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公開番号2025083202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196964
出願日2023-11-20
発明の名称放射線照射装置、及び放射線撮影システム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 6/40 20240101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】放射線照射装置の姿勢が安定した状態で、放射線照射部が設けられた保持部を変位させることが可能な放射線照射装置、及び放射線撮影システムを提供する。
【解決手段】被検者を載置可能な臥位台とは独立して走行可能な放射線照射装置であって、放射線照射装置を臥位台に対して着脱自在に取り付け可能な取付部と、被検者に対して放射線を照射可能な放射線照射部と、先端部に放射線照射部が設けられ、かつ放射線照射部を変位可能に保持する保持部と、保持部の変位を規制する規制機構と、を備え、放射線照射装置が取付部を介して臥位台に取り付けられることで、規制機構における変位の規制が解除される放射線照射装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被検者を載置可能な臥位台とは独立して走行可能な放射線照射装置であって、
前記放射線照射装置を前記臥位台に対して着脱自在に取り付け可能な取付部と、
前記被検者に対して放射線を照射可能な放射線照射部と、
先端部に前記放射線照射部が設けられ、かつ前記放射線照射部を変位可能に保持する保持部と、
前記保持部の変位を規制する規制機構と、
を備え、
前記放射線照射装置が前記取付部を介して前記臥位台に取り付けられることで、前記規制機構において前記変位の規制が解除される
放射線照射装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記変位には、上下方向の成分を含む前記保持部の移動が含まれる
請求項1に記載の放射線照射装置。
【請求項3】
前記変位には、水平方向の成分を含む前記保持部の移動が含まれる
請求項1に記載の放射線照射装置。
【請求項4】
前記変位には、前記放射線照射装置を上方から見た場合の前記保持部の回転が含まれる
請求項1に記載の放射線照射装置。
【請求項5】
前記規制機構は、前記保持部に対して係合可能な係合部材を含み、
前記取付部を介した取り付け動作に連動して前記係合部材が前記保持部との係合を解除することで、前記変位の規制が解除される
請求項1に記載の放射線照射装置。
【請求項6】
前記臥位台は、前記取付部を介して取り付けられた前記放射線照射装置を前記臥位台に対して移動可能とするガイド機構を備え、
前記ガイド機構は、
前記放射線照射装置の移動方向に沿って延在されたガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って移動自在な移動部材と、を有し、
前記取付部は、前記移動部材に取り付けられ、
前記移動部材に設けられた解除部材が、前記係合部材を直接的又は間接的に変位させることで、前記係合部材による前記保持部との係合が解除される
請求項5に記載の放射線照射装置。
【請求項7】
前記取付部の前記臥位台に対する取り付け状態を検出可能な検出部を更に備え、
前記規制機構は、前記検出部により前記取付部が前記臥位台に取り付けられたことが検出された場合に、前記変位の規制を解除可能とされている
請求項1に記載の放射線照射装置。
【請求項8】
前記取付部は、複数の接触部を有し、
前記放射線照射装置が前記取付部を介して前記臥位台に取り付けられた状態において、前記複数の接触部が、前記放射線照射装置が倒れる方向の回転モーメントを支持する
請求項1に記載の放射線照射装置。
【請求項9】
前記臥位台には、前記取付部を取り付け可能な支持部材が設けられ、
前記取付部は、前記複数の接触部を介して前記支持部材を上下方向から挟持することで、前記支持部材に取り付けられる
請求項8に記載の放射線照射装置。
【請求項10】
請求項1に記載の放射照射装置と、
前記放射線照射装置が取り付け可能とされた臥位台と、
を含む放射線撮影システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、放射線照射装置、及び放射線撮影システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、放射線を出力する放射線源と、放射線源を収容する放射線源本体部と、放射線源が被写体に放射線を照射した際に、被写体を透過した放射線を検出して放射線画像に変換する放射線検出器と、放射線を透過し、且つ、放射線検出器を収容するカセッテ本体部と、放射線源本体部が取り付けられると共に、カセッテ本体部に対して着脱可能か、又は、カセッテ本体部が配置される撮影台に対して着脱可能な取付機構と、を有することを特徴とする放射線画像撮影装置が記載されている。
【0003】
特許文献2には、放射線を発生させる放射線発生部と、放射線発生部を支持する支持部と、放射線発生部に電力を供給する電源部と、電源部を搭載して移動可能な移動部と、を備え、移動部は、支持部に対して着脱可能であることを特徴とする放射線発生用装置が記載されている。
【0004】
特許文献3には、被検体に対して放射線発生部から放射線を照射する放射線照射手段と、予め定められたガイドに沿って放射線照射手段を移動させる移動手段と、移動手段による放射線照射手段の移動に伴って、放射線照射手段の移動方向と相対する方向に移動すると共に、放射線照射手段から照射され被検体を透過した放射線を検出する放射線検出手段に対して、放射線が照射されるように、放射線発生部から照射する放射線の照射角度を調整する調整手段と、放射線照射手段から放射線を照射する照射動作と、放射線検出手段により放射線を検出する検出動作とを同期させて、放射線照射手段から放射線を照射させると共に、放射線検出手段により放射線を検出させるよう制御する制御手段と、を備えた放射線回診車が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-136028号公報
特開2015-208573号公報
特開2012-50523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1には、放射線源を収容する放射線源本体部を、取付機構を介して撮影台に固定する技術が記載されている。一方、特許文献2及び3には、放射線源を被検者に対して移動可能な移動機構を備える放射線撮影装置が記載されている。
【0007】
しかしながら、特許文献1~3の技術では、放射線源を有し、かつ走行可能な放射線照射装置を臥位台に対して取り付けた状態で、放射線照射部が設けられた保持部を変位させることについては考慮されていない。そこで、本開示の技術は、放射線照射装置の姿勢が安定した状態で、放射線照射部が設けられた保持部を変位させることが可能な放射線照射装置、及び放射線撮影システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の技術に係る第1の態様は、被検者を載置可能な臥位台とは独立して走行可能な放射線照射装置であって、放射線照射装置を臥位台に対して着脱自在に取り付け可能な取付部と、被検者に対して放射線を照射可能な放射線照射部と、先端部に放射線照射部が設けられ、かつ放射線照射部を変位可能に保持する保持部と、保持部の変位を規制する規制機構と、を備え、放射線照射装置が取付部を介して臥位台に取り付けられることで、規制機構において変位の規制が解除される放射線照射装置である。
【0009】
本開示の技術に係る第2の態様は、変位には、上下方向の成分を含む保持部の移動が含まれる第1の態様に係る放射線照射装置である。
【0010】
本開示の技術に係る第3の態様は、変位には、水平方向の成分を含む保持部の移動が含まれる第1の態様に係る放射線照射装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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