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公開番号
2025078361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190861
出願日
2023-11-08
発明の名称
シールドコネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/533 20060101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】組付け性を損なうことなくハウジングのクリープ変形を抑制することができるシールドコネクタを提供すること。
【解決手段】シールドコネクタ1は、相手側コネクタに嵌合される嵌合部11を有するハウジング10と、嵌合部11と反対側の開口部に組付けられるカバー30と、開口部の内周側シール面とカバー30の外周側シール面31との間をシールする環状のシール部材50と、開口部を覆うようにハウジング10に外嵌されるアッパシールドシェル61と、開口部の外側に対応するハウジング10の外周面10aに沿って配設される複数のリブ17と、アッパシールドシェル61がハウジング10に組み付けられた際、開口部の開口端部におけるリブ17の端部のみが接触して開口部の拡径方向の変形を抑制するようにアッパシールドシェル61の内面に突設された当て面70と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジングと、
前記嵌合部と反対側の開口部に組付けられるカバーと、
前記開口部の内周側シール面と前記カバーの外周側シール面との間をシールする環状のシール部材と、
前記開口部を覆うように前記ハウジングに外嵌されるシールドシェルと、
前記開口部の外側に対応する前記ハウジングの外周面に沿って配設され、前記シールドシェルの組付け方向に沿って延びる複数のリブと、
前記シールドシェルが前記ハウジングに組み付けられた際、前記開口部の開口端部における前記リブの端部のみが接触して前記開口部の拡径方向の変形を抑制するように前記シールドシェルの内面に突設された当て面と、
を備えるシールドコネクタ。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記シールドシェルは、前記ハウジングの後面における前記開口部を覆うように前記ハウジングに組付けられるアッパシールドシェルと、前記ハウジングの前面における前記嵌合部を除いた部分を覆うように前記ハウジングに組付けられるロアシールドシェルとから構成され、
前記アッパシールドシェルが、前記ハウジングの後面を覆う底板部と、前記底板部の周縁に垂設されて前記ハウジングの側面を覆う周壁とを有する、
請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記当て面は、前記底板部と前記周壁との入隅部における前記周壁の内面に突出形成されている、
請求項2に記載のシールドコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1~3に開示されているように、機器のケースに装着されるシールドコネクタは、電線の端末に接続された端子を収容して機器側コネクタ(相手側コネクタ)に嵌合される嵌合部と、端子に接続される電線が嵌合部の嵌合方向と交差する方向から導入される電線導入部とを有する略L字状に形成された合成樹脂製のハウジングを備える。ハウジングは、嵌合部と反対側に作業孔(開口部)が形成されており、作業孔にはカバーが装着されている。そして、導電性を有する金属製のシールドシェルが、ハウジングの外側を覆っている。
【0003】
カバーの外周側シール面には、作業孔の内周面(内周側シール面)に密着してハウジングの内部をシールするシールリング(環状のシール部材)が組み付けられている。カバーは、作業孔に装着されることで、作業孔からハウジング内に水などが浸入しないように保護している。即ち、シールリングは、作業孔の内周側シール面とカバーの外周側シール面との間をシールしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-86150号公報
特開2015-82466号公報
特開2022-2194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、作業孔の内周側シール面は、高温環境下においてシールリングの反力を受けることによって外側へクリープ変形が発生すると、シール圧の低下を招く可能性がある。そこで、作業孔の外側に対応するハウジングの外周面に沿って複数のリブを配設し、内周側シール面のクリープ変形を抑制することが考えられる。
【0006】
しかしながら、ハウジングの外周部にシールドシェルの組付け方向に沿って延びるリブを設けると、シールドシェルにハウジングを組み付ける際にリブがシールドシェルに強く接触し、組付けに必要な力が増加して作業性を低下させる虞がある。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組付け性を損なうことなくハウジングのクリープ変形を抑制することができるシールドコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジングと、
前記嵌合部と反対側の開口部に組付けられるカバーと、
前記開口部の内周側シール面と前記カバーの外周側シール面との間をシールする環状のシール部材と、
前記開口部を覆うように前記ハウジングに外嵌されるシールドシェルと、
前記開口部の外側に対応する前記ハウジングの外周面に沿って配設され、前記シールドシェルの組付け方向に沿って延びる複数のリブと、
前記シールドシェルが前記ハウジングに組み付けられた際、前記開口部の開口端部における前記リブの端部のみが接触して前記開口部の拡径方向の変形を抑制するように前記シールドシェルの内面に突設された当て面と、
を備えるシールドコネクタ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、組付け性を損なうことなくハウジングのクリープ変形を抑制することができるシールドコネクタを提供できる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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