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公開番号
2025082379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023195652
出願日
2023-11-17
発明の名称
クローズ型冷蔵ショーケース
出願人
グラノバリオ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
17/08 20060101AFI20250522BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】冷気は吹出し口を介して上方に吹出されるので、上側までは冷気が直接到達できていないときがある。また、四方ガラス板だと断熱効果には限界がある。
【解決手段】マイクロブロア15の駆動により、冷気が陳列室21内の気流管25に供給される。そして、吹出し穴から勢いをもって吹出される。吹出し穴は、陳列室21内の天面部近くにも配置されている。しかも、吹出し穴は中央を向いているのではなく、一つの気流管25に着目すると、吹出し穴列の吹出し穴はガラス板の板面に平行に近い方向を向き、吹出し穴列の吹出し穴はガラス板の板面に平行に近い方向を向いており、2本の隣り合う気流管25、25により、一枚のガラス板の板面上を横断するように冷気が吹出される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却ユニットとその上の透明な窓部を有する陳列室で構成され、前記冷却ユニットで冷却された空気が前記陳列室内に吹出され、前記陳列室内で温められた空気が前記冷却ユニット内に戻されて再び冷却されることで、空気が前記陳列室内を冷却しながら前記冷却ユニット側と前記陳列室側の間で循環するクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
前記陳列室の内部に少なくとも一部が入り込んだ状態で前記陳列室の内側面に沿って複数の気流管が立ち上がっており、各気流管の前記陳列室の内部で露出した側面に上下方向に間隔をあけて複数設けられた吹出し穴から、前記陳列室内に冷却された空気が吹出されることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
陳列室では角隅部の支持柱と前記支持柱どうしの間を冷蔵状態維持可能に閉塞する透明板を主体とする側面部が構成され、前記陳列室内の角隅部の支持柱にそれぞれ気流管が取付けられていることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項3】
請求項1に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
陳列室では角隅部の支持柱と前記支持柱どうしの間を冷蔵状態維持可能に閉塞する透明板を主体とする側面部が構成され、前記陳列室の角隅部の支持柱が気流管を兼ねていることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
気流管の吹出し穴は周方向に位置を違えて二列設けられており、それぞれの列の吹出し穴から前記気流管を挟んだ両内側面に沿って二方向に空気が吹出されることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項5】
請求項4に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
二列の吹出し穴の群は上下方向の位置が互い違いになっていることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項6】
請求項5に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
吹出し穴が網棚の設置用の穴として兼用可能に構成されていることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項7】
請求項3に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
支持柱が陳列室内を向いた側と前記陳列室外を向いた側とで縦方向に仕切られて分割されており、前記陳列室内を向いた側の前記陳列室の内部に入り込んだ部分に形成された吹出し穴から前記陳列室内に冷却された空気が吹出される一方、
前記陳列室外を向いた側にも上下方向に間隔をあけて複数設けられた吹出し穴から空気が吹出されることで、透明板の曇り止め機能も実現されることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項8】
請求項7に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
陳列室内を向いた側の吹出し穴の穴縁には指向性の気流を発生させるガイド筒が突設されており、前記ガイド筒から吹き出された空気が旋回方向にガイドされることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項9】
請求項1に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
冷却ユニットは冷却室と機械室に上下で分かれて、蒸気圧縮冷凍サイクルを構成する冷却器が冷却室に収容されており、前記冷却室で冷却された空気がマイクロブロアに通されて分岐管を介して複数の気流管に各別に圧送されることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
【請求項10】
請求項9に記載したクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、
冷却ユニットは冷却室と機械室に上下で分かれて、蒸気圧縮冷凍サイクルを構成する冷却器が冷却室に収容されており、前記冷却室で冷却された空気がマイクロブロアに通されて分岐管を介して複数の気流管に各別に圧送され、前記蒸気圧縮冷凍サイクルを構成する凝縮器が機械室に収容されており、前記凝縮器で温められた空気がマイクロブロアに通されて分岐管を介して複数の気流管に各別に圧送されることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品等の物品を冷却しつつ外から視認可能に陳列する陳列室を有するクローズ型冷蔵ショーケースに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のクローズ型冷蔵ショーケースでは、陳列室にガラス等の透明板で外から視認可能な窓部が設けられており、その陳列室の下側に機械室と冷却室が設けられている。
そして、圧縮冷凍サイクルを利用して、陳列室内を冷却して物品を冷蔵状態に保持しており、機械室にこの圧縮冷凍サイクルの要素部品である圧縮機と凝縮器と膨張弁が収容され、冷却室に冷却器(=蒸発器)が収容されて、冷却器で空気が冷やされて生成された冷気が陳列室との間に設けられた吹出し口を介して陳列室内に吹込まれ、更に、陳列室内の空気が吸込み口を介して冷却室内に戻されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-124237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
最近では、陳列室はサイズが大型化して背丈も高くなっている上に、視認効果を最大限生かすように四方が透明なガラス板で構成されているものも使用されるようになってきている。
このタイプでは、冷気は吹出し口を介して上方に吹出されるので、陳列室内でも上側までは冷気が直接到達できていないときがある。また、ガラス表面に断熱膜を施しても、視認性を優先して四方をガラス板にしてしまうと、断熱効果には限界がある。
その一方で、冷気の吹付けの勢いを強めて、陳列室内の上側にまで冷気を直接到達させようとすると、クローズ型なだけに、下側では冷やされ過ぎになる。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、陳列室内を、外からの視認性を損なわずに、万遍なく且つ極力均一に冷却させることができる、新規且つ有用なクローズ型冷蔵ショーケースを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、冷却ユニットとその上の透明な窓部を有する陳列室で構成され、前記冷却ユニットで冷却された空気が前記陳列室内に吹出され、前記陳列室内で温められた空気が前記冷却ユニット内に戻されて再び冷却されることで、空気が前記陳列室内を冷却しながら前記冷却ユニット側と前記陳列室側の間で循環するクローズ型冷蔵ショーケースにおいて、前記陳列室の内部に少なくとも一部が入り込んだ状態で前記陳列室の内側面に沿って複数の気流管が立ち上がっており、各気流管の前記陳列室の内部で露出した側面に上下方向に間隔をあけて複数設けられた吹出し穴から、前記陳列室内に冷却された空気が吹出されることを特徴とするクローズ型冷蔵ショーケースである。
【0007】
好ましくは、陳列室では角隅部の支持柱と前記支持柱どうしの間を冷蔵状態維持可能に閉塞する透明板を主体とする側面部が構成され、前記陳列室内の角隅部の支持柱にそれぞれ気流管が取付けられている。
好ましくは、陳列室では角隅部の支持柱と前記支持柱どうしの間を冷蔵状態維持可能に閉塞する透明板を主体とする側面部が構成され、前記陳列室の角隅部の支持柱が気流管を兼ねている。
【0008】
好ましくは、気流管の吹出し穴は周方向に位置を違えて二列設けられており、それぞれの列の吹出し穴から前記気流管を挟んだ両内側面に沿って二方向に空気が吹出される。
好ましくは、二列の吹出し穴の群は上下方向の位置が互い違いになっている。
好ましくは、吹出し穴が網棚の設置用の穴として兼用可能に構成されている。
【0009】
好ましくは、陳列室では角隅部の支持柱と前記支持柱どうしの間を冷蔵状態維持可能に閉塞する透明板を主体とする側面部が構成され、前記陳列室の角隅部の支持柱が気流管を兼ねているときには、支持柱が陳列室内を向いた側と前記陳列室外を向いた側とで縦方向に仕切られて分割されており、前記陳列室内を向いた側の前記陳列室の内部に入り込んだ部分に形成された吹出し穴から前記陳列室内に冷却された空気が吹出される一方、前記陳列室外を向いた側にも上下方向に間隔をあけて複数設けられた吹出し穴から空気が吹出されることで、透明板の曇り止め機能も実現される。
好ましくは、陳列室内を向いた側の吹出し穴の穴縁には指向性の気流を発生させるガイド筒が突設されており、前記ガイド筒から吹出された空気が旋回方向にガイドされる。
【0010】
好ましくは、冷却ユニットは冷却室と機械室に上下で分かれて、蒸気圧縮冷凍サイクルを構成する冷却器が冷却室に収容されており、前記冷却室で冷却された空気がマイクロブロアに通されて分岐管を介して複数の気流管に各別に圧送される。
好ましくは、蒸気圧縮冷凍サイクルを構成する凝縮器が機械室に収容されており、前記凝縮器で温められた空気がマイクロブロアに通されて分岐管を介して複数の気流管に各別に圧送される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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