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公開番号2025077226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189258
出願日2023-11-06
発明の名称動物管理システム、分析装置、及びコンピュータプログラム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類A61B 5/113 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】動物の安静時のバイタルサインを取得する技術を提供する。
【解決手段】動物管理システム10は、安静時における動物の状態を非接触で検知するための検知装置50と、動物の状態を分析する分析装置103と、を備える。分析装置103は、検知装置50による検知結果に基づいて、安静時における動物のバイタルサインを算出するバイタルサイン算出部と、バイタルサイン算出部により算出されたバイタルサインに基づいて生成された提供情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
安静時における動物の状態を非接触で検知するための検知装置と、
前記動物の状態を分析する分析装置と、
を備え、
前記分析装置は、
前記検知装置による検知結果に基づいて、安静時における前記動物のバイタルサインを算出するバイタルサイン算出部と、
前記バイタルサイン算出部により算出されたバイタルサインに基づいて生成された提供情報を出力する出力部と、
を備える
動物管理システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記検知装置は、前記動物が安静に滞在可能に構成された設備又は前記設備の近傍に設置される
請求項1に記載の動物管理システム。
【請求項3】
前記設備は、前記動物が身体を隠すための側壁又は天井を備え、
前記検知装置は、前記設備の内部に滞在する前記動物の状態を前記側壁又は天井に設けられた開口から検知可能に設置される
請求項2に記載の動物管理システム。
【請求項4】
前記設備は、天井に開口を有し、
前記検知装置は、前記設備の上方から前記開口を通して前記動物の状態を検知する
請求項3に記載の動物管理システム。
【請求項5】
前記検知装置は、前記設備が設置された設置面に着脱自在に設置可能に構成される
請求項2から4のいずれか1項に記載の動物管理システム。
【請求項6】
安静時における動物の状態を非接触で検知するための検知装置により検知された検知結果に基づいて、安静時における前記動物のバイタルサインを算出するバイタルサイン算出部と、
前記バイタルサイン算出部により算出されたバイタルサインに基づいて生成された提供情報を出力する出力部と、
を備える
分析装置。
【請求項7】
複数の時点における検知結果の中から安静時に検知された検知結果を抽出する安静時データ抽出部を備える
請求項6に記載の分析装置。
【請求項8】
前記バイタルサイン算出部は、算出されたバイタルサインの所定期間の平均値又は中央値を算出する
請求項6又は7に記載の分析装置。
【請求項9】
前記提供情報は、算出されたバイタルサインの値、変化量、変化率、或いはバイタルサインの変化傾向を表すテキスト、グラフ、又は図を含む
請求項6又は7に記載の分析装置。
【請求項10】
前記バイタルサイン算出部により算出された前記動物の安静時のバイタルサインに基づいて前記動物の異常を検知する異常検知部を備える
請求項6又は7に記載の分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動物の状態を管理するための動物管理システム、分析装置、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
猫や犬などの動物が昔から広く飼養されているが、近年は、動物を大切な家族の一員として共に暮らす人が増えている。動物は体調などを自己で適切に管理することができないし、自己の不調を飼養者に言葉で訴えることもできないので、飼養者が動物の体調を適切に管理する必要がある。動物の呼吸などのバイタルサインを測定する技術として、特許文献1には、送受信アンテナやホーンからなるセンサユニットを飼育小屋に設け、飼養される動物の呼吸、心拍、酸素濃度を非接触で検知する動物用非接触式生体監視装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-151455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動物のバイタルサインに基づいて動物の体調を管理するにあたって、動物の安静時のバイタルサインを測定することが重要であることを本発明者らは認識した。動物の周囲に人や他の動物がいたり、動物の周囲で音が発生していたりして、動物が興奮状態となっていると、バイタルサインに影響が出る。安静時のバイタルサインを正確に把握しなければ、バイタルサインに基づいて動物の状態を的確に把握することはできない。また、動物の体調が悪化して獣医師に診せる際に、獣医師がより的確に動物の状態を把握するためには、そのときのバイタルサインを普段の安静時のバイタルサインと比較できるようにしておくことが有益である。
【0005】
本開示は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、動物の安静時のバイタルサインを取得する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の動物管理システムは、安静時における動物の状態を非接触で検知するための検知装置と、動物の状態を分析する分析装置と、を備える。分析装置は、検知装置による検知結果に基づいて、安静時における動物のバイタルサインを算出するバイタルサイン算出部と、バイタルサイン算出部により算出されたバイタルサインに基づいて生成された提供情報を出力する出力部と、を備える。
【0007】
本開示の別の態様は、分析装置である。この装置は、安静時における動物の状態を非接触で検知するための検知装置により検知された検知結果に基づいて、安静時における動物のバイタルサインを算出するバイタルサイン算出部と、バイタルサイン算出部により算出されたバイタルサインに基づいて生成された提供情報を出力する出力部と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る動物管理システムの構成を示す図である。
猫が安静に滞在することが可能に構成された棚装置の構成を示す図である。
棚部材の構成を示す図である。
棚部材の構成を示す図である。
棚部材の構成を示す図である。
棚部材の構成を示す図である。
検知装置の例を示す図である。
本体と支持部の接触面を示す図である。
分析装置の機能構成を示す図である。
バイタルサインを算出する方法を説明するための図である。
管理者端末の機能構成を示す図である。
分析装置から管理者端末に提供される提供情報の例を示す図である。
分析装置から管理者端末に提供される提供情報の例を示す図である。
分析装置から管理者端末に提供される提供情報の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施の形態として、動物の安静時のバイタルサインを取得して動物の状態を管理する技術について説明する。動物は、猫、犬、鳥、魚、小動物など、人が飼養又は管理可能な任意の動物であってよいが、ここでは、猫を例にとって説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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