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公開番号2025086196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023200099
出願日2023-11-27
発明の名称リスク評価システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約【課題】幅のある作業期間に亘っての作業リスクを評価できるリスク評価システムを提供すること。
【解決手段】リスク評価システムは、作業員にとって接触リスクを生じ得るリスク対象物から一定範囲をリスク範囲として設定し、予め定められた設定期間に含まれる、該リスク範囲に対する該作業員の干渉期間の集積値を算出し、該算出結果に基づき該設定期間における該作業員の作業危険度を評価するようにした。リスク評価システムは、機械学習を用いて上記処理を行うようにしてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
作業員にとって接触リスクを生じ得るリスク対象物から一定範囲をリスク範囲として設定し、
予め定められた設定期間に含まれる、該リスク範囲に対する該作業員の干渉期間の集積値を算出し、
該算出結果に基づき該設定期間における該作業員の作業危険度を評価するリスク評価システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明はリスク評価システムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、作業員にとって接触リスクを生じ得るリスク対象物の周辺に該作業員が近づいた場合に、作業員に対するアラートを行うシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－２２８６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１は特定のタイミングのみのリスク検出するものであるが、幅を持った作業期間全体においてどの程度作業員がリスクに曝されていたかは分からないという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一実施形態のリスク評価システムは、作業員にとって接触リスクを生じ得るリスク対象物から一定範囲をリスク範囲として設定し、予め定められた設定期間に含まれる、該リスク範囲に対する該作業員の干渉期間の集積値を算出し、該算出結果に基づき該設定期間における該作業員の作業危険度を評価するようにした。
【発明の効果】
【０００６】
本開示のリスク評価システムによれば、幅のある作業期間に亘っての作業リスクを評価できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施の形態にかかるリスク評価システムの一例を示すフローチャートである。
オーバーラップ状態を示す略図である。
リスク表示の一例を示す略図である。
リスクと暴露の関係を示すグラフである。
リスクエリアの一例を示す略図である。
リスクの存在分布を考慮した人の動きの一例を示す略図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
本実施の形態
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図１は、本実施の形態にかかるリスク評価システムの一例を示すフローチャートである。
【０００９】
まずステップＳ１０１において、人と危険源にそれぞれＩＤが割り付けられる。そしてステップＳ１０２に進む。
【００１０】
ステップＳ１０２において、人の位置と危険源を含むリスクエリアの範囲がオーバーラップしたか否か判断する。図２は、オーバーラップ状態を示す略図である。図２において、危険源２０１は、周囲にリスクエリア２０２が設定されている。ここで、作業員２０３の位置は、リスクエリア２０２の範囲とオーバーラップしている。他方、作業員２０４の位置は、リスクエリア２０２の範囲とオーバーラップしていない。人の位置と危険源を含むリスクエリアの範囲がオーバーラップした場合、ステップＳ１０３に進む。人の位置と危険源を含むリスクエリアの範囲がオーバーラップしていない場合、ステップＳ１０７に進む。
（【００１１】以降は省略されています）

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