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公開番号2025078178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190562
出願日2023-11-08
発明の名称センタ装置、車載装置および安否確認システム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250513BHJP(信号)
要約【課題】車内映像がオフ状態に設定されている場合であっても、車内映像を用いた乗員の安否確認を実現可能にすること。
【解決手段】実施形態に係るセンタ装置は、車載装置から車両の挙動に関する車両情報を受信し、上記車両情報から異常発生を検知した場合に車載装置の車室内のカメラ映像を要求し、車載装置からこの要求に対する応答がない場合には、上記車室内のカメラ映像を強制的に送信する制御信号を送信し、車載装置から上記車室内のカメラ映像を取得するコントローラ、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車載装置から車両の挙動に関する車両情報を受信し、
前記車両情報から異常発生を検知した場合に前記車載装置の車室内のカメラ映像を要求し、
前記車載装置から前記要求に対する応答がない場合には、
前記車室内のカメラ映像を強制的に送信する制御信号を送信し、
前記車載装置から前記車室内のカメラ映像を取得するコントローラ、
を備えるセンタ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記車両情報として予め決められた強加速度を検知した通知を受信した場合に、前記車載装置に対して通話接続を行う、
請求項1に記載のセンタ装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記車室内のカメラ映像を撮像する車内カメラのオン状態またはオフ状態に応じて段階的に前記車両の乗員に対する安否確認のための安否確認処理を実行する、
請求項2に記載のセンタ装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記車内カメラがオン状態である場合よりも、前記オフ状態である場合の方がプライバシー保護の優先度を上げた前記安否確認処理を実行する、
請求項3に記載のセンタ装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記車内カメラがオフ状態である場合に、前記乗員の前記安否確認処理に対する応答がある場合よりも該応答がない場合の方がプライバシー保護の優先度を下げた前記安否確認処理を実行する、
請求項3に記載のセンタ装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記車内カメラがオン状態である場合に、前記車載装置から前記車室内のカメラ映像を受信し、
少なくとも前記通話接続による音声および前記車室内のカメラ映像を用いた前記安否確認処理を実行する、
請求項3に記載のセンタ装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記車内カメラがオフ状態である場合に、前記車載装置に対し、前記乗員による対話操作が可能な対話画面を送信する、
請求項3に記載のセンタ装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記通話接続を介した音声による前記乗員との対話または前記対話操作による前記乗員との対話の可否を判定し、対話可能であると判定した場合に、前記通話接続による音声または前記対話操作による前記安否確認処理を実行する、
請求項7に記載のセンタ装置。
【請求項9】
前記コントローラは、
前記通話接続を介した前記乗員の発話が予め決められた時間以上ない場合に、対話不可であると判定する、
請求項8に記載のセンタ装置。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記通話接続を介した前記乗員の発話が音声認識による解釈不可である場合に、対話不可であると判定する、
請求項8に記載のセンタ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、センタ装置、車載装置および安否確認システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両が事故等によって緊急状態に陥った場合に、例えば車両に搭載された車載装置から通報センタへ通報する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、車両の加速度が予め決められた閾値を超えた場合に、衝突事故など衝撃が大きい事故が発生したと推定して通報センタへ通報がなされる。
【0003】
また、こうした場合、例えばカメラ映像に基づいて、車両の乗員の安否確認が行えることが好ましい。この点に関しては、車室内のカメラ映像(以下、適宜「車内映像」と言う)を第三者が遠隔監視する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。こうした技術を用いることにより、車内映像を用いた乗員の安否確認は可能であると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-176566号公報
特開2023-007135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術には、車内映像がオフ状態に設定されている場合であっても、車内映像を用いた乗員の安否確認を実現可能にするうえで、さらなる改善の余地がある。
【0006】
例えば、車両の乗員は、プライバシー保護を優先させて、車内映像を撮像する車内カメラをオフ状態に設定することがある。この場合、通報センタへ車内映像を送信することはできず、事故等が起こっても、通報センタのオペレータが車内映像を用いた乗員の安否確認を行うことは難しい。
【0007】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、車内映像がオフ状態に設定されている場合であっても、車内映像を用いた乗員の安否確認を実現可能にすることができるセンタ装置、車載装置および安否確認システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の一態様に係るセンタ装置は、車載装置から車両の挙動に関する車両情報を受信し、前記車両情報から異常発生を検知した場合に前記車載装置の車室内のカメラ映像を要求し、前記車載装置から前記要求に対する応答がない場合には、前記車室内のカメラ映像を強制的に送信する制御信号を送信し、前記車載装置から前記車室内のカメラ映像を取得するコントローラ、を備える。
【発明の効果】
【0009】
実施形態の一態様によれば、センタ装置のコントローラは、車載装置から車両情報として例えば強い衝撃に対応する加速度を受信した場合に、車載装置から車室内のカメラ映像が取得できなければこれを強制的に送信させる制御信号を車載装置へ送信する。車載装置は、この制御信号に応じて車室内のカメラ映像を強制的にセンタ装置へ送信し、センタ装置のコントローラは、この車載装置から強制的に送信された車室内のカメラ映像を取得する。これにより、センタ装置のコントローラは、乗員がプライバシー保護のために車内カメラをオフ状態に設定している場合であっても、例えば乗員が重篤な状態であると推定される状況等に車室内のカメラ映像を取得することができる。すなわち、実施形態の一態様によれば、車内映像がオフ状態に設定されている場合であっても、車内映像を用いた乗員の安否確認を実現可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る安否確認方法の概要説明図である。
図2は、実施形態に係る安否確認システムの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係るドライブレコーダの構成例を示す図である。
図4は、実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係るオペレータ端末の構成例を示す図である。
図6は、実施形態に係る安否確認システムが実行する処理シーケンスを示す図(その1)である。
図7は、実施形態に係る安否確認システムが実行する処理シーケンスを示す図(その2)である。
図8は、対話画面の具体例を示す図(その1)である。
図9は、対話画面の具体例を示す図(その2)である。
図10は、対話画面の具体例を示す図(その3)である。
図11は、実施形態に係る安否確認システムが実行する処理シーケンスを示す図(その3)である。
図12は、通知画面の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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