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公開番号2025077690
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190073
出願日2023-11-07
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】安定して運転者の着座を検知する。
【解決手段】圃場を走行する田植機1は、車体部11と、運転座席25と、着座センサ43とを備える。運転座席25は、車体部11に配置される。着座センサ43は、運転座席25の姿勢を検知する。運転座席25は、運転者が着座する座面部251aと、座面部251aの前方側の第1端部251Fを支持する支持部251Aと、支持部251Aから後方に向かって延びる腕部253とを有する。支持部251Aは、座面部251aの後方側の第2端部251Rが上下方向に移動可能に第1端部251Fを回転可能に支持し、腕部253の後方側の端部が上下方向に移動可能に腕部253の前方側の端部を回転可能に支持する。腕部253は、第1端部251Fの回転に連動して回転する。着座センサ43は、腕部253の位置に基づいて、運転座席25の姿勢を検知する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
圃場を走行する作業車両であって、
車体部と、
前記車体部に配置される座席と、
前記座席の姿勢を検知する検知部と
を備え、
前記座席は、
運転者が着座する座面部と、
前記座面部のうち前方側の第1端部を支持する支持部と、
前記支持部から後方に向かって延びる腕部と
を有し、
前記支持部は、
前記座面部の後方側の第2端部が上下方向に移動可能に前記第1端部を回転可能に支持し、
前記腕部の後方側の端部が上下方向に移動可能に前記腕部の前方側の端部を回転可能に支持し、
前記腕部は、前記座面部の前記第1端部の回転に連動して回転し、
前記検知部は、前記腕部の位置に基づいて、前記座席の姿勢を検知する、作業車両。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記腕部に連結され、前記車体部の前後方向に交差する左右方向に延びる伸長部を更に有し、
前記伸長部は、前記前後方向において、前記検知部に対応する位置に設けられる、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記腕部は、
前記左右方向の一方側に位置する第1腕部と、
前記左右方向の他方側に位置する第2腕部と
を有し、
前記伸長部は、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する、請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記検知部は、前記車体部に配置され、前記支持部から後方に離れて位置する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項5】
前記腕部は、前記支持部より後方において前記座面部の下面に接触する接触部を更に有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項6】
前記座面部と前記車体部との間に設けられ、前記座面部を上方に向けて付勢する弾性部材を更に備え、
前記弾性部材の前記座面部側の端部は、前記弾性部材の前記車体部側の端部より前方に位置する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の作業車両に用いられるエンジン制御装置は、座席の着座部分である座部の下面側に、座席への着座を検出するシートスイッチを配置し、シートスイッチの検出結果に応じてエンジンを制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-148036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているような座部は、着座姿勢などにより座部が傾いたり変形したりする可能性がある。この場合、座部とシートスイッチとの位置関係に応じて、座部座席への着座を正しく検出できず、シートスイッチの検出処理が不安定になる可能性がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、安定して運転者の着座を検知することが可能な作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る作業車両は、圃場を走行する。本発明に係る作業車両は、車体部と、座席と、検知部とを備える。前記座席は、前記車体部に配置される。前記検知部は、前記座席の姿勢を検知する。前記座席は、座面部と、支持部と、腕部とを有する。前記座面部は、運転者が着座する。前記支持部は、前記座面部のうち前方側の第1端部を支持する。前記腕部は、前記支持部から後方に向かって延びる。前記支持部は、前記座面部の後方側の第2端部が上下方向に移動可能に前記第1端部を回転可能に支持する。前記支持部は、前記腕部の後方側の端部が上下方向に移動可能に前記腕部の前方側の端部を回転可能に支持する。前記腕部は、前記座面部の前記第1端部の回転に連動して回転する。前記検知部は、前記腕部の位置に基づいて、前記座席の姿勢を検知する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、安定して運転者の着座を検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における田植機の側面図である。
本実施形態における田植機のブロック図である。
本実施形態における運転座席を示す斜視図である。
図3の運転座席から座席シートを取り除いた状態を示す図である。
運転座席に運転者が着座していない状態での座席ベースの内部の状態を示す図である。
運転座席に運転者が着座している状態での座席ベースの内部の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1及び図2を参照して、本実施形態に係る田植機1について説明する。図1は、本実施形態における田植機1の側面図である。図2は、本実施形態における田植機1のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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