TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025078388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190921
出願日2023-11-08
発明の名称処理装置、処理方法、及び、処理プログラム
出願人日本電信電話株式会社,NTTテクノクロス株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約【課題】植物等の対象物の元素含有量を非破壊で簡易かつ高精度に予測可能な技術を提供する。
【解決手段】処理装置1は、高次元の画像に含まれる対象物のデータに関する1つ以上の特徴量と、前記対象物に含まれる元素及び元素含有量と、を用いて、元素含有量を予測するための予測モデルの学習を行う回帰分析部(学習部)14を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
高次元の画像に含まれる対象物のデータに関する1つ以上の特徴量と、前記対象物に含まれる元素及び元素含有量と、を用いて、元素含有量を予測するための予測モデルの学習を行う学習部を備える処理装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記特徴量は、前記高次元の画像に関する特徴量の平均値以外の1つの特徴量又は2つ以上の相異なる特徴量である請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
学習済みの前記予測モデルを用いて元素含有量を予測する予測部を備える請求項1に記載の処理装置。
【請求項4】
処理装置で行う処理方法において、
高次元の画像に含まれる対象物のデータに関する1つ以上の特徴量と、前記対象物に含まれる元素及び元素含有量と、を用いて、元素含有量を予測するための予測モデルの学習を行う処理方法。
【請求項5】
請求項1乃至3のいずれかに記載の処理装置としてコンピュータを機能させる処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、処理方法、及び、処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
植物の生育状態を把握するためには、植物の元素含有量を知ることが重要である。例えば、植物を破砕して燃焼させて元素含有量を測定する燃焼法による元素分析がある(非特許文献1)。しかし、植物の破壊検査を要するため、植物の生育下で連続的に元素含有量を測定することは困難である。そこで、ハイパースペクトルカメラで植物のスペクトルを観測し、スペクトルデータを用いて非破壊で植物の元素含有量を予測する方法がある(非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
松本、外1名、“「有機化合物の元素分析」について -分子式決定のプロセスとその現状-”、化学と教育、63巻12号、2015年、p.608-p.611
Katherine Meacham-Hensold、外10名、“Plot-level rapid screening for photosynthetic parameters using proximal hyperspectral imaging”、Journal of Experimental Botany、Vol.71、No.7、2020年、p.2312-p.2328、Available at: https://doi.org/10.1093/jxb/eraa068
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献2では、ハイパースペクトル画像に含まれる対象物領域のスペクトルデータの平均値を当該対象物領域でのスペクトルデータの特徴量とし、これを複数波長で実施して得られた各波長のスペクトルデータの特徴量を使用する。
【0005】
しかしながら、ハイパースペクトル画像では特定波長の反射率が植物の部位別に異なるため、広い対象物領域内(植物全体内)でスペクトルデータ(スペクトル強度)にばらつきがあり、スペクトル強度の平均値を当該対象物領域でのスペクトルデータの特徴量として使用すると、元素含有量の予測精度を損なう可能性があった。
【0006】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、植物等の対象物の元素含有量を非破壊で簡易かつ高精度に予測可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の処理装置は、高次元の画像に含まれる対象物のデータに関する1つ以上の特徴量と、前記対象物に含まれる元素及び元素含有量と、を用いて、元素含有量を予測するための予測モデルの学習を行う学習部を備える。
【0008】
本開示の一態様の処理方法は、処理装置で行う処理方法において、高次元の画像に含まれる対象物のデータに関する1つ以上の特徴量と、前記対象物に含まれる元素及び元素含有量と、を用いて、元素含有量を予測するための予測モデルの学習を行う。
【0009】
本開示の一態様の処理プログラムは、上記処理装置としてコンピュータを機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、植物等の対象物の元素含有量を非破壊で簡易かつ高精度に予測可能な技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
今日
日本電信電話株式会社
測定装置、測定方法、及び測定プログラム
2日前
日本電信電話株式会社
処理装置、処理方法、及び、処理プログラム
2日前
日本電信電話株式会社
処理装置、処理方法、及び、処理プログラム
2日前
日本電信電話株式会社
算出装置、算出システム、算出方法、及びプログラム
7日前
日本電信電話株式会社
学習装置、シミュレーション装置、学習方法、シミュレーション方法、及びプログラム
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置、情報処理装置の動作方法、及び情報処理装置のプログラム
今日
個人
非正規コート
1か月前
個人
物品給付年金
7日前
個人
政治のAI化
2日前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
20日前
個人
在宅介護システム
20日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
28日前
キヤノン株式会社
通信装置
8日前
有限会社ノア
データ読取装置
1か月前
個人
電話管理システム及び管理方法
29日前
個人
広告提供システムおよびその方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
今日
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
3日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
個人
日誌作成支援システム
1か月前
株式会社CROSLAN
支援装置
20日前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
2日前
シャープ株式会社
電子機器
2日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
20日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
2日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
2日前
ひびきの電子株式会社
認証システム
22日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
ポイント還元付き配送システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
1か月前
オベック実業株式会社
接続構造
1か月前
続きを見る