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公開番号2025081794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194791
出願日2023-11-16
発明の名称ミスト噴霧装置、及び、印刷装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類B41F 15/12 20060101AFI20250521BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ミスト噴霧装置及び印刷装置において、ミスト滴回収の手間及び場所を要さずに、スクリーンにおけるペーストの固化を防止する。
【解決手段】ミスト噴霧装置1は、ミスト発生器20が発生させたミストMをスクリーンSへ噴霧する噴霧部10を備える。この噴霧部10は、ミストMを噴霧する噴霧パイプ14を有する。この噴霧パイプ14は、ミスト発生器20に向かって下方に傾斜(角度θ)する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ミスト発生器が発生させたミストをスクリーンへ噴霧する噴霧部を備え、
前記噴霧部は、前記ミストを噴霧する噴霧パイプを有し、
前記噴霧パイプは、前記ミスト発生器に向かって下方に傾斜する
ことを特徴とするミスト噴霧装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記噴霧パイプに固定され、マグネットによって着脱自在に印刷装置に取付けられる取付けプレートを更に備える
ことを特徴とする請求項1記載のミスト噴霧装置。
【請求項3】
前記噴霧部は、前記スクリーンの下部の空間を挟んで配置された2本の前記噴霧パイプを有し、
前記2本の噴霧パイプのそれぞれは、当該2本の噴霧パイプが対向する方向に突出し先端に噴霧口が設けられた噴霧ノズルを有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のミスト噴霧装置。
【請求項4】
スクリーン上に供給されたペーストを用いて印刷対象物に印刷を行うための印刷装置であって、
前記スクリーンが張り付けられたスクリーン枠を保持する保持部と、
ミスト発生器が発生させたミストを前記スクリーンへ噴霧する噴霧部を備えるミスト噴霧装置とを備え、
前記噴霧部は、前記ミストを噴霧する噴霧パイプを有し、
前記噴霧パイプは、前記ミスト発生器に向かって下方に傾斜する
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
前記ミスト噴霧装置は、前記噴霧パイプに固定されマグネットによって着脱自在に前記保持部に取付けられる取付けプレートを更に備え、
前記取付けプレートは、前記噴霧パイプの長手方向に延びるスリットを有し、
前記保持部は、前記スリットに挿入され前記噴霧パイプの前記長手方向の長さが前記スリットよりも短い凸部を有する
ことを特徴とする請求項4記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スクリーンへミストを噴霧するミスト噴霧装置と、スクリーン上に供給されたペーストを用いて印刷対象物に印刷を行うための印刷装置とに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スクリーン印刷用の製版装置において、スクリーン枠によって保持されたスクリーンには、例えば、サーマルヘッドによって印刷部分に感熱穿孔が施される。或いは、メッシュ状のスクリーンの印刷部分以外で薬剤を硬化させることなどによっても製版を行うことができる。
【0003】
スクリーンの製版後、ユーザは、スクリーン枠を製版装置から取り外して印刷装置に取り付け、スキージによりスクリーンの孔を通してインクを印刷対象物に塗布する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-234627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、スクリーン上に供給される水性インク等のペーストのスキージングによって多数回の印刷を行うと、例えば、スクリーンのうち印刷対象物側の底面(例えばフィルム面)側が乾燥し、画像の欠落を引き起こす。このような画像の欠落は、例えば、紗の隙間に入り込んだペーストが固化することによって引き起こされる。
【0006】
なお、ペーストが固化すると、乾燥したペーストを除去するために、スクリーンの底面側を水拭きするなどの手間のかかる作業が発生する。そこで、自動でミストなどを噴霧するミスト噴霧装置を用いることが考えられる。但し、このようなミスト噴霧装置を用いると、噴霧パイプ内にミスト滴が溜まってミストの吐出不良を生じるおそれがある。そのため、ドレンを設けて噴霧パイプ内に溜まったミスト滴を回収すると、ミスト滴を回収する手間及び場所が必要になる。
【0007】
1つの観点では、本発明の目的は、ミスト滴回収の手間及び場所を要さずに、スクリーンにおけるペーストの固化を防止することができるミスト噴霧装置及び印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様では、ミスト噴霧装置は、ミスト発生器が発生させたミストをスクリーンへ噴霧する噴霧部を備え、前記噴霧部は、前記ミストを噴霧する噴霧パイプを有し、前記噴霧パイプは、前記ミスト発生器に向かって下方に傾斜する。
【発明の効果】
【0009】
前記態様によれば、ミスト滴回収の手間及び場所を要さずに、スクリーンにおけるペーストの固化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施の形態に係る印刷装置を示す斜視図である。
一実施の形態に係る印刷装置(スクリーンを省略した状態)を示す斜視図である。
一実施の形態に係る印刷装置(片側の噴霧パイプを取り外し、スクリーンを省略した状態)を示す斜視図である。
図3のIV部拡大図である。
一実施の形態に係る印刷装置を示す右側面図である。
図5のVI-VI拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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