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公開番号
2025083115
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196808
出願日
2023-11-20
発明の名称
放射空調システム、ならびに放射空調システムのスペーサ、取り付け器具、および断熱パネル
出願人
株式会社フジタ
,
株式会社長府製作所
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
F24F
5/00 20060101AFI20250523BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】施工が容易な放射空調システムを提供すること。
【解決手段】放射空調システムは、空調機、スペーサ、取り付け器具、断熱パネル、および熱放射パネルを備える。スペーサは、空調機上に設置され、空調機から供給される空気を取り込んで空調機の正面側に誘導する。取り付け器具は、空調機の正面側の天井に固定され、複数のフレームを有する。断熱パネルは、取り付け器具に固定され、底板と一対の側壁を有する。熱放射パネルは、断熱パネルの下に配置される。断熱パネルと熱放射パネルは、底板、一対の側壁、および熱放射パネルによって形成される空間に上記空気を取り込むように構成される。取り付け器具は、複数のフレームの一つに固定され、スペーサと噛み合う少なくとも一つのフックを有する。少なくとも一つのフックが複数のフックを有する場合、複数のフックは、複数のフレームの一つの延伸方向と平行な直線上で一定のピッチで配置される。
【選択図】図7A
特許請求の範囲
【請求項1】
空調機、
前記空調機上に設置され、前記空調機から供給される空気を取り込んで前記空調機の正面側に誘導するように構成されるスペーサ、
前記空調機の前記正面側の天井に固定されるように構成される、複数のフレームを有する取り付け器具、
前記取り付け器具に固定されるように構成され、底板と一対の側壁を有する断熱パネル、および
前記断熱パネルの下に配置されるように構成される熱放射パネルを備え、
前記断熱パネルと前記熱放射パネルは、前記底板、前記一対の側壁、および前記熱放射パネルによって形成される空間に前記空気を取り込むように構成され、
前記取り付け器具は、前記複数のフレームの一つに固定され、前記スペーサと噛み合う少なくとも一つのフックを有し、
前記少なくとも一つのフックが複数のフックを有する場合、前記複数のフックは、前記複数のフレームの前記一つの延伸方向と平行な直線上で一定のピッチで配置される、放射空調システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記少なくとも一つのフックは複数のフックを有し、
前記スペーサは、前記複数のフックと噛み合う複数の爪を有し、
前記複数のフックの数は、前記複数の爪の数よりも大きい、請求項1に記載の放射空調システム。
【請求項3】
前記少なくとも一つのフックは複数のフックを有し、
前記スペーサは、前記複数のフックと噛み合う複数対の爪を有し、
前記複数のフックの数は、前記複数対の数よりも大きい、請求項1に記載の放射空調システム。
【請求項4】
前記複数のフックの数は5である、請求項2または3に記載の放射空調システム。
【請求項5】
前記爪の各々は、前記スペーサが前記空調機上に配置された際に前記スペーサの上面から前記天井方向に延伸する凸部である、請求項2または3に記載の放射空調システム。
【請求項6】
前記断熱パネルは、前記スペーサと噛み合う少なくとも一つの切り欠きをさらに有する、請求項1に記載の放射空調システム。
【請求項7】
前記断熱パネルは、前記一対の側壁に挟まれ、前記断熱パネルが前記取り付け器具に固定された際に前記スペーサ側に等間隔で配置される複数のピラーをさらに備え、
前記複数のピラーは、前記空気の漏洩を防止するための着脱式遮蔽壁を隣接する二つの前記ピラーの間または前記側壁と前記ピラーの間に設けられるように構成される、請求項1に記載の放射空調システム。
【請求項8】
前記取り付け器具は、前記複数のフレームから選択される二つにそれぞれ固定される、前記熱放射パネルを固定するための一対の固定治具を有し、
前記断熱パネルは、
前記断熱パネルが前記取り付け器具に固定された際に前記一対の固定治具と重なる一対の切り欠きをさらに有する、請求項1に記載の放射空調システム。
【請求項9】
前記スペーサは、前記空調機上に配置された際に前記空調機の前記正面側に配置される少なくとも一つのノズルを有する、請求項1に記載の放射空調システム。
【請求項10】
空調機から前記空調機上のスペーサを介して断熱パネルと熱放射パネルの間に導入された空気を利用する空調システムに用いられる、前記断熱パネル用の取り付け器具であり、
複数のフレーム、および
前記複数のフレームの一つに設けられ、前記スペーサと噛み合う少なくとも一つのフックを有し、
前記少なくとも一つのフックが複数のフックを有する場合、前記複数のフックは、前記複数のフレームの前記一つの延伸方向に平行な方向に一定のピッチで配置される、取り付け器具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態の一つは、放射空調システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、空気の流路が形成された断熱パネルと熱放射パネルの間に空調機によって温度制御された空気を導入する放射空調システムが知られている(特許文献1、2)。この放射空調システムでは、加熱または冷却された空気によって熱放射パネルが温度制御され、熱放射パネルによる熱放射メカニズムが室内の温度制御に寄与するため、温度調節された空気が直接人に当たることが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-217630号公報
特開2023-095404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態の一つは、新しい構造を有する放射空調システムとその施工方法を提供することを課題の一つとする。あるいは、本発明の実施形態の一つは、施工が容易な放射空調システム、およびその施工方法を提供することを課題の一つとする。あるいは、本発明の実施形態の一つは、上記放射空調システムを構成するスペーサ、取り付け器具、または断熱パネルに関する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態の一つは、放射空調システムである。この放射空調システムは、空調機、スペーサ、取り付け器具、断熱パネル、および熱放射パネルを備える。スペーサは、空調機上に設置され、空調機から供給される空気を取り込んで空調機の正面側に誘導するように構成される。取り付け器具は、空調機の正面側の天井に固定されるように構成され、複数のフレームを有する。断熱パネルは、取り付け器具に固定されように構成され、底板と一対の側壁を有する。熱放射パネルは、断熱パネルの下に配置されるように構成される。断熱パネルと熱放射パネルは、底板、一対の側壁、および熱放射パネルによって形成される空間に上記空気を取り込むように構成される。取り付け器具は、複数のフレームの一つに固定され、スペーサと噛み合う少なくとも一つのフックを有する。少なくとも一つのフックが複数のフックを有する場合、複数のフックは、複数のフレームの一つの延伸方向と平行な直線上で一定のピッチで配置される。
【0006】
本発明の実施形態の一つは、空調機から空調機上のスペーサを介して断熱パネルと熱放射パネルの間に導入された空気を利用する空調システムに用いられる、断熱パネル用の取り付け器具である。取り付け器具は、複数のフレーム、および複数のフレームの一つに設けられ、スペーサと噛み合う少なくとも一つのフックを有する。少なくとも一つのフックが複数のフックを有する場合、複数のフックは、複数のフレームの上記一つの延伸方向に平行な方向に一定のピッチで配置される。
【0007】
本発明の実施形態の一つは、空調機上に設けられ、空調機の正面側の天井に設けられる断熱パネルと断熱パネルの下に配置される熱放射パネルの間に空調機から供給される空気を導入するためのスペーサである。スペーサは、空調機上に設けられた際に空調機の正面側に一定のピッチで直線上に配置される複数の爪を有する。複数の爪は、断熱パネルを天井に固定するための取り付け器具に設けられる少なくとも一つのフックと噛み合うように構成される。
【0008】
本発明の実施形態の一つは、空調機上に設けられ、空調機の正面側の天井に設けられる断熱パネルと断熱パネルの下に配置される熱放射パネルの間に空調機から供給される空気を導入するためのスペーサである。スペーサは、空調機上に設けられた際に空調機の正面側に一定のピッチで直線上に配置される複数対の爪を有する。複数対の爪の各々は、断熱パネルを天井に固定するための取り付け器具に設けられる複数のフックを挟むように構成される。
【0009】
本発明の実施形態の一つは、天井に固定される取り付け器具と取り付け器具の下に配置される熱放射パネルの間に配置され、空調機上に配置されるスペーサを介して空調機から供給される空気を導入するための空間を熱放射パネルとの間に形成するように構成される断熱パネルである。断熱パネルは、底板、および互いに対向する一対の側壁、ならびに底板に設けられる少なくとも一つの切り欠きを有する。スペーサは、スペーサが空調機上に配置された際に空調機の正面側に延伸する少なくとも一つのバイザーを有する。少なくとも一つの切り欠きは、少なくとも一つのバイザーと噛み合うように構成される。
【0010】
本発明の実施形態の一つは、天井に固定される取り付け器具と取り付け器具の下に配置される熱放射パネルの間に配置され、空調機上に配置されるスペーサを介して空調機から供給される空気を導入するための空間を熱放射パネルとの間に形成するように構成される断熱パネルである。断熱パネルは、底板、および互いに対向する一対の側壁、ならびに複数のピラーを有する。スペーサは、スペーサが空調機上に配置された際に空調機の正面側に配置される少なくとも一つのノズルを有する。複数のピラーは、隣接するピラーの間にノズルが挿入されるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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