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公開番号
2025083077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196751
出願日
2023-11-20
発明の名称
酸化染毛剤組成物及び毛髪処理方法
出願人
ホーユー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/41 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】染色された毛髪をヘアアイロン等で100℃以上に加熱処理した場合であっても、熱変色・退色を抑制できる酸化染毛剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、100℃以上に加熱される前の毛髪に塗布される酸化染毛剤組成物であって、2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種の酸化染料を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
100℃以上に加熱される前の毛髪に塗布される酸化染毛剤組成物であって、
2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種の酸化染料を含むことを特徴とする酸化染毛剤組成物。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
染料中間体として2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール又はその塩を含有し、
カプラーとして5-アミノ-o-クレゾール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、m-アミノフェノール、α-ナフトール、レゾルシン、2,6-ジアミノピリジン、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種を含有する請求項1に記載の酸化染毛剤組成物。
【請求項3】
カプラーとして5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種を含有し、
染料中間体として2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール、p-フェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、p-アミノフェノール、p-メチルアミノフェノール、p-ニトロ-o-フェニレンジアミン、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種を含有する請求項1に記載の酸化染毛剤組成物。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の酸化染毛剤組成物を用いて染毛処理する工程、染毛処理後の毛髪を100℃以上に加熱する工程を含むことを特徴とする毛髪処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、100℃以上に加熱される前の毛髪に塗布される酸化染毛剤組成物及び毛髪処理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、複数の薬剤を混合することにより効果を発揮する毛髪処理剤が知られている。そのような毛髪処理剤としては、例えばアルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤、例えば過酸化水素を含有する第2剤とから構成される酸化染毛剤組成物が知られている。酸化剤は、毛髪中のメラニンを脱色させるとともに、染料を酸化重合させる。アルカリ剤は、毛髪を膨潤させて毛髪への染料の浸透性を向上させることにより、染色性を向上させる。
【0003】
近年、ヘアサロン等においてヘアカラー直後においてもヘアスタイルの仕上げの観点から、ヘアアイロン、ヘアコテ等を使用して加熱処理することがあった。
従来より、特許文献1に開示される染毛処理後に加熱アイロンを用いて加熱するステップを含む毛髪処理方法が知られている。特許文献1は、直接染料、酸化ベース、カプラー、及び酸化剤から選択される少なくとも1種の活性物質を含む毛髪用組成物のケラチン繊維への適用、それに続いて毛髪用組成物で被覆した繊維を、60~220℃以上の温度の加熱アイロンを用いて加熱するステップを含む、ケラチン繊維をトリートメントするための方法について開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2006-525977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、酸化重合により発色した染料は、100℃以上の高温に加熱されると分解することがあった。そのため、染色された毛髪をヘアアイロン等で加熱処理すると、熱変色・退色が発生するという問題があった。特に寒色系の染料は、他の色に比べて熱に弱く、熱変色・退色が大きかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、100℃以上に加熱される前の毛髪に塗布される酸化染毛剤組成物において、2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール等の所定の酸化染料を使用することにより、熱変色・退色を抑制できることを見出したことに基づくものである。
【0007】
上記課題を解決する各態様を記載する。
態様1の酸化染毛剤組成物は、100℃以上に加熱される前の毛髪に塗布される酸化染毛剤組成物であって、2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種の酸化染料を含むことを特徴とする。
【0008】
態様2は、態様1に記載の酸化染毛剤組成物において、染料中間体として2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール又はその塩を含有し、カプラーとして5-アミノ-o-クレゾール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、m-アミノフェノール、α-ナフトール、レゾルシン、2,6-ジアミノピリジン、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種を含有する。
【0009】
態様3は、態様1に記載の酸化染毛剤組成物において、カプラーとして5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種を含有し、染料中間体として2,2’-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール、p-フェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、p-アミノフェノール、p-メチルアミノフェノール、p-ニトロ-o-フェニレンジアミン、及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種を含有する。
【0010】
態様4の毛髪処理方法は、態様1~3のいずれか一態様に記載の酸化染毛剤組成物を用いて染毛処理する工程、染毛処理後の毛髪を100℃以上に加熱する工程を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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