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公開番号2025077264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189330
出願日2023-11-06
発明の名称車両
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60K 11/04 20060101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約【課題】冷却性能に加えて空力特性が確保された車両を提供する。
【解決手段】車両10の空気導入部13は、車体11の内部に導入される空気が通過する。第1熱交換器14は、空気導入部13から導入された空気と熱交換する。第2熱交換器15は、空気導入部13から導入された空気と熱交換する。第2排出風路162は、第2熱交換器15と熱交換した後の空気が流通する。空気排出部17は、第2排出風路162を流通した空気が車外に排出される。第2排出風路162の一部は、車両幅方向に沿って形成される。空気排出部17は、タイヤ18よりも前方側であり、且つ、タイヤハウス19よりも車両幅方向における内側に配設される。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
車体の前面部を開口することで形成され、前記車体の内部に導入される空気が通過する空気導入部と、
前記空気導入部から導入された前記空気と熱交換するように構成された第1熱交換器と、
前記第1熱交換器とは別体であり、前記空気導入部から導入された前記空気と熱交換するように構成された第2熱交換器と、
前記第2熱交換器と熱交換した後の前記空気が流通する排出風路と、
前記排出風路を流通した前記空気が車外に排出される空気排出部と、を具備し、
前記排出風路の一部は、車両幅方向に沿って形成され、
前記空気排出部は、タイヤよりも前方側であり、且つ、タイヤハウスよりも車両幅方向における内側に配設されることを特徴とする車両。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記排出風路は、エアガイドとアンダーカバーとの間に形成され、
前記空気排出部は、前記タイヤと前記アンダーカバーとの間に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記空気排出部は、前記アンダーカバーの後端側部分に形成された切欠部であることを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記空気導入部から導入された前記空気は、前記第1熱交換器および前記第2熱交換器の両方に送風され、
前記第1熱交換器と熱交換した前記空気と、前記第2熱交換器と熱交換した前記空気とは、異なる風路を経て車外に放出されることを特徴とする請求項1に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の熱交換器を備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両にはラジエタやコンデンサ等の熱交換器が備えられている。これらの熱交換器は、送風を受けることで熱交換し、エンジンまたは冷媒を冷却することができる。ここで、熱交換器への送風は、例えば、車両が走行することで発生する走行風である。
【0003】
近年、ラジエタ等の熱交換器とは別に、インタークーラ等の小型熱交換器を備えた車両が登場してきている。係る事項は、特許文献1等に記載されている。
【0004】
特許文献1では、インタークーラを冷却した空気が排出される空気排出口を、エンジンルームの前部の下部においてインタークーラよりも下方に設けている。更に、空気排出口の一部を、インタークーラよりも後方に位置し、空気導入口からエンジンルーム内に導入した空気を、エンジンルームの外へ排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-58639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した特許文献に記載された発明では、冷却性能に加えて空力特性を確保する観点から改善の余地があった。
【0007】
具体的には、特許文献1に記載された発明では、インタークーラを冷却した空気を車両下方に放出させる事項が記載されている。しかしながら、冷却後の空気を車両下方の任意の箇所に放出させると、走行時において車両下方の流れが乱れてしまい、空力特性が悪化する課題があった。
【0008】
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、冷却性能に加えて空力特性が確保された車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態に係る車両は、車体の前面部を開口することで形成され、前記車体の内部に導入される空気が通過する空気導入部と、前記空気導入部から導入された前記空気と熱交換するように構成された第1熱交換器と、前記第1熱交換器とは別体であり、前記空気導入部から導入された前記空気と熱交換するように構成された第2熱交換器と、前記第2熱交換器と熱交換した後の前記空気が流通する排出風路と、前記排出風路を流通した前記空気が車外に排出される空気排出部と、を具備し、前記排出風路の一部は、車両幅方向に沿って形成され、前記空気排出部は、タイヤよりも前方側であり、且つ、タイヤハウスよりも車両幅方向における内側に配設されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態に係る車両によれば、第2熱交換器と熱交換した後の空気を、効果的に排出することができる。即ち、空気排出部から排出された空気の大部分が、タイヤハウスの負圧を用いて効果的に吸い出される。更に、空気排出部から排出された空気が、車両下面側に流出することを抑制できる。このことから、空気排出部から排出された空気が、走行時において車両下面に発生する床下主流と干渉することがなく、走行時における空力特性を低下させることが無い。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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