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公開番号2025081774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025035208,2021185137
出願日2025-03-06,2021-11-12
発明の名称システムトイレ用トイレ砂及びその製造方法
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A01K 1/015 20060101AFI20250520BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】猫にシステムトイレで容易に排泄させることができると共に、システムトイレのスノコ部分の複数の孔部にトイレ砂が目詰まりを起こすことを抑制可能なトイレ砂及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の粒状物を含む、システムトイレに用いられるシステムトイレ用トイレ砂において、複数の粒状物の各々は、粒径が6.0mm以下であり、複数の粒状物のうち、粒径又は粒長のいずれか小さい方が3.2mm未満である粒状物の割合は、6%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の粒状物を含む、システムトイレに用いられるシステムトイレ用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物の各々は、粒径が6.0mm以下であり、
前記複数の粒状物のうち、粒径又は粒長のいずれか小さい方が3.2mm未満である粒状物の割合は、6%以下である、
システムトイレ用トイレ砂。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記複数の粒状物のうち、粒長が3.5~10mmの粒状物の割合は、85%以上である、
請求項1に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項3】
前記複数の粒状物の見かけ比重は、1.00~1.50g/cm

である、
請求項1又は2に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項4】
前記複数の粒状物のうち、一粒当たりの質量が0.065g以上である粒状物の割合は55%以上である、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項5】
前記複数の粒状物における粒状物間の隙間率は、45体積%以下である、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項6】
前記複数の粒状物における安息角は、50度以下である、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項7】
前記複数の粒状物は、臭気吸着材料を含む、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項8】
前記臭気吸着材料は、無機多孔質材料を含む、
請求項7に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項9】
前記複数の粒状物における吸水倍率は、160%未満である、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
【請求項10】
前記複数の粒状物の各々における崩壊性が0.5mL未満である、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシステムトイレ用トイレ砂。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システムトイレ用トイレ砂及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
猫や犬などの動物用のトイレとして、システムトイレが知られている。そのシステムトイレでは、システムトイレ用トイレ砂(以下、単に「トイレ砂」ともいう。)が使用されている。例えば、特許文献1には、動物用システムトイレと、動物用トイレ砂が開示されている。その動物用トイレ砂は、複数の粒状物を含んでいる。複数の粒状物の各々は、無機多孔質材料と、その無機多孔質材料を一体的に固定するバインダーと、を含んで構成される核部と、その核部の表面に形成され、吸水性を有しかつ吸水した状態で粘性を有する止水材により構成される止水コーティング層と、を備える。その動物用システムトイレは、底面部に複数の孔部を有し、動物用トイレ砂が敷設された上側容器と、吸液部材が敷設された下側容器と、を備える。このうち、複数の孔部(貫通孔)を有する上側容器の底面部は、スノコ(簀の子)状に形成された部分を有するので、以下では、そのスノコ状に形成された部分を、スノコ部分ともいう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-100310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
猫は、元来、砂漠で生活をする生き物であることが知られている。発明者の検討により、猫は、砂の上で生活していた名残から、砂の上や、粒の大きさが小さい砂状のものの上では、自然に排泄をすることができるが、砂状のものの上であっても、粒の大きさが大きければ、砂ではなく石や岩と認識して違和感を覚えるためか、排泄をしたがらない、ということが今回初めて判明した。
【0005】
そのため、システムトイレのトイレ砂の粒の大きさが大きい場合、猫は、そのシステムトイレに入らないか、又は、入っても排泄しないおそれがある。そうなると、猫の健康に障害が生じたり、猫が思わぬところで排泄してしまい、飼い主に清掃の負担が追加で生じたりする、などの問題が生じ得る。
【0006】
一方、世の中に広く出回っているシステムトイレのうちの95%以上では、スノコ部分の複数の孔部の各々における開口幅が2.3~2.7mmである。そのため、トイレ砂の粒の大きさが小さい場合、トイレ砂は、孔部に嵌まって目詰まりを生じさせたり、孔部から下方へ落下したりするおそれがある。トイレ砂の目詰まりが生じると、尿がスノコ部分に蓄積する、あるいは、システムトイレの掃除のときにスノコ部分に嵌まった古いトイレ砂が除去し難くなる、などの問題が生じ得る。また、トイレ砂が孔部から下方へ落下すると、トイレ砂の本来の機能を果たせなくなる問題が生じ得る。
【0007】
このように、トイレ砂の粒の大きさが大きいと、猫がシステムトイレで排泄しないおそれがあり、トイレ砂の粒の大きさが小さいと、システムトイレのスノコ部分の複数の孔部にトイレ砂が目詰まりを起こすおそれがある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、猫にシステムトイレで容易に排泄させることができると共に、システムトイレのスノコ部分の複数の孔部にトイレ砂が目詰まりを起こすことを抑制可能なトイレ砂及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、複数の粒状物を含む、システムトイレに用いられるシステムトイレ用トイレ砂であって、前記複数の粒状物の各々は、粒径が6.0mm以下であり、前記複数の粒状物のうち、粒径又は粒長のいずれか小さい方が3.2mm未満である粒状物の割合は、6%以下である、システムトイレ用トイレ砂、である。
【0010】
本発明の他の態様は、システムトイレと、上記のシステムトイレ用トイレ砂と、排泄物処理シートと、を備えるシステムトイレキット、である。
(【0011】以降は省略されています)

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