TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025081154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194732
出願日
2023-11-15
発明の名称
半導体装置
出願人
住友電工デバイス・イノベーション株式会社
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
H10D
30/87 20250101AFI20250520BHJP()
要約
【課題】特性の劣化を抑制することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100は、基板10と、複数の第1ソース電極12a、複数の第1ドレイン電極16a及び複数の第1ゲート電極14a、14bを備える第1FET群30aと、第1方向Xに交差する第2方向Yから見て第1FET群と重なり、複数の第2ソース電極12b、複数の第2ドレイン電極16b及び複数の第2ゲート電極14bを備え備える第2FET群30bと、複数の第1、第2ゲート電極と電気的に接続する複数の第1ゲートパッド34と、複数の第1ドレイン電極と複数の第2ドレイン電極とをそれぞれ電気的に接続し、第1FET群と第2FET群との間において、複数の第1ゲートパッドと交互に主面に設けられた複数のドレイン配線26と、複数の第1ドレイン電極に電気的に接続され、複数の第1ゲートパッドとで第1FET群を挟むドレインパッド36と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
主面と前記主面と対向する裏面とを有する基板と、
第1方向に配列された複数の第1ソース電極と、複数の第1ドレイン電極と、複数の第1ゲート電極と、を備え、前記主面に設けられた第1FET群と、
前記第1方向に交差する第2方向から見て前記第1FET群と重なり、複数の第2ソース電極と、複数の第2ドレイン電極と、複数の第2ゲート電極と、を備え、前記主面に設けられた第2FET群と、
前記複数の第1ゲート電極および前記複数の第2ゲート電極と電気的に接続し、前記第1FET群と前記第2FET群との間の前記主面に設けられた複数の第1ゲートパッドと、
前記複数の第1ドレイン電極と前記複数の第2ドレイン電極とをそれぞれ電気的に接続し、前記第1FET群と前記第2FET群との間において、前記複数の第1ゲートパッドと交互に前記主面に設けられた複数のドレイン配線と、
前記複数の第1ドレイン電極に電気的に接続され、前記複数の第1ゲートパッドとで前記第1FET群を挟むドレインパッドと、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記裏面に設けられ、前記基板の厚さ方向から見て前記複数の第1ソース電極にそれぞれ重なる複数の第1ビアホールをそれぞれ介し前記複数の第1ソース電極に電気的に接続され、前記基板の厚さ方向から見て前記複数の第2ソース電極にそれぞれ重なる複数の第2ビアホールをそれぞれ介し前記複数の第2ソース電極に電気的に接続された裏面金属層を備える請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1FET群および前記第2FET群は、前記主面が活性化された第1活性領域および第2活性領域にそれぞれ設けられ、前記複数の第1ゲートパッドは前記主面が不活性化され前記第1活性領域と前記第2活性領域との間に設けられた不活性領域に設けられている請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1FET群と前記第2FET群との間における前記複数のドレイン配線の前記第1方向における幅は、前記複数の第1ドレイン電極の前記第1方向における幅および前記複数の第2ドレイン電極の前記第1方向における幅より小さい請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記複数の第1ゲートパッドとで前記第2FET群を挟み前記主面に設けられ、前記複数の第2ゲート電極に電気的に接続された第2ゲートパッドを備える請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記複数の第1ソース電極の各々は、第1部分と、前記第2方向から見て前記第1部分と重なり前記第1部分と対応する前記第1ゲートパッドとの間に設けられ前記第1方向に配列する第2部分および第3部分と、を備え、
前記第1FET群は、前記第2部分と前記第3部分との間に設けられ、対応する第1ゲート電極と対応する前記第1ゲートパッドとを電気的に接続する複数の第1ゲート配線を備える請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記複数の第2ソース電極の各々は、第4部分と、前記第2方向から見て前記第4部分と重なり前記第4部分と対応する第2ゲートパッドとの間に設けられ前記第1方向に配列する第5部分および第6部分と、を備え、
前記第2FET群は、前記第5部分と前記第6部分との間に設けられ、対応する第2ゲート電極と前記対応する第2ゲートパッドとを電気的に接続する複数の第2ゲート配線を備える請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記複数の第1ソース電極および前記複数の第2ソース電極に前記主面において電気的に接続され、前記第1FET群と前記第2FET群とを囲むガードリングを備える請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項9】
ベースと、
前記ベース上に搭載され、前記基板を有する半導体チップと、
前記第1ゲートパッドに接続され、前記第2方向に延伸する第1ボンディングワイヤと、
前記ドレインパッドに接続され、前記第2方向の反対方向に延伸する第2ボンディングワイヤと、
を備える請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項10】
ベースと、
前記ベース上に搭載され、前記基板を有する半導体チップと、
前記第1ゲートパッドに接続され、前記第2方向に延伸する第1ボンディングワイヤと、
前記ドレインパッドに接続され、前記第2方向の反対方向に延伸する第2ボンディングワイヤと、
前記第2ゲートパッドに接続され、前記第2方向に延伸する第3ボンディングワイヤと、
を備える請求項5に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ソース電極、ゲート電極およびドレイン電極を有する電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)が知られている。FETを電極の並列方向に複数配列させたFET群を、電極の延伸方向に2個配置することが知られている。FET群の間に、ゲート電極に接続されるゲートパッドおよびドレイン電極に接続されるドレインパッドを設けることが知られている(例えば特許文献1、2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-252036号公報
米国特許第11417746号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ゲートパッドとドレインパッドとが隣接するため、ゲート・ドレイン寄生容量が生じる。このためFETの特性が劣化してしまう。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みなされたものであり、特性の劣化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態は、主面と前記主面と対向する裏面とを有する基板と、第1方向に配列された複数の第1ソース電極と、複数の第1ドレイン電極と、複数の第1ゲート電極と、を備え、前記主面に設けられた第1FET群と、前記第1方向に交差する第2方向から見て前記第1FET群と重なり、複数の第2ソース電極と、複数の第2ドレイン電極と、複数の第2ゲート電極と、を備え、前記主面に設けられた第2FET群と、前記複数の第1ゲート電極および前記複数の第2ゲート電極と電気的に接続し、前記第1FET群と前記第2FET群との間の前記主面に設けられた複数の第1ゲートパッドと、前記複数の第1ドレイン電極と前記複数の第2ドレイン電極とをそれぞれ電気的に接続し、前記第1FET群と前記第2FET群との間において、前記複数の第1ゲートパッドと交互に前記主面に設けられた複数のドレイン配線と、前記複数の第1ドレイン電極に電気的に接続され、前記複数の第1ゲートパッドとで前記第1FET群を挟むドレインパッドと、を備える半導体装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、特性の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1における半導体装置の平面図である。
図2は、実施例1における半導体装置の平面図である。
図3は、実施例1に係る半導体装置の拡大平面図である。
図4は、図3のそれぞれA-A断面図である。
図5は、図3のそれぞれB-B断面図である。
図6は、図3のそれぞれC-C断面図である。
図7は、図3のそれぞれD-D断面図である。
図8は、比較例1に係る半導体装置の平面図である。
図9は、比較例2に係る半導体装置の平面図である。
図10は、実施例1の変形例1に係る半導体装置の拡大平面図である。
図11は、実施例1の変形例2に係る半導体装置の平面図である。
図12は、実施例1の変形例3に係る半導体装置の平面図である。
図13は、実施例1の変形例4に係る半導体装置の平面図である。
図14は、実施例1の変形例5に係る半導体装置の平面図である。
図15は、実施例2における半導体装置の平面図である。
図16は、図15の等価回路図である。
図17は、実施例2の変形例1における半導体装置の平面図である。
図18は、図17の等価回路図である。
図19は、比較例3に係る半導体装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の一実施形態は、主面と前記主面と対向する裏面とを有する基板と、第1方向に配列された複数の第1ソース電極と、複数の第1ドレイン電極と、複数の第1ゲート電極と、を備え、前記主面に設けられた第1FET群と、前記第1方向に交差する第2方向から見て前記第1FET群と重なり、複数の第2ソース電極と、複数の第2ドレイン電極と、複数の第2ゲート電極と、を備え、前記主面に設けられた第2FET群と、前記複数の第1ゲート電極および前記複数の第2ゲート電極と電気的に接続し、前記第1FET群と前記第2FET群との間の前記主面に設けられた複数の第1ゲートパッドと、前記複数の第1ドレイン電極と前記複数の第2ドレイン電極とをそれぞれ電気的に接続し、前記第1FET群と前記第2FET群との間において、前記複数の第1ゲートパッドと交互に前記主面に設けられた複数のドレイン配線と、前記複数の第1ドレイン電極に電気的に接続され、前記複数の第1ゲートパッドとで前記第1FET群を挟むドレインパッドと、を備える半導体装置である。これにより、ゲート・ドレイン容量を抑制できる。よって、高周波特性を向上できる。
(2)上記(1)において、前記裏面に設けられ、前記基板の厚さ方向から見て前記複数の第1ソース電極にそれぞれ重なる複数の第1ビアホールをそれぞれ介し前記複数の第1ソース電極に電気的に接続され、前記基板の厚さ方向から見て前記複数の第2ソース電極にそれぞれ重なる複数の第2ビアホールをそれぞれ介し前記複数の第2ソース電極に電気的に接続された裏面金属層を備えてもよい。これにより、ソースインダクタンスを抑制して、高周波特性を向上できる。
(3)上記(1)または(2)において、前記第1FET群および前記第2FET群は、前記主面が活性化された第1活性領域および第2活性領域にそれぞれ設けられ、前記複数の第1ゲートパッドは前記主面が不活性化され前記第1活性領域と前記第2活性領域との間に設けられた不活性領域に設けられていてもよい。これにより、ゲート・ソース容量を抑制して、高周波特性を向上できる。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、前記第1FET群および前記第2FET群との間における前記複数のドレイン配線の前記第1方向における幅は、前記複数の第1ドレイン電極の前記第1方向における幅および前記複数の第2ドレイン電極の前記第1方向における幅より小さくてもよい。これにより、ゲート・ドレイン容量を抑制して、高周波特性を向上できる。
(5)上記(1)から(4)のいずれかにおいて、前記複数の第1ゲートパッドとで前記第2FET群を挟み前記主面に設けられ、前記複数の第2ゲート電極に電気的に接続された第2ゲートパッドを備えてもよい。これにより、2箇所においてボンディングワイヤを接合できる。
(6)上記(1)から(5)のいずれかにおいて、前記複数の第1ソース電極の各々は、第1部分と、前記第2方向から見て前記第1部分と重なり前記第1部分と対応する前記第1ゲートパッドとの間に設けられ前記第1方向に配列する第2部分および第3部分と、を備え、前記第1FET群は、前記第2部分と前記第3部分との間に設けられ、対応する第1ゲート電極と対応する前記第1ゲートパッドとを電気的に接続する複数の第1ゲート配線を備えてもよい。これにより、ゲート抵抗を抑制して、高周波特性を向上できる。
(7)上記(6)において、前記複数の第2ソース電極の各々は、第4部分と、前記第2方向から見て前記第4部分と重なり前記第4部分と対応する第2ゲートパッドとの間に設けられ前記第1方向に配列する第5部分および第6部分と、を備え、前記第2FET群は、前記第5部分と前記第6部分との間に設けられ、対応する第2ゲート電極と前記対応する第2ゲートパッドとを電気的に接続する複数の第2ゲート配線を備えてもよい。これにより、ゲート抵抗を抑制して、高周波特性を向上できる。
(8)上記(1)から(7)のいずれかにおいて、前記複数の第1ソース電極および前記複数の第2ソース電極に前記主面において電気的に接続され、前記第1FET群と前記第2FET群とを囲むガードリングを備えてもよい。これにより、第1FET群および第2FET群をシールドすることができる。
(9)上記(1)から(8)のいずれかにおいて、ベースと、前記ベース上に搭載され、前記基板を有する半導体チップと、前記第1ゲートパッドに接続され、前記第2方向に延伸する第1ボンディングワイヤと、前記ドレインパッドに接続され、前記第2方向の反対方向に延伸する第2ボンディングワイヤと、を備えてもよい。これにより、第1FET群および第2FET群に高周波信号が均等に入力する。
(10)上記(5)において、ベースと、前記ベース上に搭載され、前記基板を有する半導体チップと、前記第1ゲートパッドに接続され、前記第2方向に延伸する第1ボンディングワイヤと、前記ドレインパッドに接続され、前記第2方向の反対方向に延伸する第2ボンディングワイヤと、前記第2ゲートパッドに接続され、前記第2方向に延伸する第3ボンディングワイヤと、を備えてもよい。これにより、異なる信号の干渉を抑制できる。
(11)上記(10)において、前記ベース上に搭載され、第1端が前記ベースに電気的に接続され、第2端に前記第1ボンディングワイヤが接続された第1キャパシタと、前記ベース上に搭載され、第1端が前記ベースに電気的に接続され、第2端に前記第3ボンディングワイヤが接続された第2キャパシタと、を備えてもよい。これにより、異なる信号の干渉を抑制できる。
【0010】
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態にかかる半導体装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
集積回路の製造方法
1か月前
株式会社クラベ
感圧導電体
18日前
学校法人東北学院
半導体装置
1か月前
個人
高性能逆導通半導体装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
サンケン電気株式会社
半導体装置
1か月前
個人
FIN TFT電極基板
13日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
20日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
6日前
キヤノン株式会社
放射線撮像装置
20日前
三菱電機株式会社
半導体装置
14日前
三菱電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
12日前
株式会社村田製作所
半導体装置
24日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
17日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
17日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
1か月前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
24日前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
14日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
14日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
半導体装置
18日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
17日前
ローム株式会社
半導体装置
18日前
株式会社カネカ
ペロブスカイト薄膜太陽電池の製造方法
18日前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
古河電気工業株式会社
熱電変換モジュール
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
MEMS温度センサ
14日前
続きを見る
他の特許を見る