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公開番号
2025078267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190707
出願日
2023-11-08
発明の名称
自動列車運転装置
出願人
九州旅客鉄道株式会社
,
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60L
15/40 20060101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約
【課題】列車の無駄な加速や減速を抑制し、列車の省エネ運転や列車の乗り心地の向上に寄与することのできる自動列車運転装置を提供する。
【解決手段】自動列車運転装置1は、運転パターンを生成するパターン生成部15と前記運転パターンに従って列車を制御する走行制御部16とを含む。走行制御部16は、減速対象(駅や速度制限区間)の手前に設置されて前記減速対象に関連する情報を列車の車上子5に送信する地上子から情報を受信することにより、あるいは、列車の現在速度が列車の現在位置から所定距離先の前記運転パターン上の速度よりも大きい場合に、列車の前方に減速対象が存在することを予測して列車の加速を停止するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
運転パターンに従って列車を制御する自動列車運転装置であって、
前記列車の前方に減速対象が存在することを予測して前記列車の加速を停止する、自動列車運転装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記列車の前方に前記減速対象が存在することを予測したときの前記列車の速度が所定の速度判定値よりも大きい場合に前記列車の加速を停止する、請求項1に記載の自動列車運転装置。
【請求項3】
前記減速対象の手前に設置されて前記減速対象に関連する情報を前記列車に送信する地上子から情報を受信することにより、前記列車の前方に前記減速対象が存在することを予測して前記列車の加速を停止する、請求項1又は2に記載の自動列車運転装置。
【請求項4】
次駅への進入許可情報又は進入不許可情報を前記列車に対して最初に送信する地上子から情報を受信することにより、前記列車の前方に前記減速対象が存在することを予測する、請求項3に記載の自動列車運転装置。
【請求項5】
駅における前記列車の定位置停止制御に用いられる情報を前記列車に対して最初に送信する地上子から情報を受信することにより、前記列車の前方の前記減速対象が存在することを予測する、請求項3に記載の自動列車運転装置。
【請求項6】
前記列車の現在速度が前記列車の現在位置から所定距離先の前記運転パターン上の速度よりも大きい場合に前記列車の前方に前記減速対象が存在することを予測して前記列車の加速を停止する、請求項1又は2に記載の自動列車運転装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転パターンに従って列車を制御する自動列車運転装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自動列車運転装置の一例として、特許文献1に記載された列車運転制御装置が知られている。特許文献1に記載された列車運転制御装置は、列車の走行する線路の所定の線区情報を記憶する、地上装置に設けられた線区情報記憶手段と、前記地上装置に記憶されている所定の線区情報を車上に向けて送信する送信手段と、送信されてきた所定の線区情報に基づいて所定の運転パターンを作成する、前記線路を走行する列車に搭載された車上装置に設けられた運転パターン作成手段と、作成された所定の運転パターンに基づいて列車を加減速制御する制御手段と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-66988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
列車の自動運転において、列車は、通常、運転パターンに追随するように加減速制御される。したがって、列車の速度が目標速度である運転パターン上の対応速度よりも低い場合、列車は加速制御されることになる。しかし、例えば列車の前方に列車の減速を要する減速対象(駅や速度制限区間など)が存在する場合に列車を加速させると、その後すぐに列車を減速させる必要が生じ得る。このような列車の加速及び減速は、無駄な加速や減速となり得、列車の省エネ運転や列車の乗り心地の観点などから好ましくないため、できるだけ抑制することが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、列車の無駄な加速や減速を抑制し、列車の省エネ運転や列車の乗り心地の向上に寄与することのできる自動列車運転装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、運転パターンに従って列車を制御する自動列車運転装置が提供される。提供される自動列車運転装置は、前記列車の前方に減速対象が存在することを予測して前記列車の加速を停止するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、列車の無駄な加速や減速を抑制し、列車の省エネ運転や列車の乗り心地の向上に寄与することのできる自動列車運転装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る自動列車運転装置が搭載された列車の概略構成を示す図である。
実施形態に係る自動列車運転装置の機能構成例を示すブロック図である。
実施形態に係る自動列車運転装置のパターン生成部で生成される運転パターンの一例を示す図である。
実施形態に係る自動列車運転装置が搭載された列車が走行する走行路の一例を示す図である。
実施形態に係る自動列車運転装置の走行制御部で実行される列車の加速制御の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る自動列車運転装置の走行制御部が列車を加速制御しているときに行う処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る自動列車運転装置の走行制御部が列車を加速制御しているときに行う処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る自動列車運転装置1が搭載された列車Tの概略構成を示す図である。図1において、列車Tは、予め定められた走行路Rを走行する各種の車両である。本実施形態において、列車Tは、レール上を例えば鉄輪で走行する車両(鉄道車両)である。ただし、列車Tは、鉄道車両に限定されず、専用軌道上をゴムタイヤ等で走行する車両であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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