TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025077835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190325
出願日2023-11-07
発明の名称体感温度調節システム、体感温度調節方法、及びプログラム
出願人フルタ電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A01K 1/00 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】畜産動物を暑さによるストレスから守ることが可能な体感温度調節システム、体感温度調節方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】体感温度調節システム200は、温湿度センサ201と、送風機2と、制御回路210と、を備える。温湿度センサ201は、動物を飼育する施設の温度及び湿度に関する測定を行って温湿度データを取得する。送風機2は、動物に対して送風し、送風する風向及び回転数を変更可能である。制御回路210は、温湿度センサ201が取得した温湿度データから動物の体感温度を算出し、算出した体感温度が基準値より高い場合に、送風機2の風向と回転数とを変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動物を飼育する施設の温度及び湿度に関する測定を行って温湿度データを取得する温湿度センサと、
前記動物に対して送風し、送風する風向及び回転数を変更可能な送風機と、を備え、
前記温湿度センサが取得した前記温湿度データから前記動物の体感温度を算出し、算出した前記体感温度が基準値より高い場合に、前記送風機の風向と回転数とを変化させる制御回路と、を備える、
体感温度調節システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御回路は、前記体感温度が前記基準値より高い場合に、前記体感温度を前記基準値以下にする前記送風機の回転数を算出し、前記送風機を算出した回転数で運転させる、
請求項1に記載の体感温度調節システム。
【請求項3】
前記送風機は、回転駆動することで前記送風機の風向を変更する回転機構を含む、
請求項1又は2に記載の体感温度調節システム。
【請求項4】
前記回転機構は、鉛直方向に平行な第1軸と、前記第1軸に垂直な第2軸とを軸に回転駆動する、
請求項3に記載の体感温度調節システム。
【請求項5】
前記制御回路は、前記体感温度が前記基準値より高い場合に、前記送風機の風向を前記動物に向ける前記回転機構の駆動量を算出し、
前記回転機構は、前記制御回路が算出した駆動量で駆動して前記送風機の風向を前記動物に向ける、
請求項1又は2に記載の体感温度調節システム。
【請求項6】
前記制御回路は、前記体感温度が前記基準値以下である場合に、前記送風機の回転数を前記施設の気温に基づいて変化させる、
請求項1又は2に記載の体感温度調節システム。
【請求項7】
前記温湿度センサは乾湿球温度計を含み、前記温湿度データは乾球温度と湿球温度とを含む、
請求項1又は2に記載の体感温度調節システム。
【請求項8】
前記施設は開放型牛舎であり、前記動物は牛である、
請求項1又は2に記載の体感温度調節システム。
【請求項9】
動物を飼育する施設の温度及び湿度に関する測定を行って温湿度データを取得し、
取得した前記温湿度データから前記動物の体感温度を算出し、算出した前記体感温度が基準値より高い場合に、前記動物に対して送風する送風機の風向と回転数とを変化させる、
体感温度調節方法。
【請求項10】
コンピュータに、
動物を飼育する施設の温度及び湿度に関する測定を行って温湿度データを取得させ、
取得させた前記温湿度データから前記動物の体感温度を算出させ、算出させた前記体感温度が基準値より高い場合に、前記動物に対して送風する送風機の風向と回転数とを変化させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、体感温度調節システム、体感温度調節方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建屋の柱、梁、又は構築物の支持体に片持ち式に取付け、水平方向に回転可能かつ俯角調整可能とし、風を建物の全方向に送風、又は一方向にのみ送風することを可能とした畜産用の送風機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-50953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
畜産動物は体感温度が高い場合にストレスを受けることが知られており、ストレスを受けない体感温度を維持することが望ましい。特許文献1に記載の技術によれば、畜産用の建物に送風することで家畜の体感温度を下げることはできるが、畜産動物の体感温度に応じた送風を行うことはできず、畜産動物の体感温度を適切に調節することはできないという課題があった。
【0005】
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであって、畜産動物を暑さによるストレスから守ることが可能な体感温度調節システム、体感温度調節方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る体感温度調節システムは、
動物を飼育する施設の温度及び湿度に関する測定を行って温湿度データを取得する温湿度センサと、
前記動物に対して送風し、送風する風向及び回転数を変更可能な送風機と、を備え、
前記温湿度センサが取得した前記温湿度データから前記動物の体感温度を算出し、算出した前記体感温度が基準値より高い場合に、前記送風機の風向と回転数とを変化させる制御回路と、を備える、
ことを特徴とする。
【0007】
前記制御回路は、前記体感温度が前記基準値より高い場合に、前記体感温度を前記基準値以下にする前記送風機の回転数を算出し、前記送風機を算出した回転数で運転させても良い。
【0008】
前記送風機は、回転駆動することで前記送風機の風向を変更する回転機構を含んでも良い。
【0009】
前記回転機構は、鉛直方向に平行な第1軸と、前記第1軸に垂直な第2軸とを軸に回転駆動しても良い。
【0010】
前記制御回路は、前記体感温度が前記基準値より高い場合に、前記送風機の風向を前記動物に向ける前記回転機構の駆動量を算出し、
前記回転機構は、前記制御回路が算出した駆動量で駆動して前記送風機の風向を前記動物に向けても良い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
昆虫捕獲器
1か月前
個人
トラップタワー
1か月前
個人
飼槽
今日
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
育苗培地
5日前
井関農機株式会社
収穫作業機
1か月前
個人
ペット用デンタルおもちゃ
1か月前
個人
害虫捕獲装置
5日前
有限会社小林工業
エビ養殖設備
27日前
株式会社猫壱
首輪
26日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
4日前
個人
ペット用排泄物収納袋取付具
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
住友化学株式会社
植物病害防除方法
7日前
株式会社LIXIL
検知装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
飛行体
1か月前
株式会社ダイイチ
海苔網の酸処理船
18日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
移植機
4日前
平岡織染株式会社
防虫間仕切りシート
25日前
池田食研株式会社
腹足類の駆除忌避剤
18日前
株式会社丹勝
TK防草植込式緑化工法
5日前
松山株式会社
草刈作業機
18日前
平岡織染株式会社
防虫間仕切りシート
1か月前
株式会社サタケ
穀物タンクの換気装置
19日前
ニシム電子工業株式会社
散布装置
18日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
東都興業株式会社
シート開閉装置
1か月前
株式会社シマノ
釣竿及び着脱部材
5日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
18日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
18日前
クミアイ化学工業株式会社
粒状農薬組成物
5日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
18日前
東工コーセン株式会社
幼齢木保護具
5日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
5日前
続きを見る