TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025072081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182596
出願日2023-10-24
発明の名称アクチュエータ支持部材
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B25J 17/00 20060101AFI20250430BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】本発明の目的は、ロボットアームの幅を抑制することが可能なアクチュエータ支持部材を提供することにある。
【解決手段】アクチュエータ支持部材30は、ロボット100の第1関節部84を駆動する第1アクチュエータ12を支持する第1支持部31と、ロボット100の第2関節部85を駆動する第2アクチュエータ22を支持する第2支持部32と、を備えたアクチュエータ支持部材である。第1支持部31および第2支持部32は、第1アクチュエータ12の第1出力軸線L1と第2アクチュエータ22の第2出力軸線L2がねじれの位置となるように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ロボットの第1関節部を駆動する第1アクチュエータを支持する第1支持部と、前記ロボットの第2関節部を駆動する第2アクチュエータを支持する第2支持部と、を備えたアクチュエータ支持部材であって、
前記第1支持部および前記第2支持部は、前記第1アクチュエータの第1出力軸線と前記第2アクチュエータの第2出力軸線がねじれの位置となるように構成されるアクチュエータ支持部材。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記第1支持部および前記第2支持部は、前記第1出力軸線および前記第2出力軸線に直交する方向から見たときに、前記第1アクチュエータと前記第2アクチュエータが重なるように構成される、請求項1に記載のアクチュエータ支持部材。
【請求項3】
前記第1支持部は、前記第1アクチュエータの外周を保持する第1筒状部と、前記第1アクチュエータを軸方向から支持する第1軸方向支持部と、を有する、請求項1に記載のアクチュエータ支持部材。
【請求項4】
前記第2支持部は、前記第2アクチュエータの外周を保持する第2筒状部と、前記第2アクチュエータを軸方向から支持する第2軸方向支持部と、を有する、請求項3に記載のアクチュエータ支持部材。
【請求項5】
前記第1筒状部と前記第2筒状部を連結する連結部を有する、請求項4に記載のアクチュエータ支持部材。
【請求項6】
前記連結部は、前記第1筒状部と接続される第1接続部が前記第2筒状部と接続される第2接続部よりも肉厚である、請求項5に記載のアクチュエータ支持部材。
【請求項7】
前記第2支持部は、ロボットアーム部材を連結するアーム連結部を有し、前記アーム連結部は、前記第2筒状部よりも外径が小さい、請求項4に記載のアクチュエータ支持部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータ支持部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
関節によって駆動される複数のロボットアームを有する多関節ロボットが知られている。例えば、特許文献1には、中間部材、中間アームおよびモジュール形手首を、3つの関節モジュールで連結した産業用ロボットが記載されている。関節モジュールは、モータと減速機とを含んで構成されており、減速機の出力側に固定されたロボットアームが、減速機の固定側に対して回動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2598137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、第1のロボットアームと第2のロボットアームとを2つの関節を介して接続するタイプのロボットでは、第1のロボットアームと第2のロボットアームとが2つの関節の配置の制約から離れて配置されていた。このため、第1のロボットアームと第2のロボットアームとの幅が大きくなり、ロボットの配置スペースを小さくすることが難しかった。このような背景において、特許文献1には、ロボットアームの幅を抑制するという観点からは十分な開示がなされていない。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、ロボットアームの幅を抑制することが可能なアクチュエータ支持部材を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のアクチュエータ支持部材は、ロボットの第1関節部を駆動する第1アクチュエータを支持する第1支持部と、ロボットの第2関節部を駆動する第2アクチュエータを支持する第2支持部と、を備えたアクチュエータ支持部材であって、第1支持部および第2支持部は、第1アクチュエータの第1出力軸線と第2アクチュエータの第2出力軸線がねじれの位置となるように構成される。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ロボットアームの幅を抑制することが可能なアクチュエータ支持部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るアクチュエータ支持部材を備えたロボットを斜めに視た斜視図である。
図1のロボットの正面図である。
図1の第2関節ユニットを示す斜視図である。
図1の第2関節ユニットを示す別の斜視図である。
図3のアクチュエータ支持部材を示す斜視図である。
図3のアクチュエータ支持部材を示す別の斜視図である。
図3のアクチュエータ支持部材の正面図である。
図3のアクチュエータ支持部材の背面図である。
図3のアクチュエータ支持部材の右側面図である。
図3のアクチュエータ支持部材の左側面図である。
図3のアクチュエータ支持部材の平面図である。
図3のアクチュエータ支持部材の底面図である。
関節部で接続されたロボットアーム部材の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

OMC株式会社
ロボット
1か月前
株式会社クレスコ
補助吸着具
1か月前
株式会社ダイヘン
移動体
今日
トヨタ自動車株式会社
関節機構
2日前
株式会社不二越
ロボット
28日前
株式会社エビス
腰ベルト用連結具
1か月前
個人
深孔スリーブ駆動ロッド構造
1か月前
東京都公立大学法人
対象物把持装置
11日前
学校法人五島育英会
アーム機構
2日前
個人
バール
1か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
1か月前
株式会社イノウ
給油口キャップ用開閉具
29日前
庄内機械株式会社
釘打装置
15日前
株式会社アイエイアイ
グリッパー
17日前
株式会社PILLAR
チューブ保持治具
7日前
住友重機械工業株式会社
ロボット
22日前
川崎重工業株式会社
制動システム
28日前
株式会社不二越
垂直多関節ロボット
29日前
オークラ輸送機株式会社
ハンド装置
10日前
アイホン株式会社
ネジ締めカウントシステム
1か月前
株式会社マキタ
電動作業機
3日前
トヨタ自動車東日本株式会社
搬送治具
15日前
株式会社マキタ
電動作業機
3日前
株式会社リコー
多関節ロボット
1日前
芝浦機械株式会社
双腕ロボット
21日前
トヨタ自動車株式会社
荷姿影響緩和方法
18日前
株式会社ダイヘン
ロボット制御システム
今日
パナソニック株式会社
工具
29日前
株式会社デンソーウェーブ
ロボット制御システム
1か月前
パナソニック株式会社
工具
29日前
住友重機械工業株式会社
ロボット及びカバー
22日前
株式会社マキタ
電動工具
15日前
学校法人法政大学
装着型アシスト装置
1か月前
アピュアン株式会社
エアー式衝撃工具
1か月前
個人
回転移動式工具ホルダ
9日前
三菱電機株式会社
トルク締め個所検出システム
1か月前
続きを見る