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公開番号
2025079982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192907
出願日
2023-11-13
発明の名称
車両用制御装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】従来の車両用制御装置では、車両の前部に配設されたスピーカが、車両衝突の際に破損し易いという課題がある。
【解決手段】
本発明の車両用制御装置10では、車両11の接近を周囲に通報するための通報音を出力するスピーカ12を備え、スピーカ12は、第1のブラケット31に保持される。車両衝突検出装置24が、車両11への衝突を検出した場合には、車両制御部21は、第1のブラケット31に保持されたスピーカ12を第2のブラケット32を介して車両11の車内側へと退避させる。この構造により、スピーカ12は、上記車両11への衝突により破損し難くなる。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の接近を周囲に通報するための通報音を出力するスピーカと、
前記スピーカを保持する第1のブラケットと、
前記第1のブラケットを移動可能に支持し、前記車両に固定される第2のブラケットと、
前記第1のブラケットと前記第2のブラケットとを着脱自在に係止させる係止機構と、
前記車両の衝突を検出する車両衝突検出装置と、
前記車両衝突検出装置の検出信号に基づき前記係止機構を可動させる車両制御部と、を備え、
前記車両衝突検出装置から前記検出信号が前記車両制御部に入力された場合には、
前記車両制御部は、前記係止機構を可動させ、前記第1のブラケットと前記第2のブラケットとの係止状態を解消させると共に、前記第1のブラケットを前記車両の車内側へと移動させることを特徴とする車両用制御装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記第2のブラケットは、前記第1のブラケットを移動させるレール部を有し、
前記レール部は、前記車内側へと向けた下り傾斜構造であることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項3】
前記第2のブラケットは、前記第1のブラケットを移動させるレール部を有し、
前記第1のブラケットは、前記レール部を走行する車輪部と、前記車輪部を駆動させる駆動部と、を有し、
前記車両制御部は、前記検出信号が入力されることで、前記駆動部を介して前記車輪部を駆動させることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項4】
前記第2のブラケットは、前記第1のブラケットを回転させる駆動部を有し、
前記車両制御部は、前記検出信号が入力されることで、前記駆動部を介して前記第1のブラケットを回転させることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の接近を周囲に通報するスピーカの保持位置を制御する車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、電気自動車やハイブリッド車等のエンジンを使用せず走行可能な車両がある。それらの車両は、エンジン音を出力しないため、歩行者等は、車両のエンジン音によって車両の接近を認識することが困難となる。
【0003】
一方、現在、各国では、電気自動車やハイブリッド車等のエンジンを使用せず走行可能な車両は、通報音を出力することで車両の接近を歩行者等に知らせるための法規化が進んでいる。そして、上記エンジンを使用せず走行可能な車両から出力される通報音に対して、規定値以上の音圧を含む通報音の出力が求められるようになっている。
【0004】
特許文献1には、従来の車両用音響装置が開示されている。車両用音響装置は、車両に取り付けられるスピーカと、スピーカを回転させる駆動部と、を備える。そして、スピーカは、バンパビームの格納部の凹部内に配設される。そして、駆動部は、上記凹部内にて、スピーカを車両の前方側の開口部側に向ける発信状態と、スピーカを格納部の側壁側へと向ける待機状態と、を切り換える。
【0005】
また、車両用音響装置では、スピーカは、凹部内の底面に取り付けられたブラケットを介して凹部内に配設される場合でも良い。この場合には、車両の衝突によりブラケットに衝撃が加わることで、ブラケットの脆弱部が変形し、スピーカを車両の後方側へと移動させる。その結果、スピーカでは、他車等の衝突物との接触が最小限に抑えられ、スピーカの破損が防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-166980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した車両用音響装置では、スピーカが、ブラケットを介して格納部の凹部内に取り付けられることで、車両の衝突時には、スピーカが、凹部内の車両の後方側へと移動可能となる。しかしながら、車両の衝突方向等の衝突状況に応じて、ブラケットの変形形状が安定せず、スピーカの車両後方側への移動量が不十分となり、スピーカが、破損してしまうという課題がある。また、ブラケットの車幅方向の片方のみが変形した場合には、スピーカは、凹部内の側壁と衝突し破損してしまうという課題もある。
【0008】
また、上記発信状態において、バンパビームの格納部の凹部内よりも前方側までスピーカを移動させることが出来ない。この構造により、車両の周辺の歩行者等へ規定値以上の通報音を届けるためには、スピーカから出力される通報音を大きくする必要がある。その結果、車室内へと侵入する通報音の音量も増大し、車室内の静粛性を実現し難いという課題がある。
【0009】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、スピーカを保持する第1のブラケットを移動させる第2のブラケットを備え、車両の衝突時にスピーカを車両の後方側へと移動させる車両用制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態である車両用制御装置は、車両の接近を周囲に通報するための通報音を出力するスピーカと、前記スピーカを保持する第1のブラケットと、前記第1のブラケットを移動可能に支持し、前記車両に固定される第2のブラケットと、前記第1のブラケットと前記第2のブラケットとを着脱自在に係止させる係止機構と、前記車両の衝突を検出する車両衝突検出装置と、前記車両衝突検出装置の検出信号に基づき前記係止機構を可動させる車両制御部と、を備え、前記車両衝突検出装置から前記検出信号が前記車両制御部に入力された場合には、前記車両制御部は、前記係止機構を可動させ、前記第1のブラケットと前記第2のブラケットとの係止状態を解消させると共に、前記第1のブラケットを前記車両の車内側へと移動させることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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