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公開番号2025079245
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191820
出願日2023-11-09
発明の名称電動工具
出願人京セラインダストリアルツールズ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B25F 5/00 20060101AFI20250514BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】ダイヤルの操作性を従来よりも向上させる。
【解決手段】電動工具(100)は、先端から後端に向かって延びた形状であって、先端側に位置する駆動部品(3)と、駆動部品(3)を駆動するモータ(6)と、駆動部品(3)よりも後端側に位置し、ユーザによって把持される把持部(1)と、第1中心軸(CA-1)を中心に回転可能であり、かつ、モータ(6)の回転数を調節可能なダイヤル(7)と、を備え、第1中心軸(CA-1)は、把持部(1)よりも先端側に位置し、かつ、モータ(6)の回転軸(AR)よりも後端側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
先端から後端に向かって延びた形状の電動工具であって、
前記先端側に位置する駆動部品と、
前記駆動部品を駆動するモータと、
前記駆動部品よりも前記後端側に位置し、ユーザによって把持される把持部と、
左右方向に延びた第1中心軸を中心に回転可能であって、かつ、前記モータの回転数を調節可能なダイヤルと、を備え、
前記第1中心軸は、前記把持部よりも前記先端側に位置し、かつ、前記モータの回転軸よりも前記後端側に位置する、電動工具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ダイヤルは、前記把持部よりも前記先端側に位置する、請求項1に電動工具。
【請求項3】
前記モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングと前記把持部とを接続する接続部と、をさらに備え、
前記ダイヤルは、前記接続部に位置する、請求項1に記載の電動工具。
【請求項4】
前記接続部は、上下方向に延びた側面を有し、
前記ダイヤルは、前記接続部の前記側面に位置する、請求項3に記載の電動工具。
【請求項5】
前記ダイヤルと前記接続部との隙間をシールするシール部品をさらに備えた、請求項3または4に記載の電動工具。
【請求項6】
前記把持部における下方の端部に位置する、前記モータの駆動と停止とを切り替えるためのスイッチトリガをさらに備え、
前記ダイヤルは、前記スイッチトリガの重心よりも前記先端側に位置する、請求項1に記載の電動工具。
【請求項7】
前記第1中心軸は、前記モータの回転軸よりも上方に位置する、請求項1に記載の電動工具。
【請求項8】
前記把持部における下方の端部に位置する、前記モータの駆動と停止とを切り替えるためのスイッチトリガをさらに備え、
前記ダイヤルは、前記スイッチトリガのセーフティーレバーの支点よりも前記先端側に位置する、請求項1に記載の電動工具。
【請求項9】
前記把持部における下方の端部に位置する、前記モータの駆動と停止とを切り替えるためのスイッチトリガをさらに備え、
前記把持部は、前記モータが駆動している状態で前記スイッチトリガの位置を固定するためのロックオンボタンを有し、
前記ダイヤルは、前記ロックオンボタンよりも前記先端側に位置する、請求項1に記載の電動工具。
【請求項10】
前記モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングの側面に位置する、被研磨物を研磨するベルトと、をさらに備え、
前記把持部は、前記後端側から前記先端側に向かって第2中心軸に沿って延びた形状であって、
前記電動工具を上方から見た場合において、前記ダイヤルは、前記第2中心軸よりも前記ベルトの近くに位置する、請求項1に記載の電動工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ベルトサンダ等の電動工具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電動工具の一例として、木工製品、金属製品等を研磨するベルトサンダが知られている。が従来技術として知られている。例えば、特許文献1には、回転数予選択装置の調節ホイールがケーシングの後方端部に設けられた手持ち式ベルトサンダが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-217093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の手持ち式ベルトサンダのような従来の電動工具では、作業中にダイヤルでモータの回転数を調節する場合、例えばケーシングを把持していない方の手の指でダイヤルを回転させなければならない。また、作業中は作業者の視線がケーシングよりもベルト側に向くところ、ダイヤルはその反対側に位置することから、作業者の視界に入り難く作業者にとって見え辛い。このように、従来の電動工具は、ダイヤルの操作性の面で改善の余地がある。
【0005】
本開示の一態様は、ダイヤルの操作性が従来よりも向上した電動工具を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電動工具は、先端から後端に向かって延びた形状の電動工具であって、前記先端側に位置する駆動部品と、前記駆動部品を駆動するモータと、前記駆動部品よりも前記後端側に位置し、ユーザによって把持される把持部と、左右方向に延びた第1中心軸を中心に回転可能であって、かつ、前記モータの回転数を調節可能なダイヤルと、を備え、前記第1中心軸は、前記把持部よりも前記先端側に位置し、かつ、前記モータの回転軸よりも前記後端側に位置する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、ダイヤルの操作性が従来よりも向上した電動工具を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る電動工具を示す左側面図である。
一実施形態に係る電動工具を示す上面図である。
図1に示す電動工具のIII-III線矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態に係る電動工具について、図面を用いて説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部品のみを簡略化して示したものである。したがって、前述の電動工具は、本明細書にて参照する各図に示されていない任意の構成部品を備え得る。また、各図中の各部品の寸法は、実際の構成部品の寸法および各部品の寸法比率等を忠実に表したものではない。
【0010】
〔電動工具の構成〕
図1から図3を参照して、本実施形態に係る電動工具100の構成について説明する。図1は、電動工具100を示す左側面図である。図2は、電動工具100の上面図である。図3は、図1に示す電動工具100のIII-III線矢視断面図である。本明細書では、電動工具100の例として手持ち式のベルトサンダを挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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