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公開番号
2025077702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190091
出願日
2023-11-07
発明の名称
コンバイン
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01D
69/00 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】安心して操作することができるコンバインを提供する。
【解決手段】コンバイン1は、座席10と、作業部40と、第1検知部81と、制御部60とを備える。座席10は、作業者が着座する。作業部40は、作業対象に対して作業する刈取部41と脱穀部42とフィードチェン43とを含む。第1検知部81は、座席10への作業者の着座と非着座とを検知する。制御部60は、作業者の指示に基づき作業部40を制御する。制御部60は、第1検知部81が非着座を検知している場合、指示に基づく作業部40の作動を制限する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者が着座する座席と、
作業対象に対して作業する作業部と、
前記座席への前記作業者の着座と非着座とを検知する検知部と、
前記作業者の指示に基づき前記作業部を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記検知部が前記非着座を検知している場合、前記指示に基づく前記作業部の作動を制限する、コンバイン。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記作業者の操作を受け付け、前記操作に応じた指示を前記制御部に入力する操作部をさらに備え、
前記制御部は、
前記操作部が操作された後に前記検知部が前記作業者の前記着座を検知した場合、前記指示に基づく前記作業部の作動を制限する、請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記制御部は、前記操作部が操作された後に前記検知部が前記作業者の前記着座を検知した場合、前記着座を検知した後の前記作業者による前記操作部の再操作を条件として前記作業部を作動させる、請求項2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記作業部は、
穀稈を刈り取る刈取部と、
前記穀稈を脱穀する脱穀部と
を有し、
前記コンバインは、
前記作業部を駆動する駆動源と、
前記駆動源から前記刈取部に向かう動力を断続させる刈取クラッチと、
前記駆動源から前記脱穀部に向かう動力を断続させる脱穀クラッチと、
前記作業者の操作を受け付け、前記操作に応じた指示を前記制御部に入力する操作部と
をさらに備え、
前記操作部は、作業操作部を含み、
前記作業操作部は、第1位置と第2位置と第3位置とに操作され、
前記第1位置は、前記脱穀クラッチを介して前記脱穀部に動力が伝達され、前記刈取クラッチを介して前記刈取部に動力が伝達される位置を示し、
前記第2位置は、前記脱穀クラッチを介して前記脱穀部に動力が伝達され、前記刈取部に伝達される動力を前記刈取クラッチが遮断する位置を示し、
前記第3位置は、前記脱穀部に伝達される動力を前記脱穀クラッチが遮断し、前記刈取部に伝達される動力を前記刈取クラッチが遮断する位置を示し、
前記作業者の操作は、前記作業操作部の前記第1位置への操作を含み、
前記制御部は、
前記作業部の作動中に前記検知部が前記非着座を検知した場合、前記脱穀部に伝達される動力と前記刈取部に伝達される動力とを遮断し、
前記検知部により前記非着座が検知された後に前記着座が再度検知された場合、前記作業操作部が前記第3位置に操作された後に前記第1位置に操作されることを条件として前記作業部を作動させる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記コンバインは、前記作業者の操作を受け付け、前記操作に応じた指示を前記制御部に入力する操作部をさらに備え、
前記操作部は、主変速操作部を含み、
前記主変速操作部は、前進位置と中立位置と後退位置とに操作され、
前記作業者の操作は、前記主変速操作部の前記前進位置への操作を含み、
前記制御部は、
前記検知部により前記非着座が検知された後に前記着座が再度検知された場合、前記主変速操作部が前記中立位置から前記前進位置に操作されることを条件として前記作業部を作動させる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記コンバインは、前記作業者の操作を受け付け、前記操作に応じた指示を前記制御部に入力する操作部をさらに備え、
前記操作部は、副変速操作部を含み、
前記副変速操作部は、前記コンバインの走行速度を第1速度に設定する第1設定位置と、前記コンバインの走行速度を前記第1速度よりも低い第2速度に設定する第2設定位置と、前記コンバインの走行速度を前記第2速度よりも低い第3速度に設定する第3設定位置と、前記コンバインの走行状態を中立状態に設定する第4設定位置とに操作され、
前記作業者の操作は、前記副変速操作部の前記第4設定位置への操作を含み、
前記制御部は、
前記検知部により前記非着座が検知された後に前記着座が再度検知された場合、前記副変速操作部を前記第4設定位置以外の位置から前記第4設定位置に操作することを条件として前記作業部を作動させる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項7】
前記作業部を駆動する駆動源をさらに備え、
前記制御部は、
前記検知部により前記非着座が検出された後に前記着座が再度検出された場合、前記駆動源の回転数が判定閾値以上の回転数となった後、前記判定閾値よりも低い回転数となることを条件として前記作業部を作動させる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項8】
前記作業部は、
穀稈を刈り取る刈取部と、
前記穀稈を脱穀する脱穀部と、
前記穀稈を前記刈取部から前記脱穀部に搬送するフィードチェンと
を有し、
前記制御部は、前記作業者の指示に基づき、前記刈取部、前記脱穀部、および前記フィードチェンを駆動する注油モードを実行し、
前記注油モードは、前記刈取部と、前記脱穀部と、前記フィードチェンとに注油するモードを示す、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の動力車両の前後進切換装置は、機体の前後進切換を電気的に検出し、スイッチと、制御手段とを有する。スイッチは、座席に配置され、運転者である作業者の有無を検出する。制御手段は、作業者が離席している場合、機体の前後進切換を中立状態に保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-280976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、コンバインは、前後進する走行部に加えて、作業対象に対して作業する作業部を有する。作業部は、例えば、脱穀部、或いは刈取部である。回転部分に対する注油時のように、作業者がコンバインの座席から離席して、コンバインの外で作業する場合、不測の事態を招く虞がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、不測の事態を回避できるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るコンバインは、座席と、作業部と、検知部と、制御部とを備える。前記座席には、作業者が着座する。前記作業部は、作業対象に対して作業する。前記検知部は、前記座席への前記作業者の着座と非着座とを検知する。前記制御部は、前記作業者の指示に基づき前記作業部を制御する。前記制御部は、前記検知部が前記非着座を検知している場合、前記指示に基づく前記作業部の作動を制限する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、不測の事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るコンバインの概要図である。
コンバインの制御ブロック図である。
座席の第1ポジションを示す斜視図である。
第1ポジションと第2ポジションとを比較した側面図である。
非着座状態での座席ベースの内部の状態を示す図である。
着座状態での座席ベースの内部の状態を示す図である。
座席ベースを示す斜視図である。
操作部の配置を示す平面図である。
コンバインの作業モードの作動開始条件を示す表である。
制御部の処理の一例を示すフローチャートの一部である。
制御部の処理の一例を示すフローチャートの残部である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1、図2を参照して、本実施形態に係る作業車両について説明する。図1は、本実施形態に係るコンバイン1の概要図である。図2は、コンバイン1の制御ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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