を有する、非患者接触部と、
シリコーンを備え、かつ前記患者接触部と前記非患者接触部との間に配置される、第1の側部と、
を備え、
前記第1の側部の前記シリコーンは、前記内側テキスタイル材料の前記第1の長細縁部上にかつ前記外側テキスタイル材料の前記第1の長細縁部上にオーバーモールドされており、それによって、前記シリコーンは、前記患者接触部と前記非患者接触部とを接続し、かつ前記患者接触部と前記非患者接触部との間に広がり、
前記シリコーンは、前記シリコーンを介して前記内部通路を視認できるようにするための第1の窓部を形成するために透明かつ/または半透明であることを特徴とする患者インターフェース。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記シリコーンは、前記ガス送達管に剛性をもたらすための剛性付与要素として構成されていることを特徴とする請求項1に記載の患者インターフェース。
【請求項3】
前記ガス送達管は、D字型の断面を有することを特徴とする請求項1に記載の患者インターフェース。
【請求項4】
使用時に、前記第1の側部は、前記ガス送達管の前側または後側に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載の患者インターフェース。
【請求項5】
前記管壁は、シリコーンを備えかつ前記患者接触部と前記非患者接触部との間に配置される第2の側部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の患者インターフェース。
【請求項6】
前記第2の側部の前記シリコーンは、前記第2の側部の前記シリコーンを介して前記内部通路を視認できるようにするための第2の窓部を形成するために透明かつ/または半透明であることを特徴とする請求項5に記載の患者インターフェース。
【請求項7】
前記第2の側部の前記シリコーンは、前記内側テキスタイル材料の前記第2の長細縁部上にかつ前記外側テキスタイル材料の前記第2の長細縁部上にオーバーモールドされており、それによって、前記第2の側部の前記シリコーンは、前記患者接触部と前記非患者接触部とを接続し、かつ前記患者接触部と前記非患者接触部との間に広がっていることを特徴とする請求項5に記載の患者インターフェース。
【請求項8】
使用時に、前記第1の側部は、前記ガス送達管の前側に沿って配置されており、かつ前記第2の側部は、前記ガス送達管の後側に沿って配置されることを特徴とする請求項7に記載の患者インターフェース。
【請求項9】
前記第1の側部および前記第2の側部は、使用時に前記第1の側部および前記第2の側部が前記患者の顔に接触しないように、構成されていることを特徴とする請求項7に記載の患者インターフェース。
【請求項10】
前記ガス送達管の前記管壁は、前記患者接触部、前記非患者接触部、前記第1の側部および前記第2の側部を備える一体側構造を有することを特徴とする請求項7に記載の患者インターフェース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本特許文書の開示の一部は、著作権保護が与えられる内容を含む。著作権所有者は、何者かが本特許文書または本特許開示をファックスにより再生しても、特許庁の特許ファイルまたは記録に記載されるものであれば目的のものであれば異論は無いが、その他の目的については全ての著作権を保持する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
1 関連出願の相互参照
本出願は、2019年10月31日に出願されたオーストラリア国仮特許出願第2019902272号の恩恵を主張する。本明細書中、同文献それぞれの全体を参考のため援用する。
【背景技術】
【0003】
2 技術の背景
2.1 技術の分野
本技術は、呼吸関連障害の検出、診断、治療、予防および改善のうち1つ以上に関する。本技術はまた、医療デバイスまたは装置と、その使用とに関する。
【0004】
2.2 関連技術の説明
2.2.1 ヒトの呼吸器系およびその障害
身体の呼吸器系は、ガス交換を促進させる。鼻および口は、患者の気道への入口を形成する。
【0005】
これらの気道は、一連の分岐する管を含み、これらの管は、肺の奥深くに進むほど狭く、短くかつ多数になる。肺の主要な機能はガス交換であり、空気から酸素を静脈血中へ取り入れさせ、二酸化炭素を退出させる。気管は、右および左の主気管支に分かれ、これらの主気管支はさらに分かれて、最終的に終末細気管支となる。気管支は、誘導気道を構成するものであり、ガス交換には関与しない。気道がさらに分割されると呼吸細気管支となり、最終的には肺胞となる。肺の胞状の領域においてガス交換が行われ、この領域を呼吸ゾーンと呼ぶ。以下を参照されたい:「Respiratory Physiology」, by John B. West, Lippincott Williams & Wilkins, 9th edition published 2012。
【0006】
一定範囲の呼吸障害が存在している。特定の障害は、特定の発症(例えば、無呼吸、呼吸低下および過呼吸)によって特徴付けられ得る。
【0007】
呼吸障害の例には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン・ストークス呼吸(CSR)、呼吸不全、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、神経筋疾患(NMD)および胸壁障害が含まれる。
【0008】
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠呼吸障害(SDB)の1つの形態であり、睡眠時の上通気道の閉鎖または閉塞などの発症によって特徴付けられる。これは異常に小さい上気道と、舌の領域の筋緊張の通常の喪失、睡眠時の軟口蓋および後口咽頭壁の正常損失の組み合わせの結果である。このような疾病に起因して、罹患患者の呼吸停止が典型的には30~120秒にわたり、ときには一晩に200~300回も呼吸が停止する。その結果、日中の眠気が過度になり、心血管疾患および脳損傷の原因になり得る。この症候群は一般的な障害であり、特に中年の過体重の男性に多いが、患者に自覚症状は無い。米国特許第4,944,310号(Sullivan)を参照されたい。
【0009】
チェーン・ストークス呼吸(CSR)は、別の形態の睡眠呼吸障害である。CSRは、患者の呼吸調節器の障害であり、CSRサイクルとして知られる換気の漸増および漸減が交互に周期的に続く。CSRは、動脈血の脱酸素および再曝気の繰り返しによって特徴付けられる。反復低酸素症のため、CSRは有害であり得る。患者によっては、CCRは、重症不眠、交感神経活動の増加、および後負荷の増加の原因となる、反復性睡眠覚醒を随伴する。米国特許第6,532,959号(Berthon-Jones)を参照されたい。
【0010】
呼吸不全とは、呼吸障害の総称であり、患者の需要を満たすための充分な酸素吸気または充分なCO
2
呼息を肺が行うことができていないことを指す。呼吸不全は、以下の障害のうちいくつかまたは全てを包含し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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