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公開番号2025083225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023197002
出願日2023-11-20
発明の名称CD39発現促進剤
出願人株式会社ナガセビューティケァ
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/36 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】CD39の発現促進等に有用な剤を提供する。
【解決手段】剤に、例えば、カルノシン酸、β-グルカン、シソ科植物のエキス、及び霊芝エキスから選択された少なくとも1種の成分を含有させる。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
カルノシン酸を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
シソ科植物のエキスを含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
【請求項3】
発酵霊芝由来のβ-グルカンを含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
【請求項4】
発酵霊芝エキスを含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
【請求項5】
カルノシン酸及び発酵霊芝エキスを含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
【請求項6】
シソ科植物のエキス及び発酵霊芝エキスを含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
【請求項7】
カルノシン酸、シソ科植物のエキス、発酵霊芝由来のβ-グルカン、及び発酵霊芝エキスから選択された少なくとも1種を含み、下記(1)~(3)から選択された少なくとも1つの用途に使用するための剤又は組成物。
(1)炎症の抑制又は改善
(2)恒常性維持
(3)外部刺激応答抑制
【請求項8】
シソ科植物のエキスが、ローズマリーエキスを含む、請求項2、6又は7記載の剤又は組成物。
【請求項9】
シソ科植物のエキスが、水、アルコール類、これらの混合溶媒から選択された少なくとも1種の溶媒のエキスを含む、請求項2、6又は7記載の剤又は組成物。
【請求項10】
発酵霊芝エキスが、水、アルコール類、これらの混合溶媒から選択された少なくとも1種の溶媒のエキスを含む、請求項4又は7記載の剤又は組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、CD39の発現(産生)促進等に有用な剤等に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
CD39は、エクトヌクレオシド三リン酸ジホスホヒドロラーゼ1(ectonucleoside triphosphate diphsphohydrolase 1)、EctoATPDase等としても知られる膜タンパク質で、ATPやアデノシン二リン酸(ADP)をAMPに加水分解するエクトヌクレオチダーゼ(ectonucleotidase)である。
【0003】
このようなCD39(CD39分子)は、B細胞、T細胞、ナチュラルキラー細胞、樹状細胞、血管内皮細胞等に発現(存在)して、細胞外ATPやADPを分解することにより、炎症反応の抑制、血小板機能の活性化等の機能に関与するものと考えられている。
【0004】
そのため、CD39の発現を促進することで、このような機能を高めたり、効率よく発揮することが期待でき、このようなCD39の発現を促進する成分の探索が行われつつある。例えば、特許文献1には、ダルマギク抽出物を含有するCD39発現促進剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-54064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、CD39の発現(産生)促進(増大)等に有用な剤等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、特定の成分が、CD39の発現(産生)に有効(有用)であること等を見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、下記の発明等に関する。
[1]
カルノシン酸を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
[2]
シソ科植物のエキス(特に、カルノシン酸を含有するシソ科植物のエキス)を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
[3]
β-グルカン(例えば、発酵霊芝由来のβ-グルカン)を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
[4]
霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
[5]
カルノシン酸及び霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
[6]
シソ科植物のエキス(特に、カルノシン酸を含有するシソ科植物のエキス)及び霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)を含む、CD39発現促進のための剤又は組成物。
[7]
カルノシン酸、シソ科植物のエキス(特に、カルノシン酸を含有するシソ科植物のエキス)、β-グルカン(例えば、発酵霊芝由来のβ-グルカン)、及び霊芝エキス(例えば、発酵霊芝エキス)から選択された少なくとも1種を含み、下記(1)~(3)から選択された少なくとも1つの用途に使用するための剤又は組成物。
(1)炎症の抑制又は改善(例えば、皮膚の炎症抑制)
(2)恒常性維持(保持)(例えば、皮膚の恒常性維持)
(3)外部刺激応答抑制(沈静化)(例えば、皮膚における外部刺激応答抑制)
[8]
シソ科植物のエキスが、ローズマリーエキスを含む、[2]、[6]又は[7]記載の剤又は組成物。
[9]
シソ科植物のエキス(例えば、ローズマリーエキス)が、水、アルコール類(例えば、エタノール等の低級アルコール)、これらの混合溶媒から選択された少なくとも1種の溶媒のエキス(抽出物)を含む、[2]、[6]、[7]、[8]記載の剤又は組成物。
[10]
霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)が、水、アルコール類(例えば、エタノール等の低級アルコール)、これらの混合溶媒から選択された少なくとも1種の溶媒のエキス(抽出物)を含む、[4]~[9]のいずれかに記載の剤又は組成物。
[11]
カルノシン酸と霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)とを少なくとも含み、
カルノシン酸と霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)の割合が、カルノシン酸1質量部に対して、霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)0.01~1000質量部(例えば、0.5~500質量部、1~300質量部、20~40質量部)である、[5]~[10]のいずれかに記載の剤又は組成物。
[12]
シソ科植物のエキス(例えば、ローズマリーエキス)と霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)とを少なくとも含み、
シソ科植物のエキス(例えば、ローズマリーエキス)と霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)の割合が、シソ科植物のエキス(例えば、ローズマリーエキス)1質量部に対して、霊芝エキス(特に、発酵霊芝エキス)0.1~3000質量部(例えば、1~1000質量部、5~500質量部、30~150質量部)である、[6]~[11]のいずれかに記載の剤又は組成物。
[13]
化粧料(用組成物)である、[1]~[12]のいずれかに記載の剤又は組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、CD39(CD39分子)の発現の促進(増大)等に有用な剤等を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[剤]
本発明では、カルノシン酸、β-グルカン、シソ科植物のエキス、及び霊芝エキスから選択された少なくとも1種の成分(成分A等ということがある)を含む(有効成分として含む)剤を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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