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公開番号
2025077305
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189393
出願日
2023-11-06
発明の名称
V型内燃機関の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F02D
41/04 20060101AFI20250512BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】バブリング音の発生に寄与しない未燃燃料が排気通路に排出されることを抑える。
【解決手段】内燃機関1は、気筒の点火順序が不等間隔になるように設定される8気筒のV型内燃機関である。制御装置100は、アクセルオンからアクセルオフに移行した場合にバブリング制御を実行する。この制御装置100は、全気筒のうちで吸入空気量が最も多くなる気筒及び吸入空気量が最も少なくなる気筒ではバブリング制御の実行中における燃料の供給を禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
気筒の点火順序が不等間隔になるように設定される8気筒のV型内燃機関に適用されて、アクセルオンからアクセルオフに移行した場合にバブリング制御を実行する制御装置であって、
全気筒のうちで吸入空気量が最も多くなる気筒及び吸入空気量が最も少なくなる気筒では前記バブリング制御の実行中における燃料の供給を禁止する
V型内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、V型内燃機関の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に記載されているように、気筒配列がV型の内燃機関が知られている。また、特許文献2に記載されているように、良好なスポーツサウンドを確保するためにバブリング制御を実行する内燃機関が知られている。バブリング制御は、アクセルオンからアクセルオフに移行した場合に、燃料カットを行うことなく点火時期を大幅に遅角させた状態で混合気の燃焼を継続する制御である。このようにして点火時期を大幅に遅角させることにより半失火状態を生み出すと、未燃ガスが排気通路内で燃焼することにより、スポーツサウンドの一種である炸裂音が発生するようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-84599号公報
特開2022-74885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、気筒の点火順序が不等間隔になる8気筒のV型内燃機関において、上記バブリング制御を実行するとバブリング音の発生に寄与しない未燃燃料が排気通路に排出されるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのV型内燃機関の制御装置は、気筒の点火順序が不等間隔になるように設定される8気筒のV型内燃機関に適用されて、アクセルオンからアクセルオフに移行した場合にバブリング制御を実行する制御装置である。この制御装置は、全気筒のうちで吸入空気量が最も多くなる気筒及び吸入空気量が最も少なくなる気筒では前記バブリング制御の実行中における燃料の供給を禁止する。
【発明の効果】
【0006】
このV型内燃機関の制御装置は、バブリング音の発生に寄与しない未燃燃料が排気通路に排出されることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態における内燃機関の気筒配列を示す模式図である。
同実施形態における内燃機関及び制御装置の構成を示す模式図である。
気筒の空燃比とバブリング燃焼の発生回数との関係を気筒毎に示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、V型内燃機関の制御装置の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<内燃機関の気筒配列>
図1に示すように、内燃機関1は、8つの気筒を有するV型内燃機関である。
【0009】
内燃機関1の第1バンク1Aには、1番気筒#1、3番気筒#3、5番気筒#5、及び7番気筒#7といった4つの気筒が順番に直列にて配設されている。
内燃機関1の第2バンク1Bには、2番気筒#2、4番気筒#4、6番気筒#6、及び8番気筒#8といった4つの気筒が順番に直列にて配設されている。
【0010】
<内燃機関及び制御装置の構成>
図2に示すように、内燃機関1の各気筒(図2には1つの気筒を図示)では、吸気通路3に繋がる吸気ポート3aを通じて燃焼室2に空気が吸入されるとともに、燃料噴射弁4から噴射された燃料が燃焼室2に供給される。空気及び燃料で構成される混合気に対して点火プラグ5による点火が行われると、混合気が燃焼してピストン6が往復移動し、内燃機関1の出力軸であるクランクシャフト7が回転する。本実施形態のクランクシャフト7の形状は、クロスプレーンである。このクロスプレーンのクランクシャフト7を備える8気筒のV型内燃機関では、気筒の点火順序が不等間隔になるように設定される。すなわち、内燃機関1において気筒の点火順序は、1番気筒#1、8番気筒#8、7番気筒#7、2番気筒#2、4番気筒#4、3番気筒#3、6番気筒#6、5番気筒#5の順になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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